甚大な被害が予想される南海トラフ地震に何を備えておくべきか・・・池上彰×メ～テレによる防災特別番組第10弾！「池上彰と考える！巨大自然災害から命を守れ」9月5日(日)　午後3時28分～放送

東日本大震災の翌年から、ジャーナリスト・池上彰さんとメ～テレ災害取材班が毎年制作している防災・減災特別番組の第10弾！今年は、熱海の土砂災害の発生源とされる『盛り土』を取材。

今年は、2011年に起きた「東日本大震災」から10年という節目の年です。メ～テレ（名古屋テレビ放送）では、ジャーナリスト・池上彰さんと毎年制作している特別番組 「池上彰と考える！巨大自然災害から命を守れ」の第10弾を、9月5日(日)午後3時28分から放送します。

左から：池上彰、島津咲苗メ～テレアナウンサー

池上彰さんとメ～テレの防災・減災特別番組は、「東日本大震災」の翌年から始まり、毎年放送を重ねてきました。東日本大震災の発生後、国は次に起こる大きな地震として「南海トラフ地震」を想定し、対策を進めています。今回の番組は、番組の原点をあらためて見つめ、「地震から生き残るために何をすべきか」、さまざまな段階での対策、命を守るための備え、行動について池上彰さんと考えます。

番組では毎回、池上彰さんが東海３県で防災の最新の現場を取材します。今回、池上さんが訪れたのは愛知県春日井市の住宅街です。キーワードは「盛り土」。静岡県熱海市で７月に起きた土砂災害では、違法性が疑われる盛り土が被害を拡大させたのではないか、と指摘されています。実は、盛り土された土地は、私たちの身近にもある、ということをご存じでしょうか。「盛り土はどんなところにされているのか」「盛り土は危険なのか」春日井市の現場で池上彰さんが見たものとは？

今回の「盛り土」の取材を受けて、池上さんは次のように語りました。
「現地に行って初めて分かることがあるわけですよね。今回取材した盛り土で言うと、ただ盛り土をしただけではなく、横から貼り付けている盛り土だったというようなことが分かったんです。自分の家や敷地の中のことは分かっていても、町内やその周辺をぐるっと回ってみることで新たな発見があると思うんですね。家の周りを散歩する時にでも『防災チェック』をしてみてはいかがでしょうか」

 

スタジオでは、南海トラフ地震のメカニズムや地震の揺れにより発生する液状化について、模型を使って分かりやすく解説します。今回は、災害時に全国の被災地で支援活動を行う名古屋のNPO団体の代表もゲストに招き、過去の災害支援の豊富な経験から「備えておくべきもの」「とるべき行動」などについてもアドバイスしてもらいます。
 

スタジオゲスト：左から　竹下景子、浅尾美和、井戸田潤

＜スタジオゲスト コメント＞
■竹下さん…東日本大震災から10年がたって、地震と津波の本当の恐ろしさとか、備えるべきことをこれからも繰り返し自分の中に叩き込んでおかないといけないなと強く感じました。
■井戸田さん…毎回勉強になるんですけど、盛り土と液状化について住んでいる場所を確認しないといけないなと感じました。
■浅尾さん…今回も知らなかったことをたくさん知ることができました。地震の揺れの長さについての解説は目からウロコでした。知ったことをたくさんの人に伝えたい。まずは家族から、それから近所の人、自治会の人たちに教えたいです。

＜番組概要＞
■タイトル：池上彰と考える！巨大自然災害から命を守れ～南海トラフ地震を生き抜くには～
■放送日時：2021年9月5日（日）午後3:28～4:55
■放送エリア：東海地区ローカル（愛知・岐阜・三重）
■出演：池上彰、竹下景子、井戸田潤、浅尾美和、栗田暢之（レスキューストックヤード）、島津咲苗（メ～テレアナウンサー）
■監修：福和伸夫（名古屋大学減災連携研究センター教授）
■番組サイト：https://www.nagoyatv.com/inochi_mamore10/