日本の通信事業者として初めて「Matter」規格団体「CSA」へ加盟 ~NTTe-City Laboにスマートホームラボを開設予定~
NTT東日本はCSAへの加盟を機に、ライフスタイルの変化に伴う便利で快適な生活へのニーズや、高齢化社会に伴う健康で安心な暮らしへのニーズの高まりに、スマートホームの領域から応えていくための取り組みを開始いたします。本取り組みを推進するにあたっては、スマートホームに取り組まれているIoT事業者だけではなく、集合住宅の建設・管理を行われている事業者様、住宅向けサービスを提供されている事業者様、医療/介護サービス関連の事業者様等の多くの企業様とパートーナーシップを通して連携することで、より多くの事業者様・利用者様に価値を提供することをめざしてまいります。
連携の実現に向け、NTT東日本はNTTe-City Labo ※3内にスマートホームラボを開設予定です。スマートホームラボでは、NTT東日本が取り組むMatterを活用したスマートホームの体験や、Matterに関連する共同実証・開発を行っていただけます。これに加えて、さまざまな企業様が提供される最新のスマートホーム関連機器の実機展示・体験コーナー開設も予定しておりますので、これらをパートナー企業様にもご活用いただくことで、社会ニーズの充足に貢献できる新たなスマートホームモデルを共同で実現することをめざしてまいります。
※1:ワーキンググループに参画し、「Matter」の仕様開発を実践的に行い、迅速に開発して市場に投入する機会を得ることが可能な会員ランク「Participant」会員として2023年9月19日に加盟
※2:2023年11月2日時点。NTT東日本調べ
※3:NTTe-City Laboの詳細はこちら
(https://business.ntt-east.co.jp/content/regional_revitalization/labo/)
■「Matter」の概要について
Matterはメーカー横断でIoT機器間の接続を実現することで、利用者の利便性向上と、各メーカーの開発負担の低減および開発迅速化を目的に策定された規格です。Wi-Fiを始めとした実証済みの技術に基づいて構築されたIPベースの接続プロトコルであり、信頼性が高く安全な IoT 機器との接続を可能としています。これにより、IoT機器メーカーは自社製品にMatterの認証を受けることで、高い信頼性と、設計上の安全性、相互の互換性を訴求することが可能となります。
現在Matterが対応しているIoT機器は照明器具、冷蔵庫、エアコン、食器洗い機、洗濯機、ロボット掃除機、空気清浄機、スマートロック、各種住宅用センサー類など多岐におよび、今後さらなる拡大も予定されています。
■Connectivity Standards Allianceについて
・団体名:Connectivity Standards Alliance
・事業内容:IoT関連規格の維持・策定
・President and CEO:Tobin Richardson
・所在地:508 2nd Street, Suite 109B Davis, CA 95616 USA
・設立:2002年10月
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