パーソルグループ、女性管理職比率24.6%(2023年10月現在)で前半期比0.2pt増
~経営層と女性管理職の座談会、全管理職対象のダイバーシティ研修など各種施策を実施~
■女性管理職比率の向上は多様な人材活躍に向けた取り組み
パーソルグループは、女性管理職比率「2030年までに37%」を目標に掲げています。2021年9月に設置したジェンダーダイバーシティ委員会をはじめ、グループ各社でさまざまな施策を推進し、2023年10月時点でグループ内の女性管理職比率は24.6%と、前半期(2023年4月時点)と比較し0.2ptの増加となりました。
また、2023年度からは、男性育休に関する目標「2025年まで1日以上取得率100%を目指し、今後1カ月以上の取得が進んでいくよう環境整備を推進する」を新たに掲げています。風土醸成や各種施策の推進を通じて、社員が多様な“はたらく”選択肢の中から自ら選べる状態をつくることが、社員の“はたらくWell-being”につながると考えています。
1)トップコミットメント・マネジメント体制
経営層に向けた各種研修実施および、女性管理職との座談会を通じ、経営層が自ら女性活躍推進およびダイバーシティ経営を意識するように促しています。また、その気づきを具体的な方針のアウトプットおよび行動・推進につなげる取り組みも実施しています。
グループ経営層と女性管理職の座談会を15回実施(2022年度実績)
(写真:第1回目和田CEO参加の座談会の様子)
経営層が女性管理職の生の声を聴き、現状課題を把握し、施策の具体化につなげることを目的に、経営層と女性管理職の座談会を実施。座談会は1回あたり役員・本部長2名と女性管理職が4名参加の小規模で積極的に話し合える形式にし、CEOの和田をはじめ各社役員・本部長が31名、女性管理職は60名が参加しました。「管理職になって大変だったこと」、「今後管理職になるメンバーのために整えておきたい制度や風土」をテーマにさまざまな意見交換を行い、座談会後の経営層からの総括では「知っているようで知らなかった部分に気づき、課題に昇華することができた。具体的な施策を検討する。」などの意見が出されました。
詳細はこちらから→ https://touch.persol-group.co.jp/20230119_13883/
モニタリング体制の整備・実施
女性管理職比率を高めていくために、障壁となっている事実を把握したうえで、目標・計画立案し実行していきながら、方向性・実効性の確認を行うため、モニタリング体制を整備し、6カ月に1回の頻度で確認・モニタリング体制の調整を行っています。今後は、さらに各SBU(Strategic Business Unit)との連携を高め、各グループ会社における推進を加速していきます。
2)管理職の意識改革
将来的に女性管理職となる人材を育成・着任を後押しするため、上司である管理職側の意識改革やアンコンシャスバイアスへの対処、またグループにおけるダイバーシティに対する共通認識を構築するために、グループ横断の研修を実施しています。
DI&E推進および女性や若者の活躍推進のノウハウを習得する研修実施(2021年~)
国内パーソルクループ全社の役員含む課長以上を対象に、「多様性を生かし、組織成果を最大化するマネジメント手法」を学ぶ研修を実施しました。約2年間で対象者の9割にあたる2,300名が受講しました。本施策により、対象者のダイバーシティ推進に対する目的理解度が94%、また多様性を活かすマネジメント手法への理解度、実践意向度なども平均87%を超えました。また、本研修は、新任管理職にも継続的に実施していく予定です。
インクルーシブ・リーダーシップ研修の導入(2023年1月~)
「一人ひとりが持つリーダーとしての力を引き出しながら、組織全体の力を向上させる」リーダーシップ手法である「インクルーシブ・リーダーシップ」をテーマに全部長・課長層を対象に研修を実施しました。部長層に対しては自組織や自身の行動変容計画策定に加え、策定した計画を課長層と共有し、マネジメントラインで変革構想の共通認識をもつことを実施。課長層に対しては部長層への内容に加え、多様性を生かすファシリテーション研修を実施し、自組織の風土改革を進めています。
3)社員の意識改革
社員が自分のキャリアを主体的に意識し、管理職を含む多様なキャリアを選択肢に含め、自らキャリアを構築することへの意識を持ち、それを実現できる能力を高められるよう、さまざまなイベントや研修を実施しています。
「これって本当にあるの?女性管理職にまつわる都市伝説について語る」会を実施(2022年度実績)
女性社員が漠然と抱く、管理職着任および管理職になってからのはたらき方に関するさまざまな疑問と誤解を紐解き、管理職着任意向を醸成するためにオンラインイベントを合計2回実施しました。現役管理職である女性社員3名がさまざまな疑問に答えていく形式で、リアルタイムで匿名投稿ができるツールなども導入し、それぞれの意見や考えを素直に伝えることができ、「等身大のお話がきけて良かった」「もっとこういう交流の機会を増やしてほしい」などの感想が寄せられました。
詳細はこちらから→ https://touch.persol-group.co.jp/20230119_13883/
キャリア研修の実施(2022年度実績)
性別に限らず若手社員を対象に、管理職への着任を含む自身のキャリアプランを描くための「キャリア研修」を実施しました。若手社員に管理職としてのキャリアもイメージし、結婚・出産などのライフイベントとともにはたらくことへの理解を深めることを目的とした研修です。研修には、現在グループで活躍している管理職やエキスパート・スペシャリストも登壇、それぞれのキャリアと現在の役割・やりがいなどについて具体的に伝える機会も設けました。
(※)パーソルグループでは、Equityを講じてInclusionとEqualityを目指す姿としていることから、Diversity, Inclusion & Equalityと表記します。Diversity(ダイバーシティ):多様性。雇用の機会均等、多様なはたらき方。Inclusion(インクルージョン):包括・包含。個々を尊重すること。Equality(イクオリティ):等しいこと・同等・平等・対等。権利や利益が等しくあること。
■参考:パーソルの「女性活躍推進」に関するリリース・記事(一部)
・国際女性デー特別オンラインイベント:「はたらく」女性と日本の未来を、本気で考える
https://www.persol-group.co.jp/special/womensday/2023/
・女性活躍推進のカギは徹底した「機会の公平」。トップが語り合うDI&Eの今とこれから
https://touch.persol-group.co.jp/20230308_14257/
・女性ホルモンが、はたらく女性のパフォーマンスに及ぼす影響とは?社内セミナーを開催
https://touch.persol-group.co.jp/20211012_9886/
■パーソルホールディングス株式会社について
1973年の創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、設計開発など人と組織にかかわる多様な事業を展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名変更。
東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:2181)。2023年3月期売上高1兆2,239億円。
■「PERSOL(パーソル)」について <https://www.persol-group.co.jp/>
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、BPOや設計・開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開するほか、新領域における事業の探索・創造にも取り組み、アセスメントリクルーティングプラットフォーム「ミイダス」や、スキマバイトアプリ「シェアフル」などのサービスも提供しています。
はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像