【東京通信大学】岩手県滝沢市との産学官連携を開始
東京通信大学(学長:村岡 洋一)と岩手県滝沢市(市長:武田哲)は、地域課題の解決と人材育成を目的とした産学官連携を2025年11月より開始します。
その一環として、第一回ワークショップ「未来を耕すタキザワ 10年後の農業を描く共創ワークショップ」を2025年11月10日(月)に開催しました。


連携の背景・目的
本産学官連携は、急速な高齢化や後継者不足など、地域農業が直面する課題に対し、ICTやAIなどの先端技術に加え、経営・マネジメントやデータ分析、社会調査など情報マネジメント分野の知見、そして問題発見・解決力を育む教養・リーダーシップ教育を融合させて新たな解決策を共創し、地域の持続的発展と次世代人材の育成を目指すものです。東京通信大学の教育・研究リソースと滝沢市の地域ネットワークを活かし、実践的な学びと社会実装を推進します。
第一回ワークショップの開催概要
2025年11月10日(月)、滝沢市役所にて「未来を耕すタキザワ 10年後の農業を描く共創ワークショップ」を開催。
滝沢市の武田哲市長をはじめとする市職員や農業関係者、東京通信大学 情報マネジメント学部 学部長 加藤泰久 教授が参加し、地域農業の現状課題や未来ビジョンについて意見交換・グループワークを行いました。
当日の主なプログラム(一部抜粋)
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アイスブレイク「マシュマロタワー」:チームで協力し課題解決力を体験
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現状課題の共有:滝沢市農林課による現状説明、グループワークで強み・課題・アイデアを整理
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未来ビジョンの共創:「未来新聞」作成ワークで、10年後の理想の農業像を可視化・言語化




本ワークショップを通じて、参加者同士の交流と新たなアイデア創出が活発に行われ、地域農業の課題や可能性について深く議論し、今後の滝沢市の農業のあり方や、ICT・AI技術の活用による持続的な発展に向けた具体的な提案も多数挙がりました。
今後も東京通信大学と滝沢市は、地域の課題解決や人材育成に向けて、継続的な連携活動を展開してまいります。
■岩手県 滝沢市について
盛岡市の北西部に隣接し、秀峰・岩手山の麓に位置する自然豊かな街。市内には一級河川の北上川と雫石川が流れ、標高差が大きい地形が特徴です。内陸性気候で昼夜の寒暖差が大きく、火山灰土を活かした都市近郊農業が盛んです。主な農産物には、特産品の「滝沢スイカ」、「滝沢りんご」、「滝沢かんしょ」をはじめ、米、野菜、酪農など幅広く生産されています。また、毎年6月に行われる伝統行事「チャグチャグ馬っこ」は、華やかで美しい馬具をまとった馬が市内を彩り、馬耕文化の歴史を今に伝えています。
https://www.city.takizawa.iwate.jp/
■東京通信大学について
通学不要で大学卒業資格を取得できるオンライン大学。「IT・ビジネス」「福祉」の2分野を学ぶことができ、1回約15分の講義動画はスマホやPCで、24時間いつでもどこでも受講可能です。学びやすい学費設定で、初年度学費は約29万円から(入学金込み)。国内外の10代から80代まで、幅広い年代を含む6,151名(※1)が学んでいます。自分のペースで学べるから、学生満足度は96%を記録(※2)。福祉に関する国家資格(社会福祉士・精神保健福祉士)の合格率は、通信制大学で全国No.1の実績を誇ります(※3)。
※1:2025年4月1日時点・正科生の数
※2:2024年度学生調査より
※3:2023年~2025年厚生労働省発表資料より
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