凸版印刷、障がい者雇用の促進を目的とする特例子会社の社名を変更
オフィスサポート事業を拡大、障がい者雇用の促進を加速 「東京都チャレンジドプラストッパン株式会社」へ
凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)の特例子会社(※1)で、障がい者雇用の促進を目的として設立された東京都プリプレス・トッパン株式会社(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:田中 茂登彦、以下 東京都プリプレス・トッパン)は、2021年10月1日に「東京都チャレンジドプラストッパン株式会社」へ社名を変更しました。また、定款を一部変更し、新たな事業内容を追加します。
(左)オフィスサポート事業、(中央)紙すき工房、(右)バリアフリー情報サイト「らくゆく®」
■ 社名変更の背景
凸版印刷は、東京都と板橋区の共同出資の第三セクター方式による重度障がい者雇用モデル企業として、1993年に東京都プリプレス・トッパンを設立し、障がい者の活躍の場を広げることを目指し、職域の開拓や環境支援を進め、雇用の確保に努めてきました。
現在は、働く障がい者一人ひとりを戦力と捉え、個性や特性を伸ばし、ともに社会的価値を創造できるよう、既存事業である製版など印刷の前工程(プリプレス)に加え、名刺入力業務やRPAを中心とするIT開発部門を強化しています。2013年に知的・精神障がい者の採用を開始し、都内に設置した各オフィスで担う「各種事務処理の代行サービス業務」を拡充することで、凸版印刷の業務効率化に貢献しています。2019年からは新たに「手すき紙の製作・加工」事業を立ち上げ、また、車いすを利用する社員自らが収集した情報を反映するバリアフリー情報サイト「らくゆく®」も2021年8月に稼働しました。
■ 東京都チャレンジドプラストッパン株式会社について
1993年6月に、凸版印刷および、東京都と板橋区の共同出資により設立された、第三セクター方式による重度障がい者雇用モデル企業です。ノーマライゼーションの理念に基づき、障がい者が地域社会の中で、その能力を十分に発揮することができる、活力ある雇用の場の提供を目的としています。
・社名について
チャレンジド(Challenged)には、障がいをマイナスとのみ捉えるのではなく、障がいを持つゆえに体験する様々な事象を自分自身のため、あるいは社会のために生かしていこう、という想いが込められており、広く提唱されています。また、プラスには「優位性がある」という意味があります。
■ 東京都チャレンジドプラストッパン 概要

名称 | 東京都チャレンジドプラストッパン株式会社 |
本店所在地 | 東京都板橋区小豆沢1-16–2 |
代表者 | 代表取締役社長 田中 茂登彦 |
事業内容 | 1. 印刷物の企画、制作、製版、印刷並びにこれらに関する情報処理業務及び各種加工 2. 出版物に使用するフォント作成業務 3. 映像、ソフトウェア、データ及び映像媒体の開発、企画、制作及び販売 4. 紙加工品の企画、製作及び販売(新設) 5. 清掃、リネンサプライ及び清掃用品の販売に関する業務(新設) |
設立年月日 | 1993年6月11日 |
資本金 | 1億円 |
大株主及び持ち株比率 | 凸版印刷 51%、東京都 39%、板橋区 10% |
URL | http://www.toppan-tpt.co.jp |
■ 代表者コメント
印刷の前工程である製版業務から始まった弊社の事業は、IT開発、書類の電子化、紙すき、オフィスサポート業務などに広がりを見せています。今後は新しい事業にも取り組みながら障がい者雇用を拡大する会社へと変革をしていきます。
■ 今後の目標
印刷に関わる事業で培った知見を生かし、トッパングループのオフィスサポート業務の提供を拡大します。また、運営するバリアフリー情報サイト「らくゆく®」のコンテンツ拡充、「手すき紙の製作・加工」など独自の事業活動を行い、障がい者雇用の拡大を目指します。
※1 特例子会社とは
障がいのある方の雇用の促進を図るために設立され、障がい者の雇用の促進等に関する法律第44 条の規定により、一定の要件を満たした上で厚生労働大臣の認可を受けている子会社のこと。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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