シンガポールにおけるアンモニア燃料事業の共同開発に関する覚書を締結

住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭 誠之、以下「住友商事」)とKeppel Offshore & Marine Ltd (本社:シンガポール、Managing Director:Tan Leong Peng、以下「Keppel O&M」)は、Keppel O&Mの子会社である Keppel FELSを通じて、シンガポールにおける多様なアンモニア燃料事業の実現に向けた戦略的な提携(以下「本提携」)に関する覚書を締結しました。

 

アンモニアは水素と窒素の化合物であり、燃焼時にCO2を排出しないため、火力発電や大型外航船舶の次世代燃料として注目されています。また、アンモニアは水素に比べて液化・運搬コストが低いため、水素のエネルギーキャリアとしての役割も期待されています。

住友商事とKeppel O&Mは、2020年代半ばの事業化を目標として、シンガポールでの船舶向けアンモニア燃料供給事業に取り組みます。住友商事とKeppel O&Mは、2021年3月よりシンガポールでの船舶向けアンモニア燃料供給の事業化に向けた共同検討を開始しており、本提携により、アンモニア燃料供給船建造の検討や関係当局との協議などを加速させることで、国際海運の脱炭素化に貢献していきます。

シンガポールはCO2排出量実質ゼロの達成に向けて、エネルギー消費量の削減やエネルギー効率の向上に取り組み、発電ポートフォリオのシフトを目指しています。一方で、限られた国土面積のため、大規模な再生可能エネルギーの導入には課題を抱えています。住友商事とKeppel O&Mは、シンガポールが抱える課題への解決策の一つとして、アンモニアを用いた洋上火力発電などの導入を検討します。

住友商事とKeppel O&Mは、シンガポールにおいてアンモニア燃料のバリューチェーンを構築するとともに、国際海運の脱炭素化およびシンガポールのCO2排出量実質ゼロの達成に貢献していきます。

<住友商事 エネルギーイノベーション・イニシアチブサブリーダー 森肇>
「Keppel O&Mと、船舶向けアンモニア燃料供給事業だけでなく、アンモニアを用いた包括的な事業分野においても協力できることとなり光栄です。住友商事グループが掲げる長期目標「2050年の事業活動のカーボンニュートラル化と、持続可能なエネルギーサイクル実現への挑戦」に沿って、Keppel O&Mとシンガポールにおけるアンモニア燃料事業の共同開発を進めていきます。」

<Keppel O&M Managing Director Tan Leong Peng>
「Keppel O&Mの脱炭素化への取り組み深化に向けて、住友商事との協力関係を拡大できることを嬉しく思います。Keppel O&Mは、エンジニアリングの専門知識、バンカリングの経験、新造船開発能力を活用しながら、パートナーと協力し、海事産業のためのアンモニア燃料供給エコシステムを開発しています。また、アンモニアの研究を応用して、次世代燃料発電の周辺ソリューションを推進しています。これらの取り組みは、次世代エネルギー分野で機会を掴むことも掲げた、Keppel Corporationの「Vision 2030」に沿ったものです。」

<参考情報>
■アンモニアバリューチェーンのイメージ図

 



 
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