1万人超の婚活データを分析した『成婚白書 2024年度版』公開!男性は、年収だけでなく「年齢」も重視される傾向が。
再婚者は、初婚者よりも約1ヶ月も活動期間が短く、「結婚への見極め力」が備わっている?!
結婚相談所を中心に婚活事業を複合展開する株式会社IBJ(代表取締役社長:石坂茂、本社:東京都新宿区、東証プライム:6071)は、2024年に当社の結婚相談所ネットワーク内で成婚した15,374名の成婚者データを分析した『成婚白書』を公開しました。

成婚白書の概要
人口減少という未曾有の危機に直面する日本において、国内最多*¹となる成婚を生み出すIBJグループは、日本で最も大きな婚活会員データベースの分析結果を地域支援にも役立てていただきたいと考えています。
そこで2024年の成婚白書では、婚活市場における最新の動向や『成婚率』を用いた各要素の検証を行っております。有識者の見解や、統計データを交えながら、実態に基づく考察も行い、多様化する現代において、結婚を望む皆さまへ向けた結婚支援の参考になりましたら嬉しく思います。
『成婚白書 2024年度版』全文はこちらから(PDF)
https://www.ibjapan.jp/information/wp-content/uploads/2025/04/2024IBJseikon_hakusyo.pdf
▽成婚白書一部抜粋
2024年の代表的な成婚者像(初婚と再婚別)

代表的な成婚者像として、2024年における初婚者は、女性34歳、男性36歳となりました。また、在籍日数「約9ヶ月(男女合わせた中央値)」、交際日数「約4ヶ月」と短い期間で意思決定していることが言えます。これは、一般的な平均交際期間4.3年(第16回出生動向基本調査 独身者ならびに夫婦調査)の1/12の期間となります。

また、再婚者においては、初婚者と比較すると、男女ともに交際日数は20日程度短くなり、さらに、活動日数においては約1ヶ月短縮されることが明らかになりました。再婚者は、相手を選ぶ基準が明確になっている傾向があり、経験による見極め力が備わることで、結果として初婚者よりもさらに短い期間で成婚に至っていると考えられます。
男性も「年齢」が重視される傾向に
婚活市場において、お相手の年収や年齢は、成婚を決断する上で重要な指標になります。一般的に、結婚相談所で活動する男性は可処分所得の高いケースが多く、IBJに加盟する4,500社超の結婚相談所の中で、年収600万円以上の男性が全体の約半数を占めます。(2025年1月時点)


結婚相談所では年収が高い男性ほど成婚率が高い傾向がありますが、年齢が上がるとその効果は弱まり、特に40代では年収が高くても成婚率が下がる傾向が見られます。また、2024年は過去(2017〜2019年)と比べ、20代において年収500~1,000万円台でも成婚率が50%を超えるなど、年収の影響が緩やかになっており、男性にとっても「年齢」が成婚の重要な要素となっています。出産適齢期の観点などから女性の年齢に焦点があたることが多いですが、男性も年齢を意識して活動をスタートさせることが、成婚において重要と言えるでしょう。
【成婚率】成婚者÷(成婚者+退会者)で算出
都市の男性は、地方の男性よりも9.2ポイント成婚率が高い

都市では高学歴・高年収の男性が多い傾向にあることや、女性の都市への転入超過により「女性余り」となっていること等が起因し、男性の成婚率が地方より9.2ポイント高くなることが分かりました。
「成婚白書」目次
Ⅰ はじめに
IBJ代表取締役社長 石坂 茂
・ 現代日本の少子化未婚化の現状
・ 行動経済学で読み解く若者の婚活事情
学習院大学経済学部教授 鈴木 亘氏
Ⅱ 成婚者データ分析
・ 2024年の成婚者の特徴
・ 成婚者と退会者の比較
・ お見合い数と交際移行率
・ 年齢と成婚の関係
・ 年収×年齢と成婚の関係
・ 学歴と成婚の関係
Ⅲ 地域における婚活の傾向
・ 地域ごとの成婚率の比較
・ 都市と地方における成婚者像の比較
・ 都市と地方における年齢層ごとの傾向
・ 都市と地方における学歴の傾向
・ 婚活者の価値観と結婚観の地域差
・ 旅行会社が結婚支援?地域の特性を生かした婚活サポートを
株式会社日本旅行 代表取締役社長 小谷野 悦光氏
Ⅳ その他要素と成婚しやすさ
職業・飲酒・喫煙・血液型・婚姻歴・子供の有無・続柄・家族と同居
Ⅴ おわりに
・ 地方の結婚支援が「絵に描いた餅」にならないために
ニッセイ基礎研究所 生活研究部 人口動態シニアリサーチャー 天野 馨南子氏
・ 結婚支援とこれからの社会的役割
株式会社IBJ
■『成婚白書 2024年度版』全文はこちらから(PDF)
https://www.ibjapan.jp/information/wp-content/uploads/2025/04/2024IBJseikon_hakusyo.pdf
■代表メッセージ(成婚白書より)
成婚白書は、毎年IBJが公開している、日本で最も大きな婚活会員データベースの分析結果です。婚活市場における最新の動向や成功事例、そして各種統計データに基づいた具体的な改善策や支援策を示すものであり、結婚を真剣に考えるすべての方々にとっての指針となることを目指しています。
2024年におけるIBJの成婚組数は、過去最多となる16,398組となり、日本の婚姻件数499,999組(令和6年人口動態統計 速報値)に対して約3.3%と、30組に1組に値します。
~中略~
本白書では、IBJが蓄積してきた膨大なデータ、会員アンケート、各地域の実態調査をもとに、婚活プロセス全体の成功要因や課題を客観的に明らかにしていきます。利用者だけでなく、婚活業界全体のサービス改善などにお役立ていただきたいと考えています。ーー 株式会社IBJ 代表取締役社長 石坂茂

■株式会社IBJ(https://www.ibjapan.jp/)
マッチングだけに留まらないトータルサポートで、日本で最も多くの成婚(=婚約)を創出しています。独自の結婚相談所プラットフォームで全国の結婚相談所と婚活者をつなぎ、人だけが提供できる親身なサポートで、お客様のライフスタイルや婚活フェーズに合わせたサービスを提供。日本の深刻な課題である「人口減少問題」に、結婚カップルを生み出すことで貢献したいと考えています。
本 社 :東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト 12階・17階
代表者 :代表取締役社長 石坂 茂
事業内容:結婚相談所プラットフォーム事業、直営結婚相談所事業、イベント事業、婚活アプリ事業、ライフデザイン事業
【データの引用・転載に関するお願い】
本データの著作権は当社が保有します。調査データの引用・転載時には、必ずクレジット「婚活事業を複合展開する株式会社IBJ」を明示くださいますようお願いいたします。また、Webサイト(http://www.ibjapan.jp/)へのリンクも貼っていただけますと幸いです。
【取材・転載に関するお問い合わせ先】
pr@ibjapan.jp (株式会社IBJ 広報)
※詳細データをご希望の場合もこちらからお問い合わせください。
*¹日本マーケティングリサーチ機構調べ(成婚数:2024年累計、2025年2月期_指定領域における市場調査) ※成婚数:IBJ連盟内での成婚者数
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