働く女性の6割がふるさと納税を「やっていない」!将来への備え1位は「普通預金」/『女の転職type』が働く女性にアンケート【第118回】
株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は、働く女性306名を対象に「ふるさと納税」についてアンケートを実施しました。
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-118/

■調査結果抜粋
★60%がふるさと納税をしたことがない
★ふるさと納税を始めたきっかけは「節税・お得感」が7割
★ふるさと納税をしない理由は、「面倒そう」「仕組みがわからない」がトップ
★8割の人が将来に向けて預金や投資をしている
【Q.1 ふるさと納税、したことある?】

ふるさと納税をしたことがあるか聞いたところ、「ある」39.9%、「ない」60.1%でした。およそ3人に1人がふるさと納税をしたことがあるという結果でした。

年収別の回答を見てみると、年収が高ければ高いほど「ある」の割合が多く、反対に年収が低いほど「ない」の割合が多いことがわかりました。
【Q.2 ふるさと納税を始めたきっかけは?】

※ふるさと納税をしたことがある人のみ
ふるさと納税をしたことがある人に、ふるさと納税を始めたきっかけを聞いたところ、1位「節税・お得感」72.1%、2位「返礼品が魅力的」63.1%、3位「周囲の人がやっていた・勧められた」24.6%、「社会貢献・地元や地方を応援したい」24.6%でした。
【Q.3 ふるさと納税の返礼品でよく選ぶのは?】

※ふるさと納税をしたことがある人のみ
ふるさと納税の返礼品でよく選ぶものを聞いたところ、1位「肉類」44.3%、2位「魚介類」33.6%、3位「果物・野菜」32.0%で、日常で使う食品が上位を占めました。「日用品」や「旅行・体験」など、食品以外のものを選ぶ人は少数派でした。その他のコメントには、「家電」「化粧品」「寄付」などがありました。
【Q.4 ふるさと納税をするタイミングは?】

※ふるさと納税をしたことがある人のみ
ふるさと納税をするタイミングを聞いたところ、「特に決めていない」44.0%が最も多い回答でした。頻度を決めているという人は「年に一度」42.4%が最も多く、「数か月に一度」「半年に一度」と回答した人は、合計でも約10%程でした。
【Q.5 今年のふるさと納税は、どれくらいする予定?】

※ふるさと納税をすると回答した人のみ
今年のふるさと納税は、総額いくらくらい行う予定か聞いたところ、1位「1~3万円」50.4%、2位「5000円未満」17.6%、3位「4~6万円」16.0%でした。
一方で「7~9万円」0.8%、「10万円以上」0.8%と、高額の納税をしている人はかなり少数派でした。
【Q.6 ふるさと納税をしない理由はなんですか?】

※ふるさと納税をしたことがない人のみ
ふるさと納税をしたことがない人にその理由を聞いたところ、「手続きや計算が面倒そう」52.7%、「制度の仕組みがわからない」52.2%が上位を占めました。その他のコメントとしては、「お金がない」「生活に余裕がない」などの回答がありました。
【Q.7 将来に向けて預金や投資はしてる?】

将来に向けた預金や投資など、お金の備えをしているか聞いたところ、「やっている」80.1%、「なにもやっていない」19.9%でした。

どんな方法でやっているか聞いたところ、「普通預金」86.1%がかなり多く、「NISA」36.7%、「定期預金」27.8%が続きました。「暗号資産」「債券」「不動産」などの投資をやっている人は少数派でした。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-118/
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
※本調査は「女性」と性自認している方を対象に調査を行っております。

★今回のアンケート考察★
女の転職type編集長 小林佳代子
今回の調査で、ふるさと納税の経験者は4割程度ということがわかりましたが、裏を返せば6割の人は、このお得な仕組みをまだ活用できていないともいえます。
ふるさと納税は、実質2,000円の負担だけで、税金の一部を地域の特産品に変えられるメリットの大きい仕組みです。例えば、年収300万円(独身・共働き)の方であれば、控除上限額の目安は約28,000円。この枠内なら、28,000円相当の品が手に入り、家計の大きな助けとなります。重いお米などを自宅に配送してもらえば、買い物時間と労力も節約でき、一石二鳥です。
ふるさと納税を行っていない理由として「手続きや計算が面倒そう」「仕組みがわからない」が上位でしたが、これは誤解かもしれません。給与所得者なら「ワンストップ特例制度」を利用すれば確定申告は不要。手続きは以前より格段に簡単になっています。
また、今回の調査では将来の備えとして預金や投資をしている人は8割にのぼり、働く女性がお金に関心を高く持っていることは言うまでもありません。自分らしく生きていくためには、お金を賢くコントロールする知識も大切です。すでに預金や投資で将来に備えている方は、ぜひふるさと納税もその選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。納得のいくキャリアと経済的な自立のために、ぜひお金の知識も定期的にアップデートしていきたいですね。
■調査内容:第118回「ふるさと納税、してる?」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2025年10月6日~10月16日
・有効回答数:306名
・調査対象:女の転職type会員
・調査方法: Web上でのアンケート
■データで知る「女性と仕事」一覧
働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/
■『女の転職type』とは
正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。
■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要
代表者 :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金 :5億5866万円
設立 :1993年7月8日
従業員数 :768名(2025年9月30日現在)
事業内容 :
・キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
・転職フェアの開催
・人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
・質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
・IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344)
・Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営
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