【国立科学博物館 筑波実験植物園】企画展「水草展2024~水草がつなげる世界~」開催のお知らせ

文化庁

国立科学博物館 筑波実験植物園(園長:細矢 剛)において、8月8日(木)~8月18日(日)まで、企画展「水草展~水草がつなげる世界~」を開催します。【詳細URL:https://tbg.kahaku.go.jp/event/2024/08mizukusa/

企画展「水草展2024」ポスター企画展「水草展2024」ポスター

 水草と生物や環境、そして人をつなげる水辺の世界について、さまざまな角度から紹介します。動物との関係に驚き、人とのつながりに未来を感じる、水草と生物が織りなす体験型展示が満載です。

 水草タッチプール、アクアリウム作り、食虫水草・魚のエサやり、珍しい水草の観察、美しい水槽など。見て触れて楽しみ、水草の不思議な世界でつながりましょう。


  • 開催概要

【名  称】水草展~水草がつなげる世界~

【主  催】独立行政法人国立科学博物館 筑波実験植物園

【協  力】(有)エイチ・ツー、TCA東京ECO動物海洋専門学校、富山県中央植物園、

      魚津水族館、羽生市ムジナモ保存会、(株)エムピージェー、千葉県水産総合研究センター、

      リンテック(株) ほか

【会  期】2024年8月8日(木)~8月18日(日) 11日間 ※期間中休園なし

【場  所】国立科学博物館 筑波実験植物園

【開園時間】9:00~17:00(入園は16:30まで)


  • 展示紹介

【研修展示館】

水草が環境をつくる

 アマモ場、岩礁、水田、マングローブ、湧水河川などの環境を再現して、水草と生物のつながりを解説します。見るだけでなく、実際にさわったりしながら、様々な環境に生息する多様な生物と水草のつながりについて知識を深めましょう。

・岩礁:海草の根元に生息する生物の観察コーナー

・水田:水田の水草・生物の再現コーナー

・湧水河川:湧水の水草と生物の環境再現コーナー など


水草なしでは生きられない!?

 水草を使って水面に巣をつくる鳥:カイツブリ、水草を使って水中に巣をつくる魚:イバラトミヨ、水草に産卵し、時には水草から酸素を取り込むゲンゴロウの仲間、水草に産卵する魚や昆虫、水草を食べるさまざまな生物などを、生体や映像、標本などで展示します。水草との深いつながりにきっと驚くでしょう。


水草をつなげる生物

 水草同士をつなげるのは、水、そして生物です。特に、花粉を運んでもらうための仕組みを紹介します。


人とつながる水草、人をつなげる水草

 人も水草も水辺で生活してきました。食べ物、薬、衣類、住居、道具、肥料、便所紙、装飾、鑑賞、儀式など、毎日のように使っているものから、レアなものまで、水草と人のつながりの多様性を紹介します。

 人の生活とつながりが深いために、絶滅の危機に瀕している水草も多くあります。一方で、それを守るために人がつながり、水草と人の新たな共存関係が生まれつつあるものもあります。絶滅危惧種や外来種、新たな生育地や保全方法など、最新の研究から人と水草の未来を考えます。


【教育棟】

水草の美しさを楽しむ

 日本を代表するプロレイアウターによる水草水槽を展示します。

 〈協力〉

 上野 知明(アクアテイクE)                    奥田 英将(ビオグラフィカ)

 太田 佳宏(アクアテイクE)                    轟 元気(e-scape)

 千葉 伸一(e-scape)                            早坂 誠(エイチ・ツー)

 小野寺 啓介(color)                             日向 慧(アクアリウムショップアース)

 越智 隼人(Aqua grass)                         森 翔太(EMAS DESIGN)

 佐藤 恭優(アクアリウムショップアース)   高橋 幸恵(フロレスタ)

 助川 浩之(AQUA MODO INFINITY)        藤森 佑(フロレスタ)

 鈴木 秀一朗(SENSUOUS)                 


みなさんがレイアウター!みんなで植える水草水槽

 ご来場の方に水草を植えていただき、会期中に大きな水草水槽を完成させます。

 いつでもどなたでも、参加歓迎です。

 [期間中毎日開催/無料]


  • 体験

研修展示館1階

アマモ場タッチプール

 「海のゆりかご」と呼ばれるアマモ場には、たくさんの海の生物が集まります。

 そっと触れてアマモと生物のつながりを感じてください。


食虫水草ムジナモ・タヌキモにエサをあげよう

 パクッと食べるムジナモ、シュッと吸い込むタヌキモ。ムジナモは、牧野富太郎も愛した、全国的にも希少な水草です。顕微鏡を見ながらエサをあげるという、おそらく日本初の企画です。貴重な体験をぜひこの機会に。


岩礁の海草と生き物の観察コーナー

 岩場に固着する海草の根元に広がるミクロな生態系を観察します。


水草のミクロの世界:浮く仕組みを顕微鏡で観察

 水に浮いたり、水を弾いたり、水になじんだりして生きている水草。

 そのミクロの世界を顕微鏡で観察していただけます。


【研修展示館2階】

世界最小の花‘ミジンコウキクサ’を観察しよう

 世界最小の種子植物は、楕円体! 世界最小の花も咲かせます。その不思議な形を顕微鏡でじっくり観察していただけます。

 ※開花しないこともあります。あらかじめご了承ください。


【研修展示館前の芝生エリア】

「触って楽しむ」水草タッチプール

 水草が水に浮くしくみを、水面に手を入れて、触ったり観察したりしながら、楽しく学べます。


  • イベント

※諸事情により、イベント内容が変更または中止になる場合がございます。


水草について考えよう:水草クイズラリー

【場  所】研修展示館1階・2階

 クイズに答えながら、水草展の会場を巡ります。

 参加いただいた方にはオリジナルポストカードを差し上げます。


講座・植物研究最前線 「水草はつながり、つなげる」 要事前予約

 水草は生物や環境、さらには人と様々な形でつながっています。驚くような関係性とともに、水辺と人をつなげる水草の未来も紹介します。生きた水草の観察と合わせて、水草と生き物、人と水辺の楽しいつながりを感じましょう。

【日  時】8月17日(土)13:30~15:00

【講  師】田中法生(国立科学博物館 筑波実験植物園)

【開催場所】研修展示館3階 セミナー室

【対  象】高校生以上

【定  員】28名(要事前予約)

【申込方法】開催日の1ヶ月前から電話予約(TEL:029-851-5159)


  • ワークショップ

自分だけのアクアリウムをつくろう 予約不要

 子供も大人も楽しいアクアリウムづくり体験です。

 小さなガラスの器で水草を育てて、インテリアはもちろん、水中生態系の観察のきっかけにどうぞ。

【日  時】毎日(予約不要)9:00~16:00(所要時間30分程度)

      ※混雑具合により、お待ち頂く場合があります。

【開催場所】教育棟

【費  用】要材料費(1000円~各種)


  • オリジナルグッズ販売

【会  場】ミュージアムショップ

 かはくオリジナル水草グッズ(Tシャツ、トートバック、マグカップ、コースターなど)を販売します。

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会社概要

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URL
https://www.bunka.go.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
電話番号
075-451-4111
代表者名
都倉俊一
上場
未上場
資本金
-
設立
1968年06月