日本で累計2.2万部突破『9割の社会問題はビジネスで解決できる』韓国語版 を出版
社会問題をビジネスで解決する仕組みを、韓国へ。韓国のインパクト投資・社会起業家支援を牽引するMYSCとの連携を通じ、日韓のソーシャルビジネスの発展を目指す

株式会社ボーダレス・ジャパン(本社:福岡県福岡市、代表取締役CEO:田口一成)は、代表・田口一成の著書『9割の社会問題はビジネスで解決できる』(PHP研究所)の韓国語版が、韓国のMYSC(Merry Year Social Company)より出版されることをお知らせします。
2021年5月に日本で発売された本書は、累計発行部数2.2万部を突破。社会問題の解決を目的とした事業のつくり方や、社会起業家を次々と生み出すボーダレス・ジャパン独自の仕組みを紹介し、社会起業を志す人や企業経営者、新規事業担当者などに読まれてきました。
今回の韓国語版出版は、韓国でインパクト投資や社会起業家の育成・支援を手がけるMYSCの代表、キム・ジョンテ氏の働きかけによって実現しました。
社会問題の解決をビジネスの目的に据える考え方と、その実践から生まれた仕組みを韓国にも届けることで、国境を越えた社会起業家の挑戦や、日韓のソーシャルビジネスの連携につながることを目指します。

日本で累計2.2万部突破。社会問題を解決するビジネスの実践と仕組みを紹介
貧困、環境問題、差別、地域の衰退など、世界にはさまざまな社会問題が存在しています。ボーダレス・ジャパンは2007年の創業以来、「ソーシャルビジネスしかやらない会社」として、社会問題の解決を目的とした事業を次々と立ち上げてきました。
本書では、こうした事業の実例を交えながら、社会問題をビジネスで解決するための考え方や、事業を持続可能なものにするための実践的なノウハウを紹介しています。なかでも大きな特徴が、社会起業家が互いに資金やノウハウを提供し合い、新たな社会起業家の挑戦を支える「恩送り」の仕組みです。一人の起業家が一つの社会問題に挑むだけでなく、社会起業家が次の社会起業家を育てることで、社会問題を解決する事業を継続的に生み出していく。その独自の経営モデルと、試行錯誤を重ねてきた実践の過程をまとめています。
また、事業を立ち上げる際には、ビジネスモデルを考える前に、解決したい社会問題の現状や原因、実現したい社会の姿を明確にする「ソーシャルコンセプト」の重要性を解説。社会起業を志す人だけでなく、企業の新規事業開発や社会課題解決に取り組む人にも活用できる内容となっています。
韓国のインパクト投資を牽引するMYSCの働きかけで、韓国語版出版が実現
今回、韓国語版の出版を手がけるMYSCは、韓国でインパクト投資や社会起業家支援に取り組む企業です。MYSCとボーダレス・ジャパンは、社会問題をビジネスで解決するという共通の志を持ち、それぞれ異なるアプローチから社会起業家の挑戦を支えてきました。ボーダレス・ジャパンが、自ら社会起業家を育成し、事業を立ち上げる仕組みを構築してきた一方、MYSCは外部のインパクトビジネスへの投資や成長支援を通じて、社会的インパクトの創出に取り組んでいます。
両社の交流が深まるなかで、MYSC代表のキム・ジョンテ氏から「この本を韓国でも出版したい」という提案があり、今回の翻訳出版が実現しました。
韓国語版には、キム・ジョンテ氏による企画ノート「韓国と日本、共に世界を抱く」を新たに収録。両社の出会いから、それぞれが培ってきた社会起業家支援の仕組み、今後の日韓連携への展望までが綴られています。
キム氏はその中で、MYSCとボーダレス・ジャパンの関係を「二卵性双生児」と表現。異なる強みを持ちながらも、インパクトビジネスという共通の使命のもとで互いに学び合い、補完し合う関係であることを紹介しています。
さらに、両社が準備を進める「ボーダレス・アジア・インパクトファンド(Borderless Asian Impact Fund)」にも言及。MYSCが運用会社(GP)、ボーダレス・ジャパンが出資者(LP)となる構想を通じて、国境を越えたインパクト投資の可能性を示しています。
今回の出版を、書籍を通じた知見の共有にとどめず、日韓の社会起業家や支援組織がつながり、互いの実践から学び合う機会へと広げていきたいと考えています。
コメント

「社会問題をビジネスで解決する」という考え方を、日本だけでなく韓国にも届けられることを、とても嬉しく思っています。ボーダレス・ジャパンがこれまで取り組んできたのは、社会問題を解決する事業を一つひとつ生み出すこと、そして、その挑戦を続けられる仕組みをつくることです。社会問題は国境を越えて存在していますが、その解決に挑む起業家たちもまた、国境を越えてつながり、互いに学び合えるはずです。今回の出版をきっかけに、韓国でもソーシャルビジネスに挑戦する人が一人でも増えたら嬉しいです。そして、MYSCの皆さんとともに、日韓の社会起業家が力を合わせて、より多くの社会問題を解決していけることを楽しみにしています。
韓国語版 書籍概要
・韓国語版書名: 사회문제의 90%는 비즈니스로 해결할 수 있다
・日本語原題: 9割の社会問題はビジネスで解決できる
・著者: 田口一成
・翻訳: キム・ヘウォン(金惠媛)
・韓国版出版社: MYSC(Merry Year Social Company)
・発売日: 2026年9月10日
・販売価格: 22,000ウォン
日本語版 書籍概要
・書名: 9割の社会問題はビジネスで解決できる
・著者: 田口一成
・出版社: PHP研究所
・発売日: 2021年5月28日
・累計発行部数: 2.2万部
・定価: 1,760円(税込)
・日本語版購入先:https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-84913-3
著者プロフィール
田口一成(たぐち・かずなり)
株式会社ボーダレス・ジャパン 代表取締役CEO
1980年生まれ、福岡県出身。早稲田大学在学中、開発途上国で栄養失調に苦しむ子どもたちの映像を見たことをきっかけに、貧困問題の解決を志す。米国ワシントン大学への留学、株式会社ミスミ(現・ミスミグループ本社)勤務を経て、2007年にボーダレス・ジャパンを創業。「社会起業家の数だけ社会問題が解決される」という考えのもと、社会起業家が資金やノウハウを共有し合う「恩送り経営」の仕組みを構築。2018年には社会起業家養成所「ボーダレスアカデミー」を開校し、2020年には自然エネルギー事業「ハチドリ電力」を立ち上げた。2026年には『Forbes JAPAN』の表紙を飾るなど、ソーシャルビジネスの可能性を広げる活動を続けている。
■ MYSCについて
MYSC(Merry Year Social Company)は、韓国を拠点に、社会的インパクトの創出を目指す企業への投資や成長支援を手がけるインパクトビジネス企業です。スタートアップの育成やインパクト投資を通じて、持続可能な社会課題解決の仕組みづくりに取り組んでいます。韓国語版の企画ノートによると、過去15年間で300回以上のインパクト投資を実施し、3,000以上のチームの育成を支援してきました。
代表:キム・ジョンテ(Jeongtae Kim)
■ ボーダレス・ジャパンについて https://www.borderless-japan.com/
社会起業家が集うプラットフォームカンパニーとして2007年3月設立。貧困・環境・教育・地方の過疎化など、様々な社会問題を解決する48の事業を世界15ヵ国で展開・2025年度の売上は105億円の着地予想。社会起業家を次々と生み出すビジネスモデルを評価され、「グッドデザイン賞 ビジネスモデル部門(2019)」「大切にしたい会社大賞・審査員特別賞(2019)」「CSA賞〜20代に薦めたい「次世代型人材」創出企業〜」を受賞。2023年10月、社会課題解決を次のステージに進めるべく新パーパス「SWITCH to HOPE 社会の課題を、みんなの希望へ変えていく。」を発表。より多くの人が、ともに良い社会を目指すための仕組みづくりを目指す。
会社名:株式会社ボーダレス・ジャパン
所在地:福岡県福岡市中央区天神3-1-1 天神フタタビル4F
設立 :2007年
代表者:田口一成
事業内容:社会問題の解決を目的とした事業展開(ハーブティー事業、革製品事業、クラウドファンディング事業、ソーシャルビジネススクール事業)
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