5~22時の間で勤務時間を自由に組み合わせて働ける「オクトワーク」導入で、働き方の選択肢を拡大
キャリアも収入も諦めずに、子育てや介護と両立できる新たな選択肢
※2023年7月5日 追記 オクトワークは、2023年7月1日より内容を一部変更して運用しております。 <変更前> 1日の所定労働時間は8時間とし、労働時間が1日8時間に満たない場合は不足分に応じた給与控除を行う。 <変更後> 1ヵ月を清算期間とするマンスリーフレックスを適用。1ヵ月の総労働時間が、月間所定労働時間(1日8時間×所定労働日数)を下回った場合は、不足分に応じた給与控除を行う。土曜日の勤務を認める場合もある。 |
オクトワークとは
1日8時間の所定労働時間を、朝5時~夜22時の間で自由に組み合わせて勤務できる制度です。
主に、子育てや介護をしながら働く社員を対象とし、すでに運用されている時短勤務、時差出勤、在宅勤務等の制度に、新たな選択肢が加わる形となります。
勤務時間や、任されるミッション・目標、評価・報酬制度の適用がフルタイムの社員と同等になるため、時短勤務制度を利用した場合に比べ、年収が1.3~1.5倍程になることが見込まれます。
オクトワーク導入の背景
ビースタイルグループは2002年の創業以来、女性が結婚・出産後も働き続けられる時短のオフィスワークを柱とした人材サービスを展開してまいりました。
事業を運営する当グループ内で働く従業員に対しても、ライフステージの変化に合わせた働き方を実現してもらえるよう、時短勤務、時差出勤、在宅勤務等の制度を整えてまいりました。加えて今回は、実際に子育てをしながら働く社員の声を反映し、より柔軟な働き方を可能にする新たな制度「オクトワーク」を導入することといたしました。
これまでは、夕方以降に対応しなければならない業務を同僚に任せて帰ることで、自分の仕事を最後までやりきれない「やるせなさ」や「不完全燃焼感」を感じてしまうケースや、対応できる仕事が限られることから自分のキャリアに対して「意図しない制限」や「諦め」を持ってしまうケースがありました。
こういったケースは、子育てをすることが社会的・経済的な不利益につながってしまうことからチャイルドペナルティ(子育て罰)とも呼ばれてます。また、育児と介護を同時に行うダブルケアラーや、働きながら介護をするビジネスケアラーも、同じく不利になりやすい立場に置かれてしまうことから、問題視されています。
オクトワークを利用した場合、子育てや介護をしながら働く社員は、1日の中で仕事とプライベートを自由に行き来することができるようになり、両立しながらも業務時間を確保することができるようになります。
またオクトワークでは、評価・報酬制度もフルタイムの社員と同じものが適用されるようになります。勤務時間が増え、任されるミッションや目標が上がる分、時短勤務制度を利用する場合に比べて年収が1.3~1.5倍程になることが見込まれます。
今後に向けて
当グループはオクトワークの制度化を通じて、家庭も、仕事も、どちらも精一杯取り組みたいと考える社員への後押しができればと考えています。
また、『「はたらく」をもっと、しあわせに。』という使命(Mission)を掲げる企業として、育児や介護をする社員が不利な立場に置かれることなく、自らが望むキャリアを形成しやすい環境づくりに、引き続き取り組んでまいります。
※時短勤務を選択するか、オクトワークを選択するか、あるいはフルタイム等、他の働き方を選択するかは、あくまで本人の意志に委ねられます。どちらかを推奨するものではなく、ライフステージに合わせて選択できる状態を目指してまいります。
制度概要
制度導入時期 | 2023年4月1日 |
対象者 | 正社員 ※限定正社員を除く |
制度内容 | 1日8時間の勤務時間を、5時~22時の時間内で、出社在宅を問わず自由に組み合わせることができる |
※1日の所定労働時間は8時間とし、労働時間が1日8時間に満たない場合は不足分に応じた給与控除を行う
名称の由来
ラテン語の8「オクトー」と「ワーク」をかけあわせています。
8は横にすると「∞(無限)」にも見えることから、自らの選択次第でキャリアは無限大になる、という想いも込めました。
ラテン語は様々な言語の始まり(母体)でもあり、新たな働き方の始まりという意味も込められています。
オクトワークのトライアルを実施した社員の声
担当している業務の関係でどうしても19~20時等、夜の時間帯で不定期に発生する業務があり、時短勤務をしていた時は同僚に任せてきた仕事のことが気になっていました。結局自宅で仕事の続きをしてしまうこともあり、家族に申し訳ない、と感じていたこともあります。実際に夫から「時短勤務じゃないの?」と問いかけられたこともあり、仕事をやり切りたい気持ちとの間で悩むこともありました。
トライアルを開始してからは、帰宅後に仕事をすることの罪悪感が減りました。夫も働き方が変わったことを理解し、応援してくれているようです。給与が上がった、というのもあると思います(笑)。また、当たり前のことかもしれませんが、自分の仕事を自分で最後までやりきれるということが嬉しく、よりやりがいを感じられるようになりました。
育児休業取得状況について
・育休取得率(2022年度)
女性:100%
・育休復帰率(2022年度)
女性:100%
※女性のみ。男性のデータは公表義務化に合わせて準備中
ビースタイルグループについて < https://www.bstylegroup.co.jp/ >
『時代に合わせた価値を、創造する。』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、主婦の雇用をのべ17万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」、すきま時間で働く「ご近所ワーク」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、使命 -MISSION- 『「はたらく」をもっと、しあわせに。』を、人と仕事の適材適所によって実現してまいります。
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