国際交流基金・NTT ArtTechnology 共催2023年度「国際交流基金賞」宮城聰氏(演出家)受賞記念講演会

~12月11日 NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] において開催~

東日本電信電話株式会社

国際交流基金(JF)は、学術や芸術などのさまざまな文化活動を通じて、日本と海外の相互理解促進に顕著な貢献のあった個人または団体に対し「国際交流基金賞」を授与しています。JF設立の翌年の1973年から実施している本賞は、今年で50周年を迎えます。
このたび、第50回の授賞となる今年度の受賞者が、宮城聰氏(演出家)、小川洋子氏(小説家)、ペルー日系人協会に決定しましたことをもちまして、2023年12月11日(月)に、独立行法人国際交流基金、株式会社NTT ArtTechnology共催で、宮城聰氏の受賞記念講演会「演劇が国境を超えるとはどういうことか」を一般公開で開催します。

宮城聰氏 受賞記念

宮城聰氏・宮城嶋遥加氏 対談「演劇が国境を超えるとはどういうことか」

日時:2023年12月11日(月) 18時30分~20時30分(18時開場)

© Ryota Atarashi© Ryota Atarashi

会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

使用言語:日本語 定員:100名

お申し込み先:

https://ez-entry.dx-mice.jp/jpf3/entry/(先着順)

主催:

独立行政法人国際交流基金(JF)

株式会社NTT ArtTechnology

概要:

聞き手に舞台俳優・宮城嶋遥加氏を迎え、宮城氏がソロパフォーマンスから“二人一役”へと進んだ遍歴を振り返りながら、西洋演劇と伝統演劇の混淆をどう捉えているか、ま

© NAKAO Eiji© NAKAO Eiji

た文化における「民族のオリジナリティ」の問題など、自らの創作の背後にある思想や演劇的テクニックについて語り尽くします。また、従来最もアナログな表現と目されていた舞台芸術が今後デジタル技術になにを期待しているかについて展望を語ります。(受賞者の略歴・授賞理由は、次頁をご参照ください。)

対談登壇者:宮城嶋遥加氏(舞台俳優)

東京大学大学院総合文化研究科修士課程を宮城聰の演劇実践に関する論文で修了。主演作品にSPAC『ロミオとジュリエット』、静岡県文化プログラム『かぐや姫、霊峰に帰る』、馬術演劇『Lunar Comet』など。宮城聰演出作品では『アンティゴネ』『マハーバーラタ』『イナバとナバホの白兎』『夜叉ヶ池』などに出演。学術と実践両方の立場から演劇を探究した経験を活かし、さまざまな活動を展開している。


2023(令和5)年度 国際交流基金賞 受賞者

■宮城 聰

(演出家/SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督・静岡県コンベンションアーツセンター館長)【日本】

MIYAGI Satoshi

(Stage Director/General Artistic Director of Shizuoka Performing Arts Center) [Japan]


【授賞理由】

SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督を務める宮城聰氏は、身体と言葉と音楽が一体となった独自の手法で祝祭的な舞台空間を創り出し、世界的に評価の高い舞台芸術の演出家だ。


1959年東京に生まれた宮城氏は、大学で演劇論を学び、1990年に「ク・ナウカ」を旗揚げする。演出の特徴は、主な登場人物が「語る」俳優=speakerと「動く」俳優=moverに分かれており二人一役で演じられる点だ。座ったまま台詞を語る俳優と無表情で文楽人形のように動く俳優の、極度に抑制され純化されたエネルギーが舞台上で交錯するときに生まれる、日常を超えた独特のダイナミズムで、シェイクスピアから三島由紀夫まで幅広いレパートリーを上演。2007年にSPAC芸術総監督に就任。自作の上演と並行して世界各地から現代社会を鋭く切り取った作品を招聘する演劇祭を開催するなど、「世界を見る窓」としての劇場づくりにも力を注いでいる。2018年芸術選奨文部科学大臣賞(演劇部門)受賞、2019年フランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章。

© Stephanie Berger© Stephanie Berger

宮城氏は、海外公演をク・ナウカ時代から積極的に行ってきたが、大きな注目を集めたのは2014年のアヴィニョン演劇祭石切場で上演されたインド叙事詩『マハーバーラタ ~ナラ王の冒険~』と、2017年同演劇祭法王庁中庭でアジア圏の劇団が歴史上初めてオープニングを飾ったギリシャ悲劇『アンティゴネ』だろう。同時代的テキスト解釈とアジア演劇の身体技法や様式性を融合させた演出は高い評価を受けた。2018年にはフランス、コリーヌ国立劇場の委嘱により同劇場でL・ミアノ作『顕れ』を発表、またパリでのジャポニスム2018で『マハーバーラタ ~ナラ王の冒険~』を上演。米国で実施したJapan 2019では、ニューヨークで『アンティゴネ』を上演し一万人以上の観客を動員。2022年にはベルリン国立歌劇場でモーツァルトのオペラ『ポントの王ミトリダーテ』を演出

するなど、現在世界から注目を集める日本の演出家の一人と言って良いだろう。


このように長年にわたり舞台芸術を通じた国際相互理解の推進に貢献してきており、今後ますますの活躍を期待して国際交流基金賞を授与する。


NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]

住所:〒163-1404 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階

アクセス:京王新線初台駅東口から徒歩2分

お問い合わせ:0120-144199(フリーダイヤル)

URL:https://www.ntticc.or.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
芸能アート・カルチャー
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

東日本電信電話株式会社

50フォロワー

RSS
URL
-
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿 3-19-2
電話番号
-
代表者名
澁谷 直樹
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1999年07月