ヒュンメルが9/21大阪市内のアンプティサッカーの体験会に協力
9/21、アンプティサッカーが体験できる1DAY大会の参加者を募集中

デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、2014年からアンプティサッカーチーム「関西セッチエストレーラス」のサポートを始め、2015年から全国大会「レオピン杯Copa Amputee」にサプライヤーとして参加し、普及活動も共に行っています。9月21日、個人でも参加できるアンプティスタイルのサッカー大会が開催。参加者の募集が始まっています。
ノンアンプティ選手が参加するレオピン杯の魅力
アンプティサッカーは、日本では2010年に始まった障がい者スポーツで、主に上肢または下肢の切断障がいを持った人たちがプレー。春のレオピン杯、秋の日本選手権と年2回の全国大会が開催されており、株式会社エスエスケイ/ヒュンメルでは、レオピン杯のサプライヤーを第2回大会より務めています。

毎回、新たな試みを行うレオピン杯。今年は5月31日から6月1日にかけて大阪市の鶴見緑地球技場で行われ、初めて海外クラブが参加しました。インドネシアアンプティサッカー協会のYudi Yahya会長は、「日本に招待されたことは、インドネシアにとって光栄なこと。試合もドキドキしたし、すごく良かった。今回のことで、インドネシアと日本のアンプティサッカーの交流は進むだろうし、関係性を発展させていきたい」と期待を語りました。

また、インドネシアチームが驚いたのが、ノンアンプティ選手の参加。レオピン杯では昨年から健常者が片足を上げてプレーする大会独自のルールが適用されており、各チーム、スタッフや選手の家族が参加。特別協賛を務める湧永製薬の湧永寛仁社長は、「ノンアンプティで出られることで、親子でプレーしているのもこの大会のいいところだと思います。試合を見るだけでなく、話をしたり、食事をしたりしていると、健常者と障がい者という境をつくること自体どうなのか、と思いますし、普通に接すればいいのだということ、またそういうことが感じられるいい機会だとも思っています」とアンプティサッカーの魅力を語ります。
片足でプレーする難しさ
初日には体験会が行われ、10数名が参加しました。参加者に試合の感想を聞くと、「男女や年齢に関わらず行われている競技であることに驚きました」や「想像以上の迫力とスピード感で、健常者と変わらないと思いました」、「ノンアンプティ選手の参加があり、障がいのない選手も共に楽しめる素晴らしいスポーツだと感じました」など、競技の持つ激しさと魅力を感じていました。

体験会では、まずクラッチを持ち片足で歩くことから始め、パスやドリブル、最後にはミニゲーム形式での試合を楽しみました。サッカー経験者でも同じようにプレーすることは難しかった模様で、「片足でトラップしてボールを蹴るという動作が普段とは違った動きでした。歩くのもやっとで、結構な体力を使いました」、「いつもなら届くような距離も、あと一歩届かない、かすめるだけといったところがあり、選手のすごさを体感しました」、「試合を観戦しているときは、もしかしたら上手にプレーできるかもと思っていましたが、クラッチを持ちながら片足でプレーすることは怖く、難しいものでした。軸足がクラッチになるので、支えながらプレーすることが一番難しかったです」など、感想が集まりました。
9/21アンプティスタイルの1DAY大会参加者募集中
このレオピン杯で感じてもらったアンプティサッカーを、今度は選手たちと一緒にプレーし、より身近に感じてもらいたいと、9月21日に大阪市のフットサルパーク長居で、第3回セッチカップが開催されることになりました。高校生以上を対象に個人での参加も可能。参加料は1名1,000円です。

大会を主催する関西セッチエストレーラスの植田さんは、「アンプティサッカーの普及や知名度アップを図るとともに、多様な視点や価値観に触れ、スポーツの力で人々の心を繋ぐ場になればと思っています。1人からでも参加できますので、気軽にご応募ください」と話しています。
イベント概要
日時:2025年9月21日(日)11:00~15:00
11:00 受付
11:30 開会式
12:00 試合開始
14:40 閉会式
会場:FUTSAL PARK NAGAI(フットサルパーク長居)A・Bコート
住所:大阪府大阪市東住吉区長居公園1
応募:https://forms.gle/8ZySuh1y6KUQrR3t8
締切:2025年8月31日
ヒュンメルについて
デンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)」は、世界で初めてスタッド付きのフットボールブーツを開発し、1923年に誕生。革靴でサッカーをしていた当時、真っ平らな靴底にスタッドを付け、グリップ力の飛躍的向上をもたらし、今までできなかったプレーを可能にしました。そこで重過ぎるために理論上飛べないとされるマルハナバチ(ドイツ語でhummel)が努力を重ねて飛べるようになったという逸話を重ね合わせ、ブランドネーム&ロゴに採用。100年の歴史を経て、現在は、「CHANGE THE WORLD THROUGH SPORT(スポーツを通して世界を変える)」をビジョンに、独自のブランドストーリーを展開。新しいチャレンジを続けています。
【OFFICIAL WEBSITE】https://www.hummel.co.jp/
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