朝日新聞社編集局デザイン部が佐藤敬之輔賞を受賞 報道機関で初
朝日新聞社編集局デザイン部が2020年3月1日、NPO法人日本タイポグラフィ協会の第19回佐藤敬之輔賞を受賞しました。報道デザインにおける長年の功績を評価されたもので、報道機関では初の受賞となります。
日本タイポグラフィ協会は、文字を使った表現にかかわるデザイナーや研究者らでつくる団体で、佐藤敬之輔賞は、個人と団体の「文字に関わるエモーショナルな行為」に対して贈られます。受賞理由として日本タイポグラフィ協会は、朝日新聞社がタイポグラフィやインフォグラフィックスを駆使して、情報を分かりやすくかつ魅力的に展開してきた姿勢を挙げ、「新聞記者が文字で記事を書くことをデザインで行っていることと同義であり、まさに報道デザイン・デザインジャーナリズム」であるとしています。さらに他の新聞社の紙面づくりに多大な影響を与えてきたこと、新聞の中でのデザインの役割を再認識・牽引する存在であることも評価されました。
日本タイポグラフィ協会は毎年、文字を使ったデザイン作品を公募・審査し、優秀作を掲載する「日本タイポグラフィ年鑑」を発行しています。朝日新聞社はこれまで、東日本大震災から1カ月の被害状況を描いた大型グラフィック「東日本大震災の被害」で2012年のグランプリを、震災から5年後の福島第一原発と廃炉や除染の課題をまとめた見開き紙面「福島第一原発 終わり見えぬ汚染水」で2017年のインフォグラフィックス部門最優秀賞を受賞するなど、入選を重ねてきました。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像