手出し口出ししない子育ての極意『子どもを見守ること』発売(9/10)。
迷いながら子どもと向き合っている、すべての人へ
株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:大和 哲)は『子どもを見守ること』(田中 茂樹:著)を2025年9月10日に発売いたします。

「見守る」だけで子どもは自分で伸びていく、新しい子育ての指南書
本書は、医師・臨床心理士として20年以上にわたり多くの親子の相談を受けてきた著者が、「子どもを変えようとするのではなく、信じて見守ること」こそが、子どもの心を育て、親自身をも楽にするというメッセージを、豊富な実例と共に伝える一冊です。
◎渡辺満里奈さん推薦!
「自分自身の道を歩んでいく子どもに親ができるのは、信頼し、見守ること。難しいときもあるけれど、私の不安に寄り添い、そっと背中を支えてくれる。これはそんなお守りのような本です。」
「私が導かないと、この子は幸せになれない」その不安が親子を苦しめていませんか?
多くの子育て中の親は、「自分が助けたり導いたりしないと、子どもは将来幸せになれないのではないか」という不安を抱えています 。その思いから、つい子どもに小言を言ったり、あれこれと指示を出したりしてしまいます。しかし著者は、20年以上のカウンセリング経験と自身の4人の子育てを振り返り、「子どもを変えようとするのではなく、子どもと楽しく過ごすこと、そのほうがずっと大切だ」と言います 。
本書が提案する「見守る子育て」とは、親が先回りして問題を解決するのではありません。かといって、放っておくことでもなく、子どもが「家は安心だ」と感じられる環境を整え、子どもが何に関心を持ち、何を楽しいと思い、何に困っているのかに心を寄せる。そして、そばにいる。そのようなかかわり方を、「見守る子育て」と呼んでいます。そして、その時間こそが、将来にわたって子どもを支え続ける土台になります 。
◎「小言を言わないこと」から始めてみる
著者がカウンセリングで勧める「小言を控える」実践。それを試した親からは、「子どもが食事のあともリビングにいるようになった」 「友だちや学校のことを話してくれるようになった」 といった変化が次々と報告されます。小言をやめることで、親自身も「しっかりしないといけない」というプレッシャーから解放され、親子関係が温かいものに変わっていきます 。
目次
1 小言を言わないこと
2 おばあちゃん先生の教え
3 「どうしたいの?」と聞く前に
4 子どもを本当に励ます言葉
5 現実を受け入れるのは、子どもか、親か
6 子どもが「自分の世界」を広げ始めたら
7 なぜ、うちの子は話してくれないんだろう?
8 「今のままではダメなんですか?」
9 お話はうけたまわっておきます、という姿勢
10 反抗期を長引かせる方法
11 吹雪の中、彼は逆方向の電車に乗った
12 子どもの成長を尊いと感じること
13 それをするのは誰のため?
14 結果ばかりにこだわる子ども
15 なんでこんな無意味なことをせんとあかんねん!
16 ただ、話を聞くだけで
17 「母さんも、いつもありがとうな」
18 あいさつも、連絡も、片づけもいらない場所
19 子どもを寝かせるまでの時間は「いわば戦場」
20 ごはん一杯おかわりするならゲーム15分
21 誰の気持ちが中心になっていますか?
22 「残念!」と思ったのは、親だけだった
23 規則正しい生活じゃなくても
24 孫もワンオペ
25 子どもを叱るとき暴力はダメ
26 息子からキャンプのお誘い
27 アドバイスがしたくなったら
28 娘が家にお金を入れない
29 負けるが勝ち
30 あえて甘えさせるという育児のぜいたく
31 息子からゼロ日婚約の知らせがきたら
32 「お父さんをどうしたらいいでしょう?」
33 偏見を手放すだけで
34 理由も聞かずに味方になる
35 あけましておはよう
36 去っていく後ろ姿の強さ
37 親への感謝
著者略歴
田中茂樹(たなか・しげき)
1965 年東京都生まれ。4 歳から高校卒業まで徳島県で育つ。京都大学医学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士後期課程(心理学専攻)修了。文学博士。2010 年3 月まで仁愛大学人間学部心理学科教授、同大学附属心理臨床センター主任。2012 年3 月から、奈良市内にある佐保川診療所において、医師・臨床心理士として地域医療、カウンセリングに従事している。著書に『子どもを信じること』(さいはて社)、『子どもが幸せになることば』(ダイヤモンド社)、『去られるためにそこにいる』(日本評論社)、『子どもの不登校に向きあうとき、おとなが大切にしたいこと』(びーんずネット)などがある。
書籍概要
書名 :子どもを見守ること
著者 :田中 茂樹
発売日:2025年9月10日
判型 :四六判
頁数 :272ページ
定価 :1,760円(税込)
発行元:株式会社大和書房 https://www.daiwashobo.co.jp
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