2023年 サントリー(株)ワイン事業方針
2022年のサントリー(株)ワインカンパニー※1は、国内ワイン総市場の売上が前年を3%程度上回ったと推定されるなか、主力の「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」ブランド・イタリア産オーガニックワイン「タヴェルネッロ オルガニコ」の伸長、「ノンアルでワインの休日」・日本ワイン「SUNTORY FROM FARM」の発売などにより、売上は前年を10%上回りました。
※1 (株)岩の原葡萄園、ファインズを含む
2023年は、当社が市場をさらに活性化させること、当社の「ものづくり」と創り出す「ワイン文化」が国内外のお客様の生活を豊かにすることを目指します。具体的には、新商品の発売・ソーダ割りや缶ワインなどの飲み方提案を通じて、特に食事中におけるワインへの需要をより喚起します。また、つくり手のこだわり、歴史、サステナブルなどの付加価値を発信し、ワイナリー・ブランド本来の魅力を伝えます。売上は対前年101%を目指します。
●2022年 振り返り
▼日本ワイン
日本ワインの売上※2は、対前年148%と大きく伸長しました。9月には新ブランド「SUNTORY FROM FARM」の発売や「サントリー登美の丘ワイナリー」のリニューアルを行い、より多くのお客様にぶどう畑を起点とした日本ワインの魅力を伝え市場を拡大すべく積極的に取り組みました。
※2 (株)岩の原葡萄園を含む
▼国産カジュアルワイン
国産カジュアルワインの売上は対前年114%と好調に推移しました。売上容量国内No.1※3ブランドである「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」の販売数量は245万ケース※4(対前年103%)と対前年を上回りました。新商品として8月に発売した「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。〈濃い白〉」は、ぶどうの果実感がしっかりと感じられる、日本人の嗜好に合った濃い味わいをお客様にご好評いただきました。3月に発売した「ノンアルでワインの休日」は、ノンアルコールでも本格的なワインのような味わいや、お客様にとってノンアルコール飲料の選択肢・飲用シーンの拡大に繋がったことなどから、発売から約1ヵ月で年間の市場規模※5を上回る20万ケース※6を販売。その4倍に上方修正した年間販売計画についても達成し、2022年は90万ケース超を販売しました。
※3 インテージSRI+調べ 国内ワイン市場2022年1月~12月販売容量(全国SM/CVS/酒DS/ホームセンター/ドラッグストア/一般酒店/業務用酒店計)
※4 720ml×12本換算
※5 2021年1月~12月のノンアルコールワインテイスト市場に対する当社推計
※6 350ml×24本換算
▼輸入ワイン
輸入ワインの売上は対前年107%となりました。オーガニックワインとしての訴求を強化したイタリア産ワイン「タヴェルネッロ オルガニコ」の販売数量は対前年121%と大きく伸長しました。
●2023年 方針
▼日本ワイン
日本ワインを取り巻く環境は、市場の拡大やワイナリーの増加など今後も大きく変化していきます。当社は、ブランド名でもある「FROM FARM(すべてはぶどう畑から)」のコンセプトのもと、日本固有品種「甲州」などを中心にした商品軸でのお客様接点拡大・サステナブルなワインづくり・ワイナリーを起点にしたコミュニケーションを継続します。売上目標は、対前年103%を目指します。
さらに、日欧にワイナリーを有するシナジーの発揮に努めるべく、引き続き「シャトー ラグランジュ」※7とワインづくりの知見を共有し合い、より品質の高いワインづくりを目指します。
※7 フランスのボルドー・メドック地区、サン・ジュリアン村屈指の名門シャトー。1983年には欧州以外の企業で当社が初めて経営に参画し、積極的な設備投資や品質向上への体制強化を実施。現在も、「自然との共生から『テロワール』の力を最大限に引き出す」ことをワインづくりにおける哲学とし、優れた品質のワインを生み出しています。
▼国産カジュアルワイン
「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」ブランドは、日常で飲むワインにもこだわりを持っているお客様に向けて、定番商品4種について「ぶどうの果実感を味わえる」「食事に合う」といった価値訴求を強化するリニューアルを2月上旬以降順次実施すると共に、同ブランドの安心感を持ちながらも特別感が感じられる「同〈無濾過〉」を3月に新発売します。販売数量は248万ケース(対前年101%)を目指します。缶ワインについても、手軽な容器でお客様に「買ってみよう、飲んでみよう」と思っていただけるように、引き続き積極的なマーケティング活動を行います。特に、「ノンアルでワインの休日」はスパークリングワインテイストであることの訴求を、「サントリーワインカフェ〈ワインソーダ〉」はワインのソーダ割りとしての訴求を強化するリニューアルを行います。販売数量はそれぞれ対前年111%、113%を目指します。国産カジュアルワインの売上は対前年101%を目指します。
「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」4種リニューアル新発売・「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。〈無濾過〉」新発売:(https://www.suntory.co.jp/news/article/14307.html参照)
「ノンアルでワインの休日」2種リニューアル新発売:(https://www.suntory.co.jp/news/article/14308.html参照)
▼輸入ワイン
「タヴェルネッロ オルガニコ」では、提携先であるカヴィロ社※8との連携を強化し、引き続きオーガニックワイン、サステナブルなワインとしての訴求を強化します。ボルドーワイン「ドメーヌ バロン ド ロートシルト サガR ボルドー」では、ボルドー地方メドック地区における第1級格付けの筆頭ワイナリーとしての歴史と伝統、日本人に合ったなめらかな味わいなど、改めてブランド価値の発信を行います。輸入ワインの売上は対前年101%を目指します。
※8 イタリアの大手ワインメーカーであり、約12,000のぶどう栽培家、約30のワイナリーを連ねる同国最大のワイン生産協同組合。独自の循環型経済モデルを構築し、2020年に「Equalitas」の認証を取得、2021年に「インプレッサ・アンビエンテ」を受賞するなど、サステナブルな農業に力を入れている。
以上
※1 (株)岩の原葡萄園、ファインズを含む
2023年は、当社が市場をさらに活性化させること、当社の「ものづくり」と創り出す「ワイン文化」が国内外のお客様の生活を豊かにすることを目指します。具体的には、新商品の発売・ソーダ割りや缶ワインなどの飲み方提案を通じて、特に食事中におけるワインへの需要をより喚起します。また、つくり手のこだわり、歴史、サステナブルなどの付加価値を発信し、ワイナリー・ブランド本来の魅力を伝えます。売上は対前年101%を目指します。
●2022年 振り返り
▼日本ワイン
日本ワインの売上※2は、対前年148%と大きく伸長しました。9月には新ブランド「SUNTORY FROM FARM」の発売や「サントリー登美の丘ワイナリー」のリニューアルを行い、より多くのお客様にぶどう畑を起点とした日本ワインの魅力を伝え市場を拡大すべく積極的に取り組みました。
※2 (株)岩の原葡萄園を含む
▼国産カジュアルワイン
国産カジュアルワインの売上は対前年114%と好調に推移しました。売上容量国内No.1※3ブランドである「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」の販売数量は245万ケース※4(対前年103%)と対前年を上回りました。新商品として8月に発売した「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。〈濃い白〉」は、ぶどうの果実感がしっかりと感じられる、日本人の嗜好に合った濃い味わいをお客様にご好評いただきました。3月に発売した「ノンアルでワインの休日」は、ノンアルコールでも本格的なワインのような味わいや、お客様にとってノンアルコール飲料の選択肢・飲用シーンの拡大に繋がったことなどから、発売から約1ヵ月で年間の市場規模※5を上回る20万ケース※6を販売。その4倍に上方修正した年間販売計画についても達成し、2022年は90万ケース超を販売しました。
※3 インテージSRI+調べ 国内ワイン市場2022年1月~12月販売容量(全国SM/CVS/酒DS/ホームセンター/ドラッグストア/一般酒店/業務用酒店計)
※4 720ml×12本換算
※5 2021年1月~12月のノンアルコールワインテイスト市場に対する当社推計
※6 350ml×24本換算
▼輸入ワイン
輸入ワインの売上は対前年107%となりました。オーガニックワインとしての訴求を強化したイタリア産ワイン「タヴェルネッロ オルガニコ」の販売数量は対前年121%と大きく伸長しました。
●2023年 方針
▼日本ワイン
日本ワインを取り巻く環境は、市場の拡大やワイナリーの増加など今後も大きく変化していきます。当社は、ブランド名でもある「FROM FARM(すべてはぶどう畑から)」のコンセプトのもと、日本固有品種「甲州」などを中心にした商品軸でのお客様接点拡大・サステナブルなワインづくり・ワイナリーを起点にしたコミュニケーションを継続します。売上目標は、対前年103%を目指します。
さらに、日欧にワイナリーを有するシナジーの発揮に努めるべく、引き続き「シャトー ラグランジュ」※7とワインづくりの知見を共有し合い、より品質の高いワインづくりを目指します。
※7 フランスのボルドー・メドック地区、サン・ジュリアン村屈指の名門シャトー。1983年には欧州以外の企業で当社が初めて経営に参画し、積極的な設備投資や品質向上への体制強化を実施。現在も、「自然との共生から『テロワール』の力を最大限に引き出す」ことをワインづくりにおける哲学とし、優れた品質のワインを生み出しています。
▼国産カジュアルワイン
「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」ブランドは、日常で飲むワインにもこだわりを持っているお客様に向けて、定番商品4種について「ぶどうの果実感を味わえる」「食事に合う」といった価値訴求を強化するリニューアルを2月上旬以降順次実施すると共に、同ブランドの安心感を持ちながらも特別感が感じられる「同〈無濾過〉」を3月に新発売します。販売数量は248万ケース(対前年101%)を目指します。缶ワインについても、手軽な容器でお客様に「買ってみよう、飲んでみよう」と思っていただけるように、引き続き積極的なマーケティング活動を行います。特に、「ノンアルでワインの休日」はスパークリングワインテイストであることの訴求を、「サントリーワインカフェ〈ワインソーダ〉」はワインのソーダ割りとしての訴求を強化するリニューアルを行います。販売数量はそれぞれ対前年111%、113%を目指します。国産カジュアルワインの売上は対前年101%を目指します。
「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」4種リニューアル新発売・「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。〈無濾過〉」新発売:(https://www.suntory.co.jp/news/article/14307.html参照)
「ノンアルでワインの休日」2種リニューアル新発売:(https://www.suntory.co.jp/news/article/14308.html参照)
▼輸入ワイン
「タヴェルネッロ オルガニコ」では、提携先であるカヴィロ社※8との連携を強化し、引き続きオーガニックワイン、サステナブルなワインとしての訴求を強化します。ボルドーワイン「ドメーヌ バロン ド ロートシルト サガR ボルドー」では、ボルドー地方メドック地区における第1級格付けの筆頭ワイナリーとしての歴史と伝統、日本人に合ったなめらかな味わいなど、改めてブランド価値の発信を行います。輸入ワインの売上は対前年101%を目指します。
※8 イタリアの大手ワインメーカーであり、約12,000のぶどう栽培家、約30のワイナリーを連ねる同国最大のワイン生産協同組合。独自の循環型経済モデルを構築し、2020年に「Equalitas」の認証を取得、2021年に「インプレッサ・アンビエンテ」を受賞するなど、サステナブルな農業に力を入れている。
以上
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