『クレヨンしんちゃん』×双葉文庫のコラボフェア開催! “おしりしおり”付き限定カバーが登場!
クレヨンしんちゃん原作35周年を記念してコミック『クレヨンしんちゃん』と双葉文庫のコラボ「よめば?文庫フェア」が全国書店にて開催。今回のフェアには、前代未聞(⁉)の“おしりしおり”も付いている。

人気コミック『クレヨンしんちゃん』の連載開始から35周年を記念して、双葉社が手がける「双葉文庫」とのスペシャルコラボフェア「よめば?文庫フェア」が、全国の書店にて開催されている。
今回のフェアでは、双葉文庫の人気8作品が、“しんちゃん”や野原一家などおなじみのキャラクターたちをあしらったオリジナルカバーで登場。カバーのイラストやセリフはすべて、“しんちゃんワールド”全開の特別仕様となっており、ファン必見の仕上がりだ。

『優しい音楽〈新装版〉』 瀬尾まいこ
『ママの狙撃銃〈新装版〉』 荻原浩
『エレジーは流れない』 三浦しをん
『駅の名は夜明 軌道春秋Ⅱ』 髙田郁
『真相』 横山秀夫
『珠玉 』 彩瀬まる
『迷犬マジック』 山本甲士
『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』 椰月美智子
さらに注目は、各文庫に封入されているフェア限定特典「おしりしおり」。2枚のしおりを並べると、なんと“しんちゃんのおしり”が完成するというユニークな仕掛けつきで、読書のひとときに思わずクスッと笑みがこぼれるはず。

なお、ネット書店での購入にはオリジナルカバーおよび特典しおりは付属しないため、フェア参加書店での購入が必要となる。実施状況については、お近くの書店に直接お問い合わせを。
しんちゃんと文庫本が織りなす“意外な出会い”を楽しめる「よめば?文庫フェア」。読んで楽しい、並べてうれしい、そしてちょっと笑える――そんな新感覚の文庫体験を、この機会に味わってみてはいかがだろうか。
【フェア銘柄のご紹介だゾ!】
『優しい音楽〈新装版〉』 瀬尾まいこ

定価:540円 (本体491円)
混雑した駅中、彼女は驚いた様子でまっすぐ僕の方へ歩いてきた。それが僕たちの出逢いであり、恋人同士になるきっかけだった。でも、心も身体もすっかり馴染みきったある日、唐突に知ってしまう。彼女が僕に近づいた理由を――。(表題作「優しい音楽」)ちょっと不思議な交流が生みだす、温かな心の触れ合い。幸福感と爽やかな感動に包まれる短編集。
『ママの狙撃銃〈新装版〉』 荻原浩

定価:734円 (本体667円)
「もう一度、仕事をしてみないか」。二人の子どもにも恵まれ、ささやかながら幸せな日々を送る福田曜子の元に届いた25年ぶりの仕事の依頼。幼い頃にアメリカで暮らした曜子は、祖父エドからあらゆることを教わった。射撃、格闘技、銃の分解・組み立て……。そう、祖父の職業は暗殺者だった。そして曜子は、かつてたった一度だけ「仕事」をしたことがあった――。家族を守るため、曜子は再びレミントンM700を手にする。
『エレジーは流れない』 三浦しをん

定価:803円 (本体730円)
海と山に囲まれた餅湯温泉。団体旅行客で賑わったかつての面影はとうにない。のどかでさびれた町に暮らす高校2年生の怜は、母親が2人いる家庭の中で、迫りくる進路の選択や自由奔放な友人たちに振りまわされ、悩み多き日々を送っていた。そんなある日、餅湯博物館から縄文土器が盗まれる事件が発生する。
――モヤモヤした日常を吹き飛ばす、青春群像小説!
『駅の名は夜明 軌道春秋Ⅱ』 髙田郁

定価:792円 (本体720円)
妻の介護に疲れ、行政の支援からも見放された男は、長年連れ添った愛妻を連れて死に場所を求める旅に出る(表題作「駅の名は夜明」)。幼い娘を病で失った母親が、娘と一緒に行くと約束したウィーンの街に足を運ぶ。そこで起きた小さな奇跡とは?(「トラムに乗って」)。病で余命いくばくもない父親に実家を飛び出し音信不通だった息子が会いにいくと……(「背中を押すひと」)。困難や悲しみに暮れる人たちの再生を描く感涙必至の家族小説集、待望の第二弾。
『真相』 横山秀夫

定価:660円 (本体600円)
犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。――息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男が陥る疑心暗鬼の渦「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語5編を収録。人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集。
『珠玉 』 彩瀬まる

定価:726円 (本体660円)
国民的歌手だった美しい祖母は、自分とは似ても似つかず超えられない存在。常に比較されてきた歩は他人の目を恐れて目立たぬよう生きていたが、経営するファッションブランドの人気が低迷しデザイナーの相棒にも見限られ、最悪の状況に陥る。そんな折、仕事を失いかけているモデルの穣司と出会う。歩のブランドの建て直しを穣司は強引に手伝いはじめるが……。弱さを抱えた者たちが成長する姿を丁寧に描いた物語。
『迷犬マジック』 山本甲士

定価:770円 (本体700円)
家族から認知症を疑われているおじいちゃん、夜の商店街で路上ライブをする若者、理髪店を営むメタボ気味の独身中年男、会社を辞めて独り暮らしを始めたアラサー女子――。そんな四人の冴えない日常に〔マジック〕という名の犬が一匹、ひょっこり迷い込んできた。“吠えない咬まない粗相しない”三拍子そろってるのはいいけれど、飼い主は一向に見つからない毎日。困惑しつつも仕方なくマジックを預かることにした四人に、やがて小さな奇跡が訪れる。読めばほっこり心が和む、ハートフルでユーモラスな書き下ろしスーパーわんこ小説。
『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』 椰月美智子

定価:682円 (本体620円)
小6の拓人、忍、宇太佳はスケボーが大好きな仲良し三人組。新たに見つけた格好のスケボー練習場所で出会ったのが神社の管理人、田中さんだ。その日から、11歳と85歳の交流が始まった。いつも穏やかに話を聞いてくれる「マジで菩薩レベル」の優しい田中さん。だが田中さんは拓人たちと同じ11歳の頃、家族も家も失っていた。それを知った三人組は、ある行動を起こす――。第69回小学館児童出版文化賞受賞作。
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