【京都 蔦屋書店】石を素材とした表現の限界に挑戦するアーティスト、浅香弘能による彫刻展を3月9日(土)より開催。
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/38840-1221390217.html
京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都髙島屋S.C.[T8]5F・6F)では、アーティスト浅香弘能の作品展を2024年3月9日(土)~3月26日(火)の期間に6F アートスクエアにて開催します。本展では、「KASHOUMON」「KABUKIMON」2シリーズを展示します。
概要
浅香弘能は、京都造形芸術大学美術学科を卒業後、国内外多数の個展・グループ展で20年以上にわたり、石を素材とした様々な彫刻作品を発表してきました。刃物作りが盛んな大阪府堺市で育ち、幼い頃から伝統的な日本刀作りに慣れ親しんできたことが今の作品制作につながっていると言います。
このたび、昨年秋の銀座 蔦屋書店での展示に続き、京都 蔦屋書店でも、浅香を代表する2シリーズ「KASHOUMON」「KABUKIMON」の同時展示を行います。
真のリアルとはなにかを追求し、まるで発泡スチロールのように石を彫り込んだ「KASHOUMON」シリーズからは、作家が円空仏のダイナミックな痕跡や手跡からインスピレーションを受けて、大理石を丁寧に彫り上げた石仏〈円空〉の新作を発表します。硬く重い天然素材の石を用いて、柔らかく軽い人工素材の発泡スチロールを表現した、人間の固定概念をくつがえすような視覚的効果を利用した超写実的な具象彫刻です。一方、“武士道と反骨精神”をテーマにして、刀をモチーフに石を極限まで削り出した「KABUKIMON」シリーズは、近代日本を形作ってきた何世紀にもわたる伝統に敬意を払いながら、彫刻の伝統的な美しさとサブカルチャー風の想像力を融合させた唯一無二の作品です。本展では大理石に水墨で龍と虎を描いた新作〈太刀壱〉を公開します。
本展に寄せて
石を彫り出す際、不要な部分を削るプロセスでしか造形することは出来ない。つまり、後から何かを加えることはできない。このようなプロセスの決定性は、不運にも修行や敬意を重んじる侍の生き方に酷似している。武士は、一つの失敗が命取りになる。同じように、石を彫る行為を通じて、浅香は、侍が常に死を意識しているということを伝えています。それは、石という素材で表現できる限界に挑戦する試みの一環であり、石の神に対しての反骨精神の極みといえるかもしれません。この哲学は、申し分のないテクニックで作り出される彼のダイナミックな作品に集約され、国内外でますます注目を浴びています。(YOD Gallery)
作品の販売について
会場展示作品は、店頭・アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて販売します。
店頭|3月9日(土)10:00販売開始
OIL by 美術手帖|3月12日(火)11:00~3月26日(火)18:00の期間に販売
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/1131
プロフィール
浅香弘能/Hiroyoshi Asaka
1977年大阪府堺市生まれ
京都造形芸術大学美術学科卒業、現在東京都在住
【主な個展】
2023年 YODGallery、銀座 蔦屋書店
2020年 髙島屋 美術画廊(大阪、新宿、日本橋)
2015年 新宿伊勢丹アートギャラリー (東京)
2014年 靖山画廊(東京)
2013年 軽井沢ニューアートミュージアム(長野)、JR名古屋高島屋 美術画廊(名古屋)
【主なグループ展】
2023年「HERO」(靖山画廊 /東京)、「Ground breaking」(YOD Gallery /大阪)
2018年「輝く異才」(アールグロリューギャラリー /東京)、「ブレイク前夜展」(六本木ヒルズ A/Dギャラリー/東京)、「輝く異才」(GINZA SIX アールグロリューギャラリー /東京)、「銀ノ雫-破-」(靖山画廊 /東京)
【主なアートフェア】
ART FAIR TOKYO(東京)、ART OSAKA(大阪)、ART MIAMI(マイアミ)、BASEL VOLTA(バーゼル)、ART FAIR PHILIPPINES(マニラ)、ART TAIPEI(台北)、ART STAGE SINGAPORE(シンガポール)など2011年~国内外のアートフェアにその他多数参加
【パブリックコレクション】
大阪市(大阪)、宗教法人大原山神社(福岡)、医療法人春日病院(神戸)、株式会社銀座英国屋(東京)、指定文化財太閤背割下水見学施設(大阪)
などその他、企業、建築施設など多数
展示詳細
浅香弘能 彫刻展
会期|2024年3月9日(土)~3月26日(火)
会場|京都 蔦屋書店 6F アートスクエア
協力|YOD Gallery
入場|無料 ※最終日のみ18時閉場
時間|10:00~20:00
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/38840-1221390217.html
京都 蔦屋書店
京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと⽂化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、⽇常のアートピースとなるような⽂具・⼯芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注⽬の現代アート作品を展⽰。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居⼼地の良い空間を提供します。
住所|〒600-8001 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号|075-606-4525
営業時間|10:00〜20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00~22:00
HP|https://store.tsite.jp/kyoto/
X|@KYOTO_TSUTAYA(https://twitter.com/KYOTO_TSUTAYA)
Instagram |@kyoto_tsutayabooks https://www.instagram.com/kyoto_tsutayabooks
Facebook|京都 蔦屋書店
https://www.facebook.com/profile.php?id=100092705685029
TTC LIFESTYLE株式会社
TTC LIFESTYLE株式会社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、髙島屋、東神開発が設⽴したアート販売における相互チャネルの活⽤、ライフスタイルコンテンツを提案する店舗の出店・運営を⾏う合弁会社です。3社の強みである「ライフスタイルや⽂化の発信・提案」に関わる合弁事業を⾏うことで、シナジーの最⼤化を⽬ざします。また、アート分野の市場開拓に取り組むとともに、魅⼒的なコンテンツの提案を通じてアートシーンの活性化および、お客様のより豊かなライフスタイルの実現に貢献してまいります。
CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像