洋上風力調査北海道連絡事務所開所式を開催
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長 髙原一郎)は、地元自治体及び関係機関と円滑・効率的な調査を進める体制を構築すべく、北海道岩内郡岩内町に洋上風力調査北海道連絡事務所を設置し、2024年10月18日、現地にて岩内町長をはじめとする関係自治体、漁業協同組合、北海道庁及び北海道経済産業局関係者を招いて事務所開所式を開催しました。
JOGMECは、2023年度より、国内洋上風力発電の案件形成の初期段階から政府が主導的に関与する仕組みである「セントラル方式」(注1)の一環としてサイト調査を開始しています。
現在、北海道では岩宇・南後志地区沖、島牧沖、檜山沖の3区域でサイト調査を実施しており、また、本年度より岩宇・南後志地区沖、島牧沖において浮体式洋上風力発電を想定した調査を開始します。セントラル方式による洋上風力発電の案件形成において、北海道の重要性は今後も増大すると予想されることから、その活動を着実に実施していくため、北海道における洋上風力調査事業の拠点として岩内町に連絡事務所を開設しました。
開所式には、木村清彦岩内町長をはじめとする関係自治体、漁業協同組合、田中仁北海道ゼロカーボン推進監、鈴木洋一郎北海道経済産業局長など約37人(JOGMEC役職員14名を含む)が出席しました。JOGMEC理事長髙原一郎は、脱炭素エネルギーの安定供給が重要視されており、とりわけ洋上風力発電については再生可能エネルギーの主力電源化に向けた「切り札」として注目される中、本事務所の果たすべき役割について言及しました。
JOGMECは、地元自治体及び関係機関との関係構築を通じて、円滑・効率的な調査を進める体制を整備することで、国内洋上風力発電の案件形成をより一層推進してまいります。
(注1)セントラル方式の概要及びJOGMECによる洋上風力事業は、JOGMECホームページ「風況及び地質構造調査」をご参照下さい。
風況及び地質構造調査
(URL)https://www.jogmec.go.jp/offshore-wind/offshore-wind_10_00001.html
北海道岩内町に洋上風力調査北海道連絡事務所を設置~地元自治体お寄り関係機関との関係構築により円滑な調査を推進~(2024年9月2日)
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