憧れの趣味の部屋を気軽に持てる機能特化型個室シェアサービス「ｒｏｏｂｂｙ」を開始

第一業態としてフィットネスジム事業「ｒｏｏｂｂｙ-ｆｉｔ」を池上線雪が谷大塚駅上にテストオープンします

当社は、「社内起業家育成制度」第８号案件として、機能特化型個室シェアサービス「ｒｏｏｂｂｙ」(読み方：ルービー) （以下、本サービス）を開始します。ｒｏｏｂｂｙとは、部屋（ｒｏｏｍ）＋趣味（ｈｏｂｂｙ）を組み合わせた造語であり、当社が用意した趣味の空間を、スマートフォンなどから気軽に予約し、誰にも邪魔されずに好きなだけ利用できるサービスです。今般、本サービスにおける第一業態として、フィットネスジムに特化した「ｒｏｏｂｂｙ-ｆｉｔ 雪が谷大塚」（以下、本店舗）を４月７日（金）、池上線雪が谷大塚駅上にテストオープンします。

昨今、テレワークの浸透やライフスタイルの変化により、自宅で過ごす時間が増加しており、自宅を好みの空間にしたいというニーズが高まっています。その一方で、部屋の広さ、構造、費用の観点から、自宅に憧れの趣味空間を用意できる方は限られており、自宅以外に趣味の空間を持ちたいと思う方が増えています。特に近年、世代を問わず健康意識が高まっていることから、本サービスの第一業態として、フィットネスジムに特化した「ｒｏｏｂｂｙ-ｆｉｔ」をテストオープンすることとしました。

本店舗は、コンセプトの異なる７部屋の中から自分に合った１部屋をスマートフォンから事前予約して利用できるため、周囲の視線や混雑状況を気にすることなく利用することができます。また、フィットネスジム事業で一般的な月額固定料金制ではなく、都度利用が可能な従量課金制を採用することで、「利用回数と月額料金が割に合わない」といった悩みを持つことなく好きなタイミングでの利用が可能です。さらに、運動と個室を組み合わせることで、大画面ＴＶで好きなアーティストのＬＩＶＥ映像を視聴しながらランニングなどの、「運動施設」に留まらない「自分の居場所」としての自由な使い方が可能になります。

今後は、より多くの人が自分好みの使い方が可能な１部屋を持つことができるよう、東急線沿線を中心に「ｒｏｏｂｂｙ-ｆｉｔ」店舗の拡充を進めるとともに、第一業態での実績を踏まえ、多様化する人々のニーズに対応する別業態の展開も検討していきます。

当社は、時代の変化とともに生じる新しい価値観やライフスタイルに柔軟に対応するサービスを提供することにより、社会課題の解決に取り組んできました。自分だけの趣味の１部屋を持ちたいというニーズに対して本サービスが、世代を問わず、多くの方の憧れの空間を気軽に持てる「サテライトの自分の家」となることを目指し、自分らしい生き方を実現できる街づくりに取り組みます。

【ｒｏｏｂｂｙ-ｆｉｔ 雪が谷大塚イメージイラスト】

本サービスの詳細については別紙をご参照ください。

【別　紙】

■「ｒｏｏｂｂｙ-ｆｉｔ 雪が谷大塚」　概要

（１）施設概要

（２）特徴
１．  コンセプトの異なる７つの個室
一人一人の「憧れの趣味の部屋」を意識して設計された、それぞれ異なるコンセプトの部屋を、その日の気分に応じて選択することができます。
トレーニングブース×２部屋、ランニングブース×２部屋、バイクブース×１部屋、スタジオ×２部屋

２．  気軽さを追求したサービス設計
・利用方法
気が向いた時に躊躇なく使える施設を目指し、会員登録から決済、利用までスマートフォン一つで完結するサービスを実現しました。事前予約制で直前まで予約可能なため、予定が見通せない中でも気軽にご利用いただけます。
・料金
月額費用なしの従量課金制を採用することで、月単位の利用回数に縛られることなくお好きなタイミングでご利用できます。１部屋につき、３０分あたりの料金が２００円～１，１００円（※別途消費税など）の間で時間帯別料金のため、早朝や深夜などの空いている時間帯にお得にご利用いただけます。
・アクセス
  　 駅直結好立地のため、お仕事帰りや友人とのご予定の後などのすきま時間に気軽に立ち寄れます。

３．  安心してご利用いただける防犯システム
店舗は２４時間無人営業ですが、防犯カメラや非常通報ボタンを設置し、緊急時は警備員が駆け付けるシステムを導入しています。

４．個室だから実現できる、ジムの域を超えたライフスタイルの提案
運動と個室を組み合わせることで、「運動施設」に留まらない「自分の居場所」として自由な使い方が可能になります。

＃自宅やカフェより捗る！　　　　　　バイクを漕ぎながらオンライン英会話レッスン
＃まるでライブハウスの臨場感！　大画面ＴＶで好きなアーティストのＬＩＶＥ映像を視聴しながらランニング
＃運動と仕事は両立出来る！　　　トレーニングの合間にアイデアを練る、新しいワークスタイル 

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（３）各部屋の紹介

・３０１号室　トレーニングルーム（ｎｏｒｍａｌ　ｔｙｐｅ）
設置器具　　　：マルチマシン、鏡、ダンベル（１ｋｇ～２０ｋｇ）、腹筋ベンチ、ベンチ台×２
広　さ　　　   ：約２２．２㎡
料　金　　　　　：１部屋当たり４００円～９００円/３０分（※別途消費税など）
利用推奨人数：１～４人
特　徴 ：黒基調の部屋で、とにかくトレーニングに集中できる空間
→集中してトレーニングしたい人や、パーソナルトレーニングでの利用におすすめ

・３０２号室　トレーニングルーム（ｒｅｌａｘ　ｔｙｐｅ）
設置器具　　　：マルチマシン、鏡、ダンベル（１ｋｇ～２０ｋｇ）、腹筋ベンチ、ベンチ台×２、テーブル、ソファ
広　さ       ：約３２．８㎡
料　金　　　　　：１部屋当たり５００円～１，１００円/３０分（※別途消費税など）
利用推奨人数：１～４人
特　徴   ：憧れの部屋をモチーフに、リラックススペースを完備
→ゆったりトレーニングしたい人や、友人同士での利用におすすめ

・３０３号室　バイクルーム（ｒｅｆｒｅｓｈ　ｔｙｐｅ）
設置器具 　 ：バイク×２
大画面テレビ（携帯ミラーリング、ネット接続可能）、ハンモック
広　さ　　　　　：約１８．１㎡
料　金　　　　　：１部屋当たり２００円～６００円/３０分（※別途消費税など）
利用推奨人数：１～２人
特　徴　　：大草原の中をサイクリングしているような開放感の中、大画面のモニターで映画などを見ながら運動が可能
→友人、パートナー、お子さまとのご利用におすすめ

・３０４号室　ランニングルーム（ｎｏｒｍａｌ　ｔｙｐｅ）
設置器具　   ：ランニングマシン
大画面テレビ（携帯ミラーリング、ネット接続可能）
広　さ　　　   ：約７．９㎡
料　金       ：１部屋当たり２００円～６００円/３０分（※別途消費税など）
利用推奨人数：１人
特　徴   ：誰にも邪魔されない没入空間
　　　　　大画面でＹｏｕTｕｂｅなどの動画コンテンツが視聴可能
→「ながら運動」におすすめ


・３０５号室　ランニングルーム（ｕｎｉｑｕｅ　ｔｙｐｅ）
設置器具　   ：ランニングマシン
大画面テレビ（携帯ミラーリング、ネット接続可能）
広　さ　　　   ：約８．２㎡
料　金　　　   ：１部屋当たり２００円～６００円/３０分（※別途消費税など）
利用推奨人数：１人
特　徴   ：ネオンが光る非日常的な空間
 　　　　  ３０４同様、大画面を活用した「ながら運動」にも最適
→自分だけの空間に没入したい人におすすめ

・３０６号室　スタジオ（ｎｏｒｍａｌ　ｔｙｐｅ）
設置器具  　：大型鏡、音響機器（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ接続可能）
広　さ　　　   ：約２８．６㎡
料　金　　　 　：１部屋当たり４００円～９００円/３０分（※別途消費税など）
利用推奨人数：６～７人
特　徴   ：ダンスやヨガなどの各種運動に適したスタジオルーム
→個人利用に加え、団体利用やレッスンなどにも活用可能

・３０７号室　スタジオ（ｌａｒｇｅ　ｔｙｐｅ）
設置器具   　：大型鏡×２、音響機器（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ接続可能）
広　さ　　　   ：約４３．８㎡
料　金　　　   ：１部屋当たり５００円～１，１００円/３０分（※別途消費税など）
利用推奨人数：９～１０人
特　徴   ：ダンスやヨガなどの各種運動に適したスタジオルーム
→大人数で利用可能なため団体利用やレッスンなどにおすすめ

【参考】
１．東急「社内起業家育成制度」の概要
事業を創造する意欲・能力を有する従業員を支援し、広くフロンティア・スピリットを喚起することで新規事業創出のスピードアップを図り、東急グループの活性化と持続的成長を果たすために２０１５年４月に創設した制度です。

（１）対象者
・東急、連結子会社従業員。
・個人もしくはチーム（外部の協力者を含むことも可）。
・年齢や職責は不問。
（２）提案領域
・業種、テーマなどは特に制限なし（東急の経営理念と経営方針を逸脱しない分野）。
（３）骨子
・提案者が新しいビジネスのアイデアを会社に対して提案し、会社が選考。
・東急社長による最終選考通過後は、会社は事業化検討を強力にサポート。提案者は選考の進捗に応じ、現在の
業務を離れ専任で詳細を検討。
・事業化のあかつきには、提案者自らがプロジェクトリーダーや社長として起業し、軌道に乗るまで事業を推進。
・新会社設立の際は、提案者も一定割合を共同出資することが可能。
・事業の成果があがった場合には、成果に応じたインセンティブ(報酬)を付与。
・事業化に失敗した場合でも東急での継続雇用が保証され、提案者に不利益なし。
（４）これまでの事業化案件
・２０１６年５月 　会員制サテライトシェアオフィス事業「ＮｅｗＷｏｒｋ」
・２０１６年６月 　翻訳・ローカライズ事業「ＹａＱｃｅｌ（ヤクセル）」
・２０１８年７月 　未利用壁面広告事業「ＲＯＡＤＣＡＳＴ」
・２０１９年５月 　駅施設活用新決済事業「キャッシュアウト」「スマートフォン決済チャージ」
・２０１９年１０月　東急グループのふるさと納税「ふるさとパレット」
・２０２１年４月 　定額制回遊型住み替えサービス「ＴｓｕｇｉＴｓｕｇｉ」
・２０２３年１月　　アートプラットフォーム事業「Ａｒｔ Ｖａｌｌｅｙ」

２．事業提案者
東急株式会社
●吉田 一貴（よしだ かずき）　フューチャー・デザイン・ラボ所属
２０１８年新卒入社。主に沿線商業施設の運営・開発に従事。コロナ禍でのライフスタイルの変化と、従来の不動産賃貸業への課題感から、本事業を立案。

●西崎 友二郎（にしざき ゆうじろう）　フューチャー・デザイン・ラボ所属
２０２０年新卒入社。法務部門を経て、本事業に従事。 

●奥野 貴文（おくの たかふみ）　財務戦略室所属
２０１８年新卒入社。連結の資金管理業務を経て、現在では政府系銀行と地方銀行を担当。一般管理部門の経験を活かし、本事業へ兼務として関わる。

●田中 美寿々（たなか みすず）　株式会社ＳＨＩＢＵＹＡ１09エンタテイメント出向中
２０２０年新卒入社。リテール部門のグループ会社経営管理業務を経て、現在は株式会社ＳＨＩＢＵＹＡ109エンタテイメントに出向し経営企画部に所属。本事業へ兼務として携わる。

●事業提案者コメント
　昨今のライフスタイルの変化により、自宅の機能として、食べる・寝る以外にも、生活を豊かにする空間の必要性を強く感じ、生活圏内に気軽に使える自分の居場所があれば、より充実した日々が送れるのではないかと考えていました。
　また一方で、不動産賃貸業の課題感（既存の賃貸借スキームでは適合しにくい物件が数多く存在すること）もあり、敷居の低い新たな不動産活用策として本事業を提案しました。
　将来的には、フィットネスに留まらず、さまざまな分野で「憧れの空間」を展開し、誰もが自宅以外に居場所を持てる世界を目指します。


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