NEC、港区のワーケーション促進事業に参加。岩手県住田町で自然とともに新しい働き方を体験。
NECは、港区が主催する「連携自治体 ワーケーション促進事業」の枠組みで、昨年度よりワーケーションプログラムに参加しております。今年度は、岩手県住田町を訪問しました。NECは「挑戦する人の、NEC。」のもと、皆がベストを尽くせるような環境や風土改革などを積極的に進めています。その取り組みの一つとして「ワーケーション」は、異なる環境で活動することで心身のリフレッシュや社内外の多様な人とのコラボレーションを通じて新しいアイデアを生み出す機会として積極的な活用を進めております。
【ワーケーションプログラム概要】
〈日時〉
2024年10月30日(水)~11月1日(金)(2泊3日)
〈場所〉
岩手県住田町
(東京駅から水沢江刺駅まで東北新幹線で2時間半、水沢江刺駅から車で約1時間)
〈NEC参加者〉
レジリエンス事業部門
レジリエンス営業統括部 4名
レジリエンスDX統括部 4名
〈目的〉
・普段と異なる環境で業務をすることでアイデアの創出やリフレッシュに繋げる
・地域住民やメンバーとの交流、アクティビティ参加でコミュニケーションの活性化を図る
・震災地の見学や復興に関わった方々との交流を通し、震災への理解をより深め、業務へ活かす
〈プログラム概要〉一部抜粋
・東日本大震災時に使用されていた仮設住宅の木材を利用したワーキングスペースでのリモートワーク
・イコウェルすみた(住田町の仮設住宅施設)にて震災学習
・陸前高田市の津波伝承館にて震災学習
・自治体職員の方々と防災DXやワーケーションについてディスカッション
・森を歩きながら林業を営む方への防災ヒアリング・レクチャー
〈参加者の声〉
・木造のワーキングスペースは、普段のオフィス以上に温かみがあり、業務に集中できた。
・震災地を実際に訪れ、震災の被害と恐ろしさを改めて感じ、業務への責任感を感じた。
・町の方々の住田町に対する思いを聞いて感銘を受けた。
・鶏ハラミやジンギスカン、日本酒などの地元名産品や、町の方々との交流が、貴重な経験になった。
〈住田町ご担当者の声〉
レジリエンス事業部門の方々のご来町ということで、東日本大震災で甚大な被害を受けた陸前高田市の津波伝承館の見学や、当時の住田町の後方支援の様子を学習する「震災学習」のパートを設けたり、町産材を使ったKUBBをワークスペースの外に常設してチームビルディングの一環に役立てていただいたり、限られた時間内で出来るだけ多くの町民と触れ合えるような交流会を企画したりと工夫を凝らしました。
最終日の意見交換の際に頂いたアドバイスやご指摘は、町として改善すべき点が明確になり、今後も双方にとって有益なワーケーションが実施できるよう、継続してお付き合いさせていただければ幸いです。
今回は数多くある選択肢の中から、岩手県気仙郡住田町をお選び頂き、本当にありがとうございました。
このご縁がこれからも続くことを心から願っております。
〈ワーケーションの様子〉
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