ミャンマー・ラカイン州 数千人の子どもが重度の栄養不良に【プレスリリース】
直面衝突激化で人道支援物資届かず
※本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。
※本信の原文は、http://www.unicef.org/media/media_93062.html からご覧いただけます。
【2016年11月8日 ニューヨーク発】
ミャンマーのラカイン州での住民間の衝突激化を受けて、ユニセフ(国際連合児童基金)は以下の声明を出しました。
* * *
ミャンマーのラカイン州では、対立する住民間の衝突が激化しており、子どもたちはその悲惨な影響を受けています。特に州北部に暮らす何千人もの子どもたちには、この数週間、人道支援が届いていません。
こうした子どもたちは、すでに深刻な窮乏状態と重度の栄養不良に苦しんでいます。子どもたちの将来は、医師や看護師、教師など、栄養や保健、教育などのサービスを提供できる人たちによる支援にかかっています。
この数日間、若干の支援物資が届けられましたが、ユニセフは、全面的な基本的サービスの再開および保健・医療従事者などの専門家が子どもたちやその家族に安全にたどりつけるよう移動制限の即時解除を求めます。
ラカイン州北部での治安対策が継続するなか、ユニセフは、ミャンマー政府に対して、早急にラカイン州の子どもたちをあらゆる暴力から保護する措置を取るよう、また、子どもたちへの重大な暴力に関する迅速な第三者による調査の実施を後押しするよう求めています。
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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
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