【銀座 蔦屋書店】清川漠による個展「触感と反射」を3月8日(金)より開催。独自の技法「獏嵌」を用いた2シリーズの新作を同時に展示。

※本展のイメージショット (左)NAMAシリーズ、(右)BLACKシリーズ

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/38103-1308090105.html

銀座 蔦屋書店(東京都中央区 GINZA SIX 6F)では、店内アートスペースFOAM CONTEMPORARYにてアーティスト清川漠による個展「触感と反射」を2024年3月8日(金) ~3月27日(水)の期間に開催します。

概要

清川漠は、「獏嵌(ばくがん)」という独自の技法を用い、境界線をテーマに作品制作を 行うアーティストです。学生時代、絵画‧版画‧彫刻を学んだ経験から、銅版画の技法と直接書き込む絵画表現を混交させた彫刻作品として、「獏嵌」を生み出しました。獏嵌は、アクリル板を支持体とし、その裏面に塗料をあらかじめ塗り、それを彫り掻くことでラインを描いています。さらに、彫られたラインへ塗料を流し込み、反対側の表面から鑑賞させることで、よりシャープな描写を可能にしています。アクリル板の「裏側」から掻いているため、鑑賞者が眼にする画面は反転したイメージとなり、その偶発性も清川の作品の特徴のひとつです。

本展のタイトル「触感と反射」は、作家が近頃興味のあるという鏡の現象から着想を得てつけられました。本展では、代表作の「獏嵌」と、それを発展させたNAMAシリーズ、BLACKシリーズそれぞれの新作を発表します。NAMAシリーズでは、獏嵌作品の表面のアクリル板を剝がすことで、獏嵌のアクリル板の無機質な面とは対照的な、絵の具塗装面の緻密なマチエールが表出します。BLACKシリーズでは、表面に黒のアクリル板を使用することにより鏡のような反射が起こり、周囲のものを表面に写しながらその奥に描かれている像と重なり多層的な奥行きが生まれます。

自身が生み出した「獏嵌」の技法を追求しながら、新たな表現を模索する清川の作品世界を、会場にてお楽しみください。

「BLACK001」2021 / 1167×910mm / acrylic,acrylic board
「目を覚ます」2023 / 1455×1455mm / acrylic,acrylic board

アーティストステートメント

触感について考え制作することが増えた。

反射や虚像について考えることが増えた。

自分の輪郭を強く触って確かめたいのか

ボヤけたままの像を見つめていたいのか

自分にはまだ分からないが

それを知る為にも制作を続ける。

ツルツルとした壁面を剥がし壊し、生身を引きずり出したNAMAシリーズ

薄暗いなかで立ち尽くす影のような印象のBLACKシリーズ

その2つのシリーズの新作を同時に展示したいと思える会場がここでした。

清川漠

販売について

展示作品は、会場にて3月8日(金)11時より販売します。

※作品はプレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了することがあります。

プロフィール

清川漠/Baku Kiyokawa

1996年 東京出身

2020年 女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻 卒業

【出展歴】

2023年

■個展

「境界線上に在る」日本橋三越本店コンテンポラリーギャラリー/東京

「 ⬜︎からの脱却 」OFギャラリー/岡山県

■グループ展

「WHAT CAFE EXHIBITION vol.28」WHAT CAFE/東京

「ART SESSION by 銀座 蔦屋書店」銀座 蔦屋書店/東京

「2023 MITSUKOSHI Art Weeks」日本橋三越本店/東京

「共生 SYMBIOSIS」マンダリンオリエンタル台北/台湾

「GINZA 5th ART SELECTION」OIL by 美術⼿帖

2022年

■グループ展

「SHIBUYA STYLE vol.16」西武渋谷店美術画廊/東京

「MoCAF2022」/フィリピン

「ART TAIPEI 2022台北国際芸術博覧会」/台湾

「Post Imagine」ASTER/石川

「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」寺田倉庫G1ビル/東京

「焼きつく線」gallery TOWED/東京

「Rough Play」MEDEL GALLERY SHU/東京

2021年

■個展

「境界線に鋏」銀座 蔦屋書店アートウォール・ギャラリー/東京

「清川漠展」日本橋三越本店美術サロン/東京

「空々漠漠」cocoto/京都 

「withdrawal」亀戸アートセンター/東京

■グループ展

「SICF21 Winners Exhibition」スパイラルエスプラナード/東京

「奈落で水を飲む」KATA/東京

「 線と_ 」Artas Gallery/福岡

「biscuit gallery Opening Exhibition」biscuit gallery/東京

2020年

■グループ展

「CAF賞2020」代官山ヒルサイドフォーラム/東京

「100人10」ログズビル/東京

「Rich Seasons III」オリエアート・ギャラリー/東京

「SICF21」スパイラル/東京

「第43回東京五美術大学連合卒業・修了制作展」国立新美術館/東京

【受賞歴】

2020年

「CAF賞2020」入選

「SICF21」田中景子賞受賞

展示詳細

清川漠 個展「触感と反射」

会期|2024年3月8日(金) ~3月27日(水)終了⽇は変更になる場合があります。

時間|11:00~19:00 ※最終日は18時までとなります。

会場|FOAM CONTEMPORARY

定休日|月曜日

入場|無料

主催|銀座 蔦屋書店

作家在廊日|3月8日(金)17:00~19:00、3月9日(土)14:00~18:00

お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/38103-1308090105.html


FOAM CONTEMPORARY

柔軟な企画内容をイメージする〈液体(LIQUID)〉と、従来のホワイトキューブとしての設備を完備した空間〈個体(SOLID)〉を掛け合わせ、中間的な様態“FOAM”という名のもと、⽇本のアートシーンを多⾓的に映し出す表現空間。

ロゴの最初の“O”は、泡をイメージさせるようにあえて形を崩しています。それは、⽇々変化していく現代のアートシーンそのものを表現しながら、アーティストの⾃由で柔軟な無限に存在する表現のイメージを表しています。
時代のアクチュアリティーに寄り添いながら、ライフサイクルを超えたところにあるアートの価値や醍醐味を探求、醸成する表現空間として、キャリアや年齢を問わず注⽬すべき様々なアーティストを紹介していきます。
Instagram|https://www.instagram.com/foamcontemporary/

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銀座 蔦屋書店

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CCCアートラボ

CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/

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アート・カルチャー
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会社概要

URL
https://www.ccc-artlab.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区南平台町16-17 渋谷ガーデンタワー
電話番号
-
代表者名
髙橋 誉則
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年05月