『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』増刷が決定
「知らない」ではすまされない、世界が注視する“この国”を正しく知るための入門書
親しみやすい文章と豊富な挿絵で構成された本書は、複雑で難解なイスラエル問題について知り、考えるためのガイドとして最適な一冊です。
▼本書「はじめに」の一部と元外交官の中川浩一氏による解説を公開中
NHK出版デジタルマガジン:https://mag.nhk-book.co.jp/article/31465
『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』 目次
はじめに
第1部 何が起こっているのか?
1章 ユダヤ人とイスラエル――始まりはどこに?
2章 シオニストの思想――組織、移住、建設(1860年代〜1917年)
3章 ちょっと待て、ここには人がいる――パレスチナ人はどうなる?
4章 イギリス人がやってくる――第一次世界大戦、バルフォア宣言、イギリス委任統治領の創設(1917〜39年)
5章 イスラエルとナクバ――独立と大惨事(1947〜49年)
6章 追い出された人びと
7章 1950年代――国家建設とスエズ危機
8章 ビッグバン――第三次中東戦争とそれが生み出した現実
9章 激動――ヨム・キプール戦争から第一次インティファーダ(1968〜87年)
10章 振り落とす――第一次インティファーダ
11章 イスラエルはラビンを待っている
12章 賢明な希望が潰えて――オスロ合意の終焉
13章 ブルドーザーの最後のサプライズ
14章 民主主義の後退
第2部 イスラエルについて話すのがこれほど難しいのはなぜか?
15章 地図は領土ではない
16章 イスラエルのアラブ系国民――共生社会か、隔離か?
17章 ラブ・ストーリー?――イスラエルと、アメリカのユダヤ人コミュニティ
18章 入植地
19章 BDSについて語るときにわれわれが語ること
20章 Aで始まる例の単語
21章 Aで始まるもう一つの単語
22章 中心地の赤い雌牛――イスラエルとハルマゲドン
23章 希望を持つ理由
紛争に関する用語集
謝辞
解説
訳者あとがき
参考文献/出典・参照/人名索引
著者紹介
ダニエル・ソカッチ
社会活動家。イスラエルの民主主義を名実共に達成させるためのNGO、「新イスラエル基金(New Israel Fund)」のCEO。同基金は、宗教、出身地、人種、性別、性的指向に関わらず、すべての国民の平等を確立すること、パレスチナ市民やその他の疎外された少数派の保護、およびあらゆる形態の差別と偏見をなくし、すべての個人と集団の市民権と人権を確立すること、イスラエル社会の本質的な多元性と多様性を認識し、それに対する寛容性を強化すること、マイノリティの利益とアイデンティティの表現および権利のための民主的な機会の保護、イスラエルおよび近隣諸国と平和で公正な社会を構築し維持すること、などを目標に掲げて活動している。妻と二人の娘と共にアメリカ、サンフランシスコ在住。
商品情報
書名:『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』
著者:ダニエル・ソカッチ
翻訳: 鬼澤 忍
出版社:NHK出版
発売日:2023年2月25日
定価:2,860円(税込)
判型:四六判
ページ数:400ページ
ISBN:978-4-14-081933-3
NHK出版ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000819332023.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4140819332/
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