OKIソフトウェア、ボッシュSDS、ノムラシステムの三社が国内製造業向けSAP Cloud ERPテンプレートの共同開発を開始
ボッシュ・グループのボッシュグローバルソフトウェアテクノロジーズ株式会社のビジネスユニットである、ボッシュソフトウェアデジタルソリューションズ(以下「ボッシュSDS」)と株式会社ノムラシステムコーポレーション(以下「ノムラシステム」)が推進する、SAPクラウドERPサービス「SAP Cloud ERP(7月29日発表時は「GROW with SAP」)」の国内製造業向けテンプレートの共同開発に、株式会社OKIソフトウェア(以下「OKIソフトウェア」)が加わり、三社にて共同開発を開始したことを発表いたします。

本取り組みは、日本の製造業の活性化と地域社会の発展支援を目的としています。
本協業では、グローバルにおける製造業の深い知識とSAP運用ノウハウおよび革新的ソリューションの導入実績を持つボッシュと、20年以上にわたるSAP製品の見識とシステム導入の知見を有し顧客目線での伴走型コンサルティングを得意とするノムラシステムとの取り組みへ、国内製造業として永く培ってきたOKIのノウハウをベースにSIビジネスを全国展開するOKIソフトウェアが加わることにより、地域の製造業を活性化する新たな取り組みを展開することで、日本の製造業を元気にします。
今回の共同開発では、これまでのボッシュのグローバルな視点とノムラシステムの顧客目線での導入支援における実行力を軸としたテンプレートに、OKIグループの国内製造業に対する知見が加わることで、日本の製造業に対し、よりリアリティをもったテンプレートへと精緻化し、国内製造業への展開を進めます。
まずはOKIグループの製造子会社であるOKIサーキットテクノロジー、OKIコムエコーズの2社に対しトライアルを着手、国内のミドル・スモール製造業の抱える課題に対してFit to Standardのアプローチで解決に導き、競争力強化を支援します。
また、OKIグループが所在する特定地域の製造業に対し、本テンプレートの集中展開を目指し、当該地域を起点とした地域活性化の実現を目指します。
OKIソフトウェア 執行役員 佐藤圭一氏は、今回の取り組みについて以下のように述べています。
「OKIグループの製造業で培った知見と現場目線を、SAP Cloud ERPテンプレートの共同開発に活かせることを嬉しく思います。日本のミドル・スモール製造業が直面する課題に寄り添い、三社の強みを融合することで、企業の持続的成長や地域の活性化に貢献する新たな価値提供を目指します。」
ボッシュSDSの日本、韓国担当カントリーマネージャーの中角 広 氏は、次のように述べています。
「構想は、実行段階へ。社会インフラを支え、生産現場を熟知するOKIグループが磨き上げた、信頼性の高いビジネスプラクティス、ノムラシステムが培ってきた日本のモノづくりへの深い知見、そして、ボッシュが持つ世界最先端のテクノロジー。この三つの力を掛け合わせ、製造現場の競争力を飛躍させる真に実践的なソリューションを、今、具体的に形にしていきます。」
ノムラシステム 取締役 鈴木一聖氏は、今回の取り組みについて以下のように述べています。
「日本の製造業が持つ技術と情熱を次の時代へつなぐために、我々の取り組みにOKIソフトウェアが加わり、新しい挑戦が始まりました。SAP Cloud ERPを基盤とした実践的な取り組みとして、OKIグループ2社と共にブラッシュアップを進め、現場の課題に即した次世代の標準業務モデルの完成を目指しています。」
OKIソフトウェアについて
OKIは140年以上にわたり、通信・交通などのインフラ事業者、金融機関、行政機関といった社会インフラを支える技術と製品を提供し、『社会の大丈夫をつくっていく。』という使命のもと、安心して暮らせる社会の実現に貢献しています。
そのOKIグループでソフトウェア開発を担っているのがOKIソフトウェアです。
「製造業としてのOKI」が30年以上システム運用している、基幹システム(ERP)の構築・運用を支えてきたのもOKIソフトウェアです。
自社での構築・運用経験をもとにしたノウハウを強みとし、最新手法でお客様に寄り添った基幹システムの構築を支援いたします。
詳細情報はhttps://www.oki-osk.jp/でご覧いただけます。
ボッシュソフトウェアデジタルソリューションズ(ボッシュSDS)について
ボッシュグローバルソフトウェアテクノロジーズのグローバル・ビジネス・ユニットであるボッシュSDSは、コンサルティング、エンジニアリング、ITサービスのグローバル・デジタル化プロバイダーです。
ボッシュは、ユーザーを中心としたデジタル化への前向きなアプローチであるSmarter Digitalへの切り替えを支援しています。ボッシュは、新しいデジタル・ビジネスモデルの構築、レジリエントな未来志向型企業の実現、持続可能性目標の加速化など、世界中のさまざまな業界にとって信頼できるパートナーです。
グローバル・テクノロジー・パートナーとして、ボッシュSDSはオンショア、ニアショア、オフショアのデリバリーセンターのネットワークを通じて、日本、北米、欧州、英国、中東、アジア太平洋地域で事業を展開しています。
詳細情報はhttps://jp.bosch-sds.com/でご覧いただけます。
ボッシュグローバルソフトウェアテクノロジーズについて
ボッシュグローバルソフトウェアテクノロジーズ(Bosch Global Software Technologies Pvt Ltd)は、テクノロジーとサービスを提供する世界有数のグローバル・サプライヤーであるロバート・ボッシュGmbHの100%子会社で、エンド・ツー・エンドのエンジニアリング、IT、ビジネスソリューションを提供しています。
35,000人以上の従業員を擁するボッシュ最大のソフトウェア開発センターは、ドイツ国外にあり、米国、欧州、アジア太平洋地域でグローバルに事業を展開するボッシュのインドにおけるテクノロジー・パワーハウスです。
ボッシュは、センサー、ソフトウェア、サービスをつなぐエンド・ツー・エンドのソリューションを提供する独自の能力により、企業が従来型ビジネスからデジタルビジネスへ移行したり、製品やプロセスにデジタル要素を導入してビジネスを改善したりすることを可能にします。
詳細情報はwww.bosch-softwaretechnologies.comでご覧いただけます。
株式会社ノムラシステムコーポレーションについて
株式会社ノムラシステムコーポレーションは、「社員の物心両面の幸福を追求」し、「社会の進歩発展に貢献」することを経営理念としています。長年蓄積されたビジネス経験とSAPのナレッジを基に、クライアントの経営課題を解決し持続的な成長を支えることを目的とした伴走型コンサルティングを提供しています。
株式会社ノムラシステムコーポレーションは、企業理念に基づき、新たな可能性をもたらす価値の創出と提供をすること、すべてのステークホルダーとの対話を尊重すること、により持続可能な未来社会の実現に貢献します。
詳細情報はhttps://www.nomura-system.co.jp/でご覧いただけます。
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沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
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株式会社OKIソフトウェアは、通称をOKIソフトウェアとします。
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その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
 
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
OKI 広報室
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
株式会社OKIソフトウェア T115プロジェクト推進室
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