【京都 蔦屋書店】井村一登 個展 「明晰鏡」を4月27日(土)より開催。様々な素材や技術を用いた鏡で「鏡像側の自身が持つ意志」に触れる。

《wall-ordered horizon #2》H500mm×W500mm×D100mm, ガラスミラー, アルミミラー, LED, 額縁,2024年(photo by Kenryou Gu)

京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都髙島屋 S.C.[T8]5F・6F)では、 井村一登 個展 「明晰鏡」を2024年4月27日(土)~5月14日(火)の期間、6Fギャラリーにて開催いたします。

特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/magazine/39858-1309190408.html

概要

井村一登は1990年京都市生まれ。2015年に京都市立芸術大学総合芸術学科を卒業し、2017年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻を修了しました。歴史の中で素材や技法が発展し、多様化している「鏡」をテーマに、人と鏡の関係性や歴史、そこから生じる現象を探求しながら、独自の技法で作品制作をしています。

紀元前の遺跡から出土される黒曜石から、現代の光学機器、全国各地の素材に至るまで、鏡面にまつわるあらゆる要素を追求することで「自身の内面しか知らない自身」、「自身の外見しか見えない他者」の二者の間にあるコミュニケーションから鏡の再現性まで多面的にアプローチします。

本展は、井村が生まれ育った京都での初めての個展です。網羅的な制作、リサーチをする一方、自身が視界に映る景色を鏡として捉える現状を「明晰夢」のように捉え、鏡像側の自身の意識に触れるように「明晰鏡」と題しました。井村がアーティスト活動を開始してからこれまでに制作してきた様々な形状の「鏡」の作品を合わせてアーカイブ的に展示いたします。異なる性質を持った鏡同士が新たな秩序を持った鏡像の反復を作り、数列の可視化をコンセプトに制作しているシリーズ「wall-ordered」の新作をはじめ、トルコ、チャタル・ヒュユクの遺跡で出土した黒曜石の鏡をモチーフとした「loose reflection」、“魔鏡”の製法に着目し、今は見えない裏面の情報を表面に映しだした「invisible layer」シリーズの作品も展示します。鏡と人間の関係が変遷してきた長い歴史、その一歩先の様々なアイデアによって追求し続ける井村の世界観を、是非会場にてご体感ください。

《box-ordered peeling fortune》アクリルミラー,ステンレスミラー,LED,額縁, 600×600×240mm, 2023年(photo by Kenryou Gu)

販売について                                   

会場展示作品は、4月27日(土)11:00より販売開始。

アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」では5月1日(水)13:00より5月14日(火)18:00までの期間販売。

https://oil.bijutsutecho.com/gallery/1131

プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。

《loose reflection》黒曜石, 2023年(photo by Keizo Kioku)
《invisible  layer creature #9》ABS, アクリル, 塗料, φ666×18, 2022年(photo by Kenryou Gu)

アーティストプロフィール

井村一登/kazuto Imura

1990年京都市生まれ。2015年京都市立芸術大学総合芸術学科卒業。2017年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。

自身の内面は自身のみが知り、自身の外見は他者にしか見えない。鏡像や写真は外見の再現 (re-presentation) の像であり、それ自体ではない。つまり内面、外見を双方向から知る存在がいないことに興味を持ち、自身を内包させた鏡を他者に見せることをテーマに制作を行う。それは光学機器や映らない鏡、魔鏡、黒曜石、回転液体鏡など、素材や技法を横断し、現代の科学から神話や祭祀など考古学的観点まで遡り、人と鏡の関係性の変遷を追う。

近年の主な個展に「折衷案がもたらすNレンマ」(2024年、KANA KAWANISHI GALLERY、東京)、「mmmwm」(2023年、日本橋三越本店コンテンポラリーギャラリー、東京)、「Æ/æ」(2022年、MA5 GALLERY、東京)、「quaquaqua」(2021年、DiEGO表参道、東京)など。グループ展に「マツモト建築芸術祭」(2023年・2022年、長野)、「青山行不尽3:唐詩の道中日芸術家作品特別展」(2022年、浙江展覧館、中国・浙江省)、「Sense Island – 感覚の島 – 暗闇の美術島 2021」(2021年、猿島、神奈川)など。

展覧会詳細                                     

井村一登 Kazuto Imura「明晰鏡」

会期|2024年4月27日(土)~5月14日(火)

会場|京都 蔦屋書店 6F ギャラリー

入場|無料 ※最終日のみ18時閉場

時間|11:00~20:00

お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)kyoto.info@ttclifestyle.co.jp

特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/magazine/39858-1309190408.html

※本展示では株式会社clarusが提供するデジタル証明書サービス・clarus IDが、ご成約作品に付与されます。これによる、購入者の追加の費用負担はありません。clarus IDが付いた作品は、clarus社が開発するAIにより購入作品が贋作にすり替わっていないことの証明としてご活用いただけます。加えて自身の保有作品データを参照可能なため、作品をデジタルデータで管理する用途でもお使いいただけます。アート作品の価値を守り、アート作品の安心安全な流通を支える証明プラットフォームをぜひご体験ください。

京都 蔦屋書店

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京都髙島屋S.C.[T8]5・6階に位置する京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと⽂化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、⽇常のアートピースとなるような⽂具・⼯芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注⽬の現代アート作品を展⽰。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居⼼地の良い空間を提供します。

住所|〒600-8001 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号|075-606-4525
営業時間|10:00〜20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00~22:00
HP|https://store.tsite.jp/kyoto/
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https://www.ccc-artlab.jp/

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アート・カルチャー
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会社概要

URL
https://www.ccc-artlab.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区南平台町16-17 渋谷ガーデンタワー
電話番号
-
代表者名
髙橋 誉則
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年05月