2025年10月1日(水) 豊橋市動物愛護センター「あいくる」が開所します

愛知県豊橋市に2025(令和7)年10月1日(水)、豊橋市動物愛護センターが開所します。命の大切さを知り、愛情と思いやりを持って動物と共生するまちを目指し、市はこのセンターを拠点に動物愛護への理解を深める取組みや、収容動物の譲渡を推進する取組みなどを充実させていきます。

本センターは、豊橋市保健所・保健センターの隣接地(豊橋市中野町字中原145)で、2024年7月から建設を進めてきました。平家建て、延べ面積997.58平方メートルの落ち着いた雰囲気の外観となっています。多目的ホールや猫モデルルーム、犬、猫の譲渡室などが設けました。
東三河産の木材を使った明るい雰囲気の多目的ホールでは、犬、猫の飼い方教室や譲渡講習会、動物愛護に関する啓発イベントなどを行います。ホールは有料で貸し出しも可能です。

◆猫モデルルーム 愛称は「中央製乳キャットルームMilk」
猫モデルルームは家庭の部屋をイメージした部屋です。室内で過ごす猫の様子を観察しながら、猫の室内飼いについて学ぶことができます。 また、猫モデルルームについては、本社を豊橋市に構え、乳製品などを製造販売する中央製乳株式会社と豊橋市の間で、命名権(ネーミングライツ)契約が締結されました。
部屋の愛称は「中央製乳キャットルームMilk」で、2025年10月1日から5年間、市はホームページや広報印刷物などで愛称を積極的に活用していきます。同社は、あいくるが実施する啓発活動への協力や、イベント開催時に自社製ノベルティグッズの提供もしていきます。
中央製乳の荻野誠社長は「他の生き物の存在や命をコントロールできるのは私たち人。命をつなぎ、大切さを考える空間、時間が必要と思い、猫モデルルームのネーミングライツ契約に応募しました」と話しています。
あいくるは平日と土曜の午前9時から午後5時まで開館し、日曜、祝日、年末年始は休館です。
総事業費は約9億5000万円です。寄附も募り、動物用の医療機器や医薬品に係る費用、保護した動物の飼育のための備品に係る費用、工事費などに活用されています。

◆動物愛護センターの愛称は公募で「あいくる」に決定!
2025年4月14日から5月30日まで愛称を募集したところ、豊橋市内外から744点の応募がありました。審査の結果を受け、市内在住の近藤由喜男さんが考案した「あいくる」に決定しました。
この愛称には「愛くるしい瞳の犬と猫、みんなが犬と猫に『会いに来る』、犬と猫に『愛が来る』施設にしたい」との思いが込められています。
◆あいくるのホームページ開設
あいくるのホームページが9月1日(月)から、開設されています。ホームページでは、あいくるを多くの市民に親しんでもらえる施設となるよう、実施する啓発イベントなど動物愛護に関する情報発信を強化していきます。
あいくるについて、長坂尚登市長は「市民の皆さんに長く愛されるよう歩みを進めていきます」と話しています。
HPはコチラ➡https://www.city.toyohashi.lg.jp/item/120179.htm#itemid120179
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