黄金町、渡鹿野島、沖縄、秋葉原、フィリピン、タイ、シンガポール、マレーシア、チリ…10年以上をかけ、夜の街を行脚し続けた著者が女たちの日本史を紡ぐ。現場ルポの決定版『娼婦たちから見た日本』絶賛発売中!
角川書店ブランドカンパニー
人の寂しさは、人でしか救うことが出来ない――。
もの言わずに、日本各地の売春街から消えていったじゃぱゆきさんや、日本人娼婦たち。日陰に生きる彼女たちは、社会の弱者でもある。彼女たちの身に起ったことは、次に私たちに起ることである。
彼女たちは、日本人をどのように見てきたのか?そして、日本社会をどのように捉えてきたのだろうか?
黄金町、渡鹿野島、沖縄、秋葉原、フィリピン、タイ、シンガポール、マレーシア、チリetc.
10年以上をかけ、夜の街を行脚し続けた著者が、女たちの日本史を紡ぐ。現場ルポの決定版!!
――灰色の街に、彩りを娼婦たちは与える。
もの言わずに、日本各地の売春街から消えていったじゃぱゆきさんや、日本人娼婦たち。日陰に生きる彼女たちは、社会の弱者でもある。彼女たちの身に起ったことは、次に私たちに起ることである。
彼女たちは、日本人をどのように見てきたのか?そして、日本社会をどのように捉えてきたのだろうか?
黄金町、渡鹿野島、沖縄、秋葉原、フィリピン、タイ、シンガポール、マレーシア、チリetc.
10年以上をかけ、夜の街を行脚し続けた著者が、女たちの日本史を紡ぐ。現場ルポの決定版!!
――灰色の街に、彩りを娼婦たちは与える。
上原善広氏 推薦!!
「性風俗や娼婦については幅広く出版されているが、日本からマレー半島、南米までを理屈抜き、徹底した現場主義を貫いたルポは珍しいだろう。本書はまさに『娼婦巡礼』の旅である」
<本書に登場する娼婦たち>
●黄金町の盛衰を見つづけた外国人娼婦
●沈みゆく島で信仰とともに生きるタイ人娼婦
●国策に翻弄されたからゆきさんと、じゃぱゆきさん
●ジャパーニーズドリームの体現者・アニータのいま
●沖縄、フィリピン、タイ。基地の町でネオンに当たり続ける女たち
●無自覚に“お散歩JK”に入っていく秋葉原の少女
<本書の収録内容>
プロローグ――空気のように、常に娼婦たちはいた
→歴史の陰に置かれた女たち、娼婦。しかし、彼女たちは常にいた。娼婦との初めての邂逅から旅の始まりを
描く。
第一景 売春街は死に、外国人娼婦は溶けた――神奈川県横浜黄金町
→開国以来、色街と縁の深かった横浜。そこで外国人娼婦がずらりと並んで春を売っていた街があった。
黄金町である。江戸時代から戦前、そして平成まで、黄金町の栄枯盛衰を辿る。娼婦が集った街の歴史から、
日本が見える。
第二景 四百年の歴史を娼婦は灯す――三重県渡鹿野島
→売春島と一時期インターネットや雑誌媒体で名高かった島。しかし、いまでは侘びしいものである。
遊女の歴史と共に、いまの島で身体を張るタイ人娼婦を追った。
第三景 国策に娼婦は殺された――東南アジア、熊本県天草
→“タレント”として日本への渡航を願う女性たち。ミンダナオ島はじめ、貧しい島から家族の期待を担って
夜の世界に彼女たちは入っていく。かつては、日本人女性もじゃぱゆきさんとして翻弄されていた。
明治維新後、じゃぱゆきさんに外貨獲得を頼った日本は、富国強兵後、“国家の恥”と彼女たちを切り捨てた。
交錯する過去と今。
第四景 ジャパニーズドリームを娼婦は体現した――チリ、フィリピン、タイ
→アニータ。巨額のカネを日本人から貢がれたチリ人女性。娼婦たちからジャパニーズドリームの体現者と
された女性である。チリに赴き、体当たり取材を敢行し、彼女に密着取材。彼女はいま、日本を、かつて
の男たちをどう見ているのか。一文無しになった男たちの姿も追った。
第五景 娼婦は基地を抱き、基地に傷つけられる――沖縄県
→浄化され続ける日本の色街。沖縄も例外ではない。かつて栄えたちょんの間街は、往時の面影をまったく
残していない。橋下発言で揺れていたなか、沖縄の夜の街を著者は行脚する。人間の営み、娼婦たちの営
みとは?
エピローグ――灰色の街に彩りを娼婦たちは与える
→秋葉原のお散歩JKを取材。自覚なく、娼婦と同じ夜の世界へと足を踏み入れてしまう少女たちの姿。
変容する色街を見つづけたことで現れた、日本社会の姿とは?
【著者について】
八木澤 高明(やぎさわ たかあき)
1972年神奈川県横浜市生まれ。写真週刊誌フライデー専属カメラマンを経て、2004年よりフリーランス。2001年から12年まで取材した「マオキッズ 毛沢東のこどもたちを巡る旅」が第19回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。本書は10年以上にわたり、日本各地の夜の街と女たちを取材してきた著者が、現時点の集大成としてまとめあげた一作である。他書に『黄金町マリア 横浜黄金町路上の娼婦たち』『写真録 さらば中国』(ミリオン出版)、『ネパールに生きる 揺れる王国の人びと』(新泉社)、『フクシマ2011、沈黙の春』『フクシマ物語 幸四郎の村』(新日本出版社)がある。
【書籍概要】
『娼婦たちから見た日本』
八木澤 高明 著
発売 2014年7月10日
定価 1700円(税抜)
⾴数 320⾴
体裁 四六上製
ISBN 978-4-04-101387-8-C0095
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=321301000080
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◆本件に関するお問い合わせ先:
<作品・商品の内容に関して>
株式会社KADOKAWA 角川書店BC
〒102-8078
東京都千代⽥区富⼠⾒2-13-3
電話・編集03(3238)8555
<販売・宣伝に関して>
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〒102-8177
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メールでのお問い合わせ
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web KADOKAWA
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「性風俗や娼婦については幅広く出版されているが、日本からマレー半島、南米までを理屈抜き、徹底した現場主義を貫いたルポは珍しいだろう。本書はまさに『娼婦巡礼』の旅である」
<本書に登場する娼婦たち>
●黄金町の盛衰を見つづけた外国人娼婦
●沈みゆく島で信仰とともに生きるタイ人娼婦
●国策に翻弄されたからゆきさんと、じゃぱゆきさん
●ジャパーニーズドリームの体現者・アニータのいま
●沖縄、フィリピン、タイ。基地の町でネオンに当たり続ける女たち
●無自覚に“お散歩JK”に入っていく秋葉原の少女
<本書の収録内容>
プロローグ――空気のように、常に娼婦たちはいた
→歴史の陰に置かれた女たち、娼婦。しかし、彼女たちは常にいた。娼婦との初めての邂逅から旅の始まりを
描く。
第一景 売春街は死に、外国人娼婦は溶けた――神奈川県横浜黄金町
→開国以来、色街と縁の深かった横浜。そこで外国人娼婦がずらりと並んで春を売っていた街があった。
黄金町である。江戸時代から戦前、そして平成まで、黄金町の栄枯盛衰を辿る。娼婦が集った街の歴史から、
日本が見える。
第二景 四百年の歴史を娼婦は灯す――三重県渡鹿野島
→売春島と一時期インターネットや雑誌媒体で名高かった島。しかし、いまでは侘びしいものである。
遊女の歴史と共に、いまの島で身体を張るタイ人娼婦を追った。
第三景 国策に娼婦は殺された――東南アジア、熊本県天草
→“タレント”として日本への渡航を願う女性たち。ミンダナオ島はじめ、貧しい島から家族の期待を担って
夜の世界に彼女たちは入っていく。かつては、日本人女性もじゃぱゆきさんとして翻弄されていた。
明治維新後、じゃぱゆきさんに外貨獲得を頼った日本は、富国強兵後、“国家の恥”と彼女たちを切り捨てた。
交錯する過去と今。
第四景 ジャパニーズドリームを娼婦は体現した――チリ、フィリピン、タイ
→アニータ。巨額のカネを日本人から貢がれたチリ人女性。娼婦たちからジャパニーズドリームの体現者と
された女性である。チリに赴き、体当たり取材を敢行し、彼女に密着取材。彼女はいま、日本を、かつて
の男たちをどう見ているのか。一文無しになった男たちの姿も追った。
第五景 娼婦は基地を抱き、基地に傷つけられる――沖縄県
→浄化され続ける日本の色街。沖縄も例外ではない。かつて栄えたちょんの間街は、往時の面影をまったく
残していない。橋下発言で揺れていたなか、沖縄の夜の街を著者は行脚する。人間の営み、娼婦たちの営
みとは?
エピローグ――灰色の街に彩りを娼婦たちは与える
→秋葉原のお散歩JKを取材。自覚なく、娼婦と同じ夜の世界へと足を踏み入れてしまう少女たちの姿。
変容する色街を見つづけたことで現れた、日本社会の姿とは?
【著者について】
八木澤 高明(やぎさわ たかあき)
1972年神奈川県横浜市生まれ。写真週刊誌フライデー専属カメラマンを経て、2004年よりフリーランス。2001年から12年まで取材した「マオキッズ 毛沢東のこどもたちを巡る旅」が第19回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。本書は10年以上にわたり、日本各地の夜の街と女たちを取材してきた著者が、現時点の集大成としてまとめあげた一作である。他書に『黄金町マリア 横浜黄金町路上の娼婦たち』『写真録 さらば中国』(ミリオン出版)、『ネパールに生きる 揺れる王国の人びと』(新泉社)、『フクシマ2011、沈黙の春』『フクシマ物語 幸四郎の村』(新日本出版社)がある。
【書籍概要】
『娼婦たちから見た日本』
八木澤 高明 著
発売 2014年7月10日
定価 1700円(税抜)
⾴数 320⾴
体裁 四六上製
ISBN 978-4-04-101387-8-C0095
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