コピー完了でも安心できない ー異常判定の6割は、コピー後にデータを確認して判明。「DATA119 Media Test」利用者が任意提供した判定済み107件を初集計

AIデータ株式会社

企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐々木隆仁、以下AIデータ社)は、USBメモリーやSDカード、外付けドライブなどを、大切なデータの保存に使用する前に、表示容量どおりに書き込み・読み取りができるかを確認する無料ツール「DATA119 Media Test」について、利用者から任意で提供された検査結果を初めて集計しました。


2026年7月15日の公開から7月31日までに、113件の検査結果が登録されました。このうち、正常または異常の判定まで完了した107件を集計対象とし、55件が異常判定、52件が正常判定となりました。

今回の集計で特に注目すべきなのは、異常判定55件のうち33件、60.0%で、書き込み工程が途中で停止せず完了した後に、データの読み取り・照合によって異常が判明したことです。


ファイルコピーの進行表示が100%になり、ファイル名やフォルダが表示されても、そのデータを正常に読み戻せるとは限りません。コピーが完了したように見えることと、データが正しく保存されていることは、分けて確認する必要があります。


また、異常判定55件のうち、表示容量と実測容量の両方を取得できた33件では、正常に利用できた容量の中央値は、表示容量の約10.0%でした。


本集計は、「DATA119 Media Test」の利用者が任意で提供した検査結果を対象としています。記録媒体を無作為に抽出した市場調査ではなく、市販されているUSBメモリーやSDカード、外付けドライブ全体の異常率を示すものではありません。

数字で見る3つの主要結果

1.利用者から提供された判定済み107件のうち、55件が異常判定

2026年7月15日から7月31日までに、利用者から113件の検査結果が登録されました。このうち、正常または異常の判定まで完了した107件を集計対象としました。

判定

件数

構成比

異常

55件

51.4%

正常

52件

48.6%

合計

107件

100.0%

ただし、この数字は、一般に流通する記録媒体107製品を無作為に選んで検査した結果ではありません。

本ツールを利用し、検査結果を任意で提供した利用者のデータを集計したものです。不具合や容量表示への疑問を持った利用者が検査した結果や、同一媒体を複数回検査した結果が含まれる可能性があります。したがって、「市販されている記録媒体の約半数が異常」という意味ではありません。

2.異常判定55件の60.0%は、書き込み完了後の確認で判明

異常判定となった55件のうち33件では、書き込み工程が途中で停止せず完了した後に、データの読み取り・照合で異常が確認されました。

異常が判明した段階

件数

割合

書き込み完了後の読み取り・照合

33件

60.0%

書き込み工程中

22件

40.0%

合計

55件

100.0%

一般的なファイルコピーでは、進行表示が100%になり、エラーメッセージが表示されなければ、利用者は「保存できた」と判断しがちです。

しかし、書き込み処理が完了したように見えても、その後の読み取りや照合で、次のような異常が確認される場合があります。

  • 書き込んだデータを正常に読み戻せない

  • 読み出したデータが元のデータと一致しない

  • 表示容量どおりにデータを保存できない

  • 一定容量を超えた部分のデータが正常に保持されない

  • 媒体を再接続するとファイルを読み出せない

今回の集計結果は、記録媒体の正常性を確認するには、データを書き込むだけでなく、書き込んだデータを読み戻し、元の内容と一致するかを確認する必要があることを示しています。

3.容量を測定できた異常例の実測中央値は、表示容量の10.0%

異常判定55件のうち、表示容量と実測容量の両方を取得できたものは33件でした。この33件では、正常に利用できた実測容量の中央値は、表示容量の約10.0%でした。

正常に利用できた容量の割合

件数

33件に占める割合

表示容量の20%以下

23件

69.7%

表示容量の10%以下

16件

48.5%

表示容量の5%以下

11件

33.3%

測定可能だった異常例のうち16件、48.5%では、正常に利用できた容量が表示容量の10分の1以下にとどまっていました。

■コピーが完了したように見えても、保存成功とは限らない

今回の集計で最も重要と考えられるのは、異常判定55件のうち33件で、書き込み工程が完了した後に異常が判明したことです。

容量表示や記録領域に異常が疑われる媒体でも、ファイルコピーを開始でき、進行表示が最後まで進み、ファイル名やフォルダが表示されることがあります。


しかし、保存されたように見えるデータが正常に保持されているとは限りません。書き込んだデータを読み戻した際に、元のデータと内容が一致しない、ファイルを開けない、一部のデータを読み出せないといった問題が発生する可能性があります。

そのため、次の状態だけでは、データが正しく保存されたとは判断できません。

  • OS上で表示容量どおりに認識されている

  • ファイルコピーを開始できる

  • コピーの進行表示が100%になる

  • エラーメッセージが表示されない

  • ファイル名やフォルダが表示される

大切なデータを保存する媒体については、実際にデータを書き込み、その後に読み戻して、元のデータと一致するかを確認することが重要です。

大容量を表示する異常例では、表示容量との差がさらに拡大

1TB以上を表示した異常例では、実測容量の中央値は2.7%

表示容量が1TB以上で、異常判定となり、表示容量と実測容量の両方を取得できたものは8件でした。

この8件では、正常に利用できた容量の中央値は、表示容量の約2.7%にとどまりました。1TB以上と表示された媒体であっても、実際に正常利用できる容量が数十GB程度しかない事例が含まれています。

表示容量が大きいほど、利用者が保存できると思い込むデータ量も増えます。そのような媒体をバックアップ先として使用した場合、保存できなかったことに気づくまでの時間が長くなり、失われる可能性のあるデータ量も大きくなります。

■表示15.25TBに対して実測8GBの事例も確認

今回の検査結果には、表示容量と実測容量に極端な差がある事例も含まれていました。

表示容量

実測容量

実測容量の割合

表示容量との差

15.25TB

8.0GB

約0.05%

約99.95%

499.9GB

7.2GB

約1.4%

約98.6%

976.5GB

14.4GB

約1.5%

約98.5%

3.81TB

58.0GB

約1.5%

約98.5%

1.90TB

29.5GB

約1.6%

約98.4%

表示15.25TBに対して実測8GBだった事例では、正常に利用できた容量は、表示容量の約0.05%、約1,900分の1でした。

※容量の比率は、元データに記録された容量値を同一単位へ換算して算出しています。表中のTB・GBおよび割合は、表示のため丸めています。

なお、ここで示す数値は、検査時に取得された表示容量と実測容量の差を示すものです。検査結果だけで、販売者の故意、詐欺行為、違法性などを認定するものではありません。


また、異常判定には、表示容量と実測容量の差だけでなく、書き込み失敗、読み取り時のデータ不一致、デバイス応答停止なども含まれます。異常判定55件のすべてが、容量偽装を意味するものではありません。

■利用者コメントから見えるデータ消失リスク

検査結果とともに任意で寄せられた利用者コメントには、単に「表示より容量が少なかった」という内容だけでなく、ファイル破損や読み出し不能に関する申告も含まれていました。以下は、利用者から提供されたコメントを要約したものです。申告された現象を、AIデータ社が同一条件で再現確認したものではありません。

●数GB以降のデータが破損したとの申告

ある利用者からは、数GBまではファイルをコピーできたものの、その後にコピーしたデータが破損し、読み出せなくなったとの申告がありました。

同じ媒体のDATA119 Media Testによる検査結果には、書き込み工程の完了後、読み取り時に異常判定が記録されています。

●一部のフォルダの中身が空になったとの申告

1TBのポータブルSSDとして購入した製品について、音楽ファイルを書き込んだところ、フォルダ自体は表示されたものの、一部のフォルダの中身が空になり、途中から書き込みもできなくなったとの申告がありました。同じ媒体の検査結果にも、異常判定が記録されています。

●コピーが途中で停止したとの申告

512GBのUSBメモリーをバックアップ用として使用した利用者からは、MP4などのファイルをコピーしている途中でエラーが発生し、コピーが停止したとの申告がありました。


同じ媒体についてDATA119 Media Testを実行した結果、書き込み工程中の異常が記録されています。記録媒体の異常による問題は、購入価格に対して利用できる容量が少ないことだけではありません。

利用者がバックアップに成功したと思い込み、元のデータを削除した後に、保存先のデータを読み出せないことが、より重大なリスクとなります。

DATA119 Media Test 開発者のコメント

今回の集計で特に重く受け止めているのは、異常判定となった媒体の約6割で、書き込み工程自体は完了していたことです。

ファイル名が表示される、コピーが100%まで進む、エラーが出ないといった状態だけでは、データが正しく保存されたとは確認できません。DATA119 Media Testは、大切なデータを保存する前に、空の媒体へ実際にテストデータを書き込み、そのデータを読み戻して、書き込んだデータと一致するかを確認するためのツールです。

重要なデータは一つの媒体だけに保存せず、複数の保存先を用意し、元のデータをすぐに削除しないことも大切です。すでにファイルが開けない、媒体が認識されない、接続が不安定、異音がするといった症状がある場合は、追加の書き込みを行わず、データ復旧サービスへご相談ください。

■調査概要

項目

内容

集計期間

2026年7月15日~7月31日

登録された検査結果

113件

正常・異常の判定済み

107件

正常判定

52件

異常判定

55件

判定結果なし

6件

対象媒体

USBメモリー、SDカード、microSDカード、外付けSSD・HDDなど

主な検査内容

表示容量の取得、データの書き込み、読み取り、データ照合、実測容量の算出

データ提供方法

利用者による任意の情報提供

調査上の注意事項

  • 本集計は、「DATA119 Media Test」の利用者が任意で提供した検査結果を対象としています

  • 無作為抽出による市場調査ではありません

  • 市販されているUSBメモリー、SDカード、外付けドライブ全体の異常率を示すものではありません

  • 不具合や容量表示に疑問を持った利用者が検査した結果が多く含まれる可能性があります

  • 同一媒体を複数回検査した結果が含まれる可能性があります

  • 107件の検査結果は、107個の異なる製品や媒体を意味するものではありません

  • 購入先、商品情報、利用時の状況などには利用者の自己申告が含まれます

  • 「異常」には、表示容量と実測容量の差だけでなく、書き込み失敗、読み取り時のデータ不一致、デバイス応答停止などを含みます

  • 異常判定55件のすべてが容量偽装を意味するものではありません。

  • 検査結果だけで、販売者の故意、詐欺行為、違法性などを認定するものではありません。

  • 表示容量とOS上の容量表示には、10進数と2進数の換算方法による差が生じる場合があります

  • セキュリティソフトの干渉、接続環境、変換アダプターなど、記録媒体以外の要因が検査結果に影響する場合があります

  • 正常判定は、検査時点で書き込み・読み取りができたことを示すものであり、将来の故障やすべての障害が発生しないことを保証するものではありません。

DATA119 Media Testについて

「DATA119 Media Test」は、USBメモリー、SDカード、microSDカード、外付けSSD・HDDなどを、大切なデータの保存に使用する前に、表示容量どおりに正常な書き込み・読み取りができるかを確認する無料ツールです。
検査用データを対象媒体へ書き込み、そのデータを読み戻して、書き込み内容と読み取り内容が一致するかを確認します。表示容量を見るだけでは分からない容量異常、一部領域の記録不良、読み取り時のデータ不一致などに気づくきっかけとして利用できます。

■主な特徴

  • 無料で利用可能

  • 会員登録、メールアドレス登録不要

  • インストール不要

  • Windows 10・Windows 11に対応

  • ダウンロード後はオフライン環境でも利用可能

  • USBメモリー、SDカード、microSDカード、外付けSSD・HDDなどに対応

  • 個人利用だけでなく、法人内での媒体確認にも利用可能

■主な検査内容

  • OS上で認識される表示容量の取得

  • 検査用データの書き込み

  • 書き込んだデータの読み取り

  • 書き込み内容と読み取り内容の照合

  • 正常に利用できた実測容量の算出

  • 一部領域の異常やデータ不一致の確認

  • 検査結果の表示・保存

法人では、情報システム部門による社内保有USBメモリーの確認、配布用媒体の事前検査、調達した記録媒体の受け入れ確認などにも利用できます。

なお、正常判定は、検査時点で書き込みと読み取りが正常に行えたことを示すものです。将来の故障や、すべての障害が発生しないことを保証するものではありません。

※本ツールは、検査対象の媒体へテストデータを書き込みます。媒体内の既存データは削除・上書きされるため、必ず空の媒体、または保存内容を消去しても問題のない媒体で実行してください。

すでにファイルが開けない、媒体が認識されない、接続が不安定、異音がするといった障害が疑われる場合は、本ツールを使用しないでください。追加の書き込みによって、保存されているデータの状態が悪化する可能性があります。

▼DATA119 Media Test https://www.data119.jp/media-test/

AOSデータ復旧サービスセンター(DATA119)について

AOSデータ復旧サービスセンターは、AIデータ社が運営するデータ復旧サービスです。「DATA119」は同サービスのブランド名であり、AOSデータ復旧サービスセンターとDATA119は別のサービスではありません。

1999年から積み重ねてきたデータ復旧の実績をもとに、HDDやSSDをはじめ、USBメモリー、SDカード、パソコン、RAID、NAS、サーバーなど、さまざまな記憶媒体や機器の障害に対応しています

他社で復旧が難しいと判断された案件にも対応し、主要メーカーとの業務提携を通じて培った技術や知見をデータ復旧に生かしています。

料金は成功報酬型で、初期相談、初期診断、見積りは無料です。復旧作業を開始する前に見積金額を提示し、復旧できた場合に料金が発生します。

検査で異常が確認された場合や、すでにファイルが開けない、媒体が認識されないなどの障害が発生している場合には、ツールによる追加検査を続けず、AOSデータ復旧サービスセンター(DATA119)へご相談ください。

▼AOSデータ復旧サービスセンター(DATA119) https://www.data119.jp/

AIデータ株式会社について

名称:AIデータ株式会社 設立:2015年4月

資本金:1億円(資本準備金15億2,500万円)

代表者:代表取締役社長 佐々木隆仁

所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F

URL:https://www.aidata.co.jp/

AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。1万社以上の企業、100万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで17年連続販売本数1位を獲得しています。

データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。

一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明™︎』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。

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会社概要

AIデータ株式会社

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町4F
電話番号
03-6683-0890
代表者名
佐々木 隆仁
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2015年04月