ウェアラブル映像端末による家畜衛生業務の効率化を図る実証実験を実施中 ~神奈川県家畜保健衛生所における「スマート畜産」の取り組み~
1.背景・目的
神奈川県県央・湘南家畜保健衛生所は、県内の畜産振興を目的に、家畜の伝染病予防に関する事務や、家畜疾病の診断、飼養衛生管理の指導などに係る業務を行い、地域における家畜衛生の向上を担っています。
その業務従事において「農場におけるIoT機器の耐久性・有用性の検討」があがりました。
一方、NTT東日本は、自治体等業務のDXコンサルティングからデジタルプラットフォーム・ソリューションの実装・推進までを共創・伴走型でワンストップ支援するとともに、持続的な発展を可能にする「地域循環型社会」の実現に向け、ロボット技術やAI・IoTなどの未来技術を活用した「スマート畜産」の社会実装を加速させることに取り組んでいます。
IoT機器の導入による検討事項の検証を実施し、強いては地域における家畜衛生の更なる向上をめざす神奈川県と連携し、NTT東日本は、ウェアラブル映像端末を活用したDXによる職員業務の効率化および省力化、家畜衛生の向上を図る実証実験を開始するに至りました。
2.実証実験概要
(1)期間:
2023年10月5日(木) ~ 2023年11月上旬 <予定>
(2)場所:
神奈川県県央家畜保健衛生所<住所:海老名市本郷3658>
神奈川県湘南家畜保健衛生所<住所:平塚市寺田縄345>
(3)両者の役割分担:
・NTT東日本:IoT機器検討、活用効果の確認
・神奈川県:IoT機器の実証フィールドの提供、活用効果・有用性の確認
(4)家畜保健衛生所におけるIoT機器の活用イメージ:
(5)期待される効果
現場情報の共有化・データベース化がリアルタイムで図られ、家畜衛生業務の一層の迅速化、高度化が期待されます。
3.今後に向けて
本検証を踏まえて、神奈川県と連携し、「IoT機器の活用による家畜衛生業務の効率化」によるDX推進に向け、IoT機器の導入効果を最大限活かすことができる運用方法を検討・構築し、家畜衛生業務の効率化を図りつつ、より質の高い家畜衛生サービスの提供をめざしてまいります。
これからも、NTT東日本は「地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業」として、地域社会における新たな付加価値を地域と共創していきます。
以上
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像