カヤック、神奈川県の「三浦半島移住コンシェルジュ業務」を受託
〜「地域資本主義」の実践と、国内最大級の地域の仕事・暮らし・体験マッチングサービス「スマウト」を通じた移住支援の知見を活かし、三浦半島エリアへの移住促進と地域活性化に貢献〜

株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役CEO:柳澤大輔、東証グロース:3904、以下「カヤック」)は、神奈川県が実施する「令和7年度 三浦半島移住コンシェルジュ業務」を受託したことをお知らせいたします。
本事業は、横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町の4市1町からなる三浦半島地域への移住を検討している方々に対し、情報提供や交流機会の創出などを通じて移住を後押しし、地域とのつながりを築いていくことを目的としています。
カヤックは、自社が運営する地域の仕事・暮らし・体験マッチングサービス「スマウト」(登録自治体数約1,116団体、登録ユーザー数約7万9百人(※1))をはじめ、「地域資本主義」(※2)のもと取り組んできた地方創生事業の知見とネットワークを生かし、「三浦半島移住コンシェルジュ」の企画・プロデュース・広報業務を担い、三浦半島全域への移住促進と持続的な地域活性化に貢献してまいります。
なお、「三浦半島移住コンシェルジュ」は2025年5月30日(金)より開設します。
※1 2025年5月29日時点。
・「スマウト」公式サイト https://smout.jp/
※2 「地域資本主義」:カヤックが提唱する、地域の豊かさを「経済資本」(財源や生産性)だけでなく、「地域環境資本」(自然や文化)・「地域社会資本」(人と人のつながり)も含めた3つの資本ではかる考え方。
・「地域資本主義」概要 https://www.kayac.com/service/rc
◆受託の背景
少子高齢化や都市部への人口集中といった社会課題は、全国各地で地域の持続可能性を揺るがす深刻な問題となっています。神奈川県の三浦半島地域(横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町の4市1町)も例外ではなく、令和4年及び令和5年の2年連続で人口の転出超過(社会減)となっており、特に20代の他地域への流出が長期にわたって続いています(※3)。
こうした中、神奈川県では、三浦半島の個性や魅力を最大限に活かした地域活性化を目指す「三浦半島魅力最大化プロジェクト」(※4)を推進しており、本事業はその一環として、移住を検討している方が、地域の環境や魅力を知って「等身大で自由な暮らし」を具体的に描けるよう支援し、実際の移住へとつなげることを目的としています。
一方、カヤックは神奈川県鎌倉市を拠点に「地域資本主義」を掲げ、経済・社会・環境資本の充実を目指して地域の豊かさを創出する、ちいき資本主義(まちづくり)事業を展開してきました。自社運営の地域の仕事・暮らし・体験マッチングサービス「スマウト」や、地域のコミュニティ通貨「まちのコイン」、地域に開かれた社員食堂、保育園などの「まちのシリーズ」の企画・運営など、地域と連携して市民共創につながる持続的な取り組みを推進しています。
また、カヤックの特長であるユニークな企画力を活かし、愛媛県のUターン促進プロモーション「え!愛媛」、バーチャル空間を活用したオンライン移住イベント「いじゅうの森」、紀伊半島3県連携によるフィールドワーク型関係人口創出プログラム「NEW ReLATION」、長野県茅野市でのライフスタイル体感プロジェクト「CRAFT my life」など、全国各地で移住促進・関係人口創出に関する多様な事業を企画・実施。これらの実績が評価され、本事業の受託に至りました。
こうした取り組みを通じて積み重ねた、移住者のリアルな行動傾向や発信・体験の設計に関する専門性、さらに「スマウト」で蓄積した移住者ニーズの知見や、地方創生事業のネットワークを最大限に活用し、三浦半島エリアの移住促進を伴走支援してまいります。
※3
・神奈川県「神奈川県人口ビジョン」(平成 28 年3月策定(令和7年3月改訂))
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/108259/kanagawa-vision_202503.pdf
・総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告」
https://www.stat.go.jp/data/idou/index.htm
※4 神奈川県「三浦半島魅力最大化プロジェクト」
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/y2w/miurapj/1.html
◆具体的な取り組み内容
本事業では、移住検討者一人ひとりの希望する暮らしに寄り添いながら、情報提供から現地案内、地域との接点づくりまでを一貫して支援するサービス「三浦半島移住コンシェルジュ」を、2025年5月30日より開始します。
「三浦半島移住コンシェルジュ」とは
「三浦半島移住コンシェルジュ」は、三浦半島エリアへの移住に関心を持つ方を対象に、地域の事情に詳しいカヤックの社員が中心となり移住をサポートする取り組みです。
神奈川県全体の移住相談を担う「ちょこっと田舎・かながわライフ支援センター」(※5)、「西湘足柄移住コンシェルジュ」(※6)、三浦半島地域の4市1町の移住関係課とも連携しながら、移住希望者が三浦半島での暮らしとコミュニティを楽しむための総合サポーターとして活動します。
さらに、移住希望者の状況に応じた3種類の「案内人」を設置。移住コンシェルジュが相談内容に合わせて案内人をご紹介します。自分にあったライフスタイルを切り口に移住を考えたい方には、暮らしのニーズやスタイルに合わせたテーマ別の「暮らしの案内人」が、移住希望エリアが決まっている方には、その市町の情報に精通した「地域の案内人」が、相談や現地案内などを行います。また、カヤックのグループ会社である鎌倉R不動産(https://www.realkamakuraestate.jp/)のスタッフが「住まいの案内人」となり、移住する上でポイントとなる住居に関するアドバイザリーとして連携。スムーズな移住を支援します。
また、本事業全体でのオンライン相談会や移住者交流会も含め、個別のニーズに寄り添う丁寧なサポートを提供していきます。
※5 ちょこっと田舎・かながわライフ支援センター
https://www.furusatokaiki.net/consultation_counter/kanto/kanagawa/
※6 西湘足柄移住コンシェルジュ
https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0602/seishoashigara-ijyu/index.html
■「三浦半島移住コンシェルジュ」特設ページ
URL https://lab.smout.jp/special/miurahanto-ijyu2025
<移住コンシェルジュ紹介>

來島 政史
面白法人カヤックちいき資本主義事業部「スマウト」ディレクター。
横須賀生まれ逗子育ち、鎌倉勤務の二児の父。ライフワークは地域イベント運営。複業で地元ラジオのDJも!
ひとこと:海も山も街も、大人と子供の“遊び場“が充実!

齊藤 大輔
面白法人カヤックギブ&ギ部長兼総務課長。
逗子移住4年目。子どもの保育園コミュニティのおかげでQOLが上がりまくり。逗子の自然を使った遊びが大好き!
ひとこと:逗子に来てから、ランニングが超楽しい!毎日がリゾート気分。

小林 ななみ
2018年に都内から鎌倉へ移住。材木座の「関係案内所はつひので」で、人とまちの素敵な関わりを育む案内人をしています!
ひとこと:自然と文化、たくさんの面白い人に触れながらの鎌倉ライフを満喫中!
<移住相談の流れ>

(1)移住希望の方や移住に興味・関心のある方から、「三浦半島移住コンシェルジュ」(以下、「コンシェルジュ」といいます。)に相談の申込みをしていただきます。
(2)コンシェルジュから、申込みいただいた方に対して、移住希望先などに関する相談対応・ヒアリングを行います。
(3)コンシェルジュから、「暮らしの案内人」や「地域の案内人」をご紹介することもできます。(市町の担当窓口などのご紹介も行います。)
(4)コンシェルジュや案内人が希望に応じて、現地案内や先輩移住者の紹介などを行います。
移住相談の申し込みは、神奈川県電子申請システムにて受付中です。
※相談・現地案内ともに無料
https://dshinsei.e-kanagawa.lg.jp/140007-u/offer/offerList_detail?tempSeq=98494
<暮らしの案内人紹介>
三浦半島の魅力を、大きく5つのライフスタイルテーマごとにご紹介。
テーマ別に、暮らしの案内人5名が担当します。
暮らしの案内人【01】海山太陽、自然と一緒に子育てしよう。

三輪 ひかり
編集者/ ライター / 保育士 / ズシレコパーソナリティ
#4人家族 #古民家暮らし #庭が好き #スローフード #カフェ散歩 #子連れワーク #海山遊び #日日是好日 #東京から移住
ひとこと:海と山、豊かな自然が子どもの遊び場!
暮らしの案内人【02】大自然の中で、野生を取り戻す暮らし。

山ノ井 怜生
一般社団法人そっか理事 認可外保育施設うみのこ園長
#釣り #ランニング #料理 #SUP #自然遊び #SUPか釣りして出社 #自然子育て #昼休みランニング #4人家族 #森の幼稚園
ひとこと:丸々1週間、逗子の生活を満喫しています!
暮らしの案内人【03】わたしを解き放ち、ニューライフに出会おう。

スター 麻紀
アロマセラピスト・Webマガジンエディター
#フリーランス #時々都内 #家庭菜園 #トレイルウォーク #アロマとハーブ #丁寧な暮らし #ご近所飲み #猫
ひとこと:海と山に囲まれて「トカイナカ」生活満喫中!
暮らしの案内人【04】都市も自然も、全部諦めない暮らし。

まきの ゆかり
ライター/終活・ライフコーチ/ととのい・シテコベスタッフ
#横須賀ネイティブ #お家大好き #釣り #家族で雪山 #意外とインドア #パラレルワーカー #腸活 #イベント主催 #たまにシンガー
ひとこと:仕事も趣味も子育ても、型にはまらず楽しみます!
暮らしの案内人【05】クラフトや手触りに、こだわる日々を。

菊地 未来
朝めしあるべ店主/合同会社MISAKI STAYLE代表
#三浦野菜料理人 #地元ぐらし #空き家活用 #好きなまちで仕事をつくる #お試し暮らし#トライアルステイ #トライアルキッチン #バスケットボール #ときどき大工#共同住宅みやぎ #シェアハウス運営
ひとこと:自分の人生、自分で決めて、自分らしく生きればいい。
<地域の案内人紹介>
エリア別の事情に詳しい地域の案内人も移住をサポート。
各地域に根ざして活動する組織やチームで対応します。
【横須賀市】

高橋 正和
一般社団法人KAKEHASHI共同代表
#野球 #スポーツ #子供と釣り #音楽 #ゆったりドライブ #家族を大切に #大切な人との時間 #金より時間 #犬好き #文武両道 #副業公務員 #妻と子ども #PTA会長 #野球指導者
ひとこと:市民、公務員、起業家の様々な目線で魅力をお伝えします!
【逗子市・葉山町】

渡邊 拓視、吉村 拓朗、石塚 直希
ディスカバー・ズシ管理人
#DiscoverZushi #リモートワーク #移住 #SNS #企画 #人の繋がり#バスケ #サーフィン #コーヒー
ひとこと:三浦半島には自然、食材、人の魅力がたくさんです!!
【鎌倉市】

小林 ななみ・藤原 皓平・大越 千春
関係案内所はつひので 関係案内人
#鎌倉暮らし #都内からの移住 #海と山 #ローカルと繋がる #夫婦ふたり暮らし #空き家リノベーション #週末農業 #起業
ひとこと:鎌倉で出逢いも暮らしも楽しみましょう!
【三浦市】(暮らしの案内人と兼務)

菊地 未来
朝めしあるべ店主/合同会社MISAKI STAYLE代表
#三浦野菜料理人 #地元ぐらし #空き家活用 #好きなまちで仕事をつくる #お試し暮らし
#トライアルステイ #トライアルキッチン #バスケットボール #ときどき大工 #共同住宅みやぎ #シェアハウス運営
ひとこと:自分の人生、自分で決めて、自分らしく生きればいい。
<住まいの案内人紹介>
住宅に関するご相談へのアドバイザリーは、「住まいの案内人」として鎌倉R不動産が連携します。空き家DIYなどのご要望にも対応が可能です。

野津 仁
鎌倉R不動産不動産代表
#都内⇒鎌倉 #不動産屋 #職住近接 #小学生子育て #海近住まい #自転車通勤 #元映像業界 #コーヒー好き
ひとこと:小学生の子育て中。生活の中心は家族との外出です。
■三浦半島の紹介

三浦半島は神奈川県東部に位置し、鎌倉市・逗子市・葉山町・横須賀市・三浦市の4市1町で構成されています。都心から約1時間のアクセスで、海・山・まちが近接した豊かな自然環境が魅力です。三崎のマグロや葉山牛、新鮮な地元産野菜・果物など食の魅力も豊富。マリンアクティビティとクラフトカルチャー、農業と漁業など、文化とコミュニティも豊かで、自然と利便性が調和した多様なライフスタイルが実現できる地域です。
・神奈川県「三浦半島ガイド&マップ」
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/d2t/kanko/p884386.html
株式会社カヤック概要
既成概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作を始め、コミュニティ通貨、移住・関係人口促進など最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた新しい体験をユーザーに提供しています。社員の9割がデザイナーやプログラマーなどのクリエイター人材で「つくる人を増やす」を経営理念に多様性を生かしたユニークな人事制度や経営を行なっています。愛称は「面白法人カヤック」。
設立 :2005年1月21日
代表者 :代表取締役 柳澤大輔 貝畑政徳 久場智喜
所在地 :神奈川県鎌倉市御成町11-8
事業内容 :日本的面白コンテンツ事業
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