「生まれ」か「育ち」か? 私たちの誰もが逃れられない「遺伝の影」について徹底的に論じた『運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」』が発売たちまち増刷。
橘玲×安藤寿康! 知能格差社会の真実から、遺伝的適性の見つけ方まで
知性、能力、性格、そして運まで――。行動遺伝学が明らかにしたのは、人間社会のあらゆる面を「遺伝の影」が覆っており、誰も逃れられないという事実。ヒトゲノムを解析するテクノロジー「GWAS(ゲノムワイド関連解析)」によって裏づけられた知見から、知能格差社会の真実、そして遺伝的適性の見つけ方に迫ります。
【本書の一部をwebで公開中】
・知性、能力、性格――「遺伝の影」から誰も逃れられないという事実
https://mag.nhk-book.co.jp/article/40449
・遺伝を取り巻く「闇」と「光」――行動遺伝学がもたらしたパラダイム転換とは?
https://mag.nhk-book.co.jp/article/40455
【目次】
まえがき――誰も「遺伝」から逃れることはできない
第1章 運すら遺伝している――DNA革命とゲノムワイド関連解析
遺伝の影が社会全体を覆っている/遺伝子関連テクノロジーの躍進 ほか
第2章 知能はいかに遺伝するのか
保守とリベラルの逆転現象/優生学の亡霊 ほか
第3章 遺伝と環境のあいだ
「親ガチャ」の影響はそれほど大きくない/「学歴の不平等」の真実 ほか
第4章 パーソナリティの正体
ビッグファイブ理論のインパクト/パーソナリティが生み出される仕組み ほか
第5章 遺伝的な適性の見つけ方
マシュマロテストをめぐる最新の解釈/教育で知能を上げることの限界 ほか
第6章 遺伝と日本人――どこから来て、どこへ行くのか
蔓延する「逆優生学」/ヒト集団の遺伝差というタブー ほか
あとがき――遺伝を取り巻く「闇」と「光」
【著者】
橘 玲(たちばな・あきら)
1959年生まれ。作家。2002年、金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。同年、『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』が30万部超のベストセラーに。『永遠の旅行者』は第19回山本周五郎賞候補となり、『言ってはいけない―残酷すぎる真実』で2017新書大賞を受賞。著書多数。
安藤 寿康(あんどう・じゅこう)
1958年生まれ。慶應義塾大学名誉教授。慶應義塾大学文学部卒業後、同大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。専門は行動遺伝学、教育心理学、進化教育学。『能力はどのように遺伝するのか』『教育は遺伝に勝てるか?』『「心は遺伝する」とどうして言えるのか』など、著書多数。
商品情報
書名:『NHK出版新書710 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」』
著者:橘 玲 安藤 寿康
出版社:NHK出版
発売日:2023年11月10日
定価:1,078円(税込)
判型:新書判並製
ページ数:288ページ
ISBN:978-4-14-088710-3
NHK出版ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000887102023.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4140887109/
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