【星のや京都】平安貴族さながらに梶の葉に想いをしたため過ごす「奥嵐山の七夕体験」開催|期間:2024年7月1~7日、8月1~10日
~納涼床で自然の涼を感じながら、七夕の風情を味わい、風流な時間を過ごす~
各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2024年7月1~7日、8月1~10日(*1)の期間、平安貴族さながらに梶の葉に想いをしたため過ごす「奥嵐山の七夕体験」を開催します。かつて平安貴族は、七夕行事として梶の葉に文字を書き、願い事をしていました。(*2)その風習にならい、夏季限定で「水の庭」に設えた納涼床で、墨をすり梶の葉に想いをしたため、七夕行事の供え物から発展したとされる素麺を旬の鮎のから揚げと共に楽しみます。平安時代から続いてきた七夕の文化や歴史に想いを馳せ、自然の涼を感じながら七夕の風情を味わい、風流な時間を過ごすことができる体験です。
*1 2024年度 旧暦の6月27日~7月7日
*2 史乃琛著「七夕に関する一考察―「竹飾りの由来」を中心に―」国際日本学研究論集 2023年
背景
奥嵐山は平安貴族が別荘を構え、自然の中で舟遊びや詩歌管弦に興じた場所です。また、平安時代に行われていた七夕行事では、芋の葉に降りた露で墨をすり、梶の葉に和歌や文字を書いて願い事をしていました。平安貴族が過ごした様子さながらに、暦を感じ、文化や歴史に想いを馳せながら風流な時間を過ごしてほしいと考えています。
特徴1 自然の涼を感じる「水の庭」の納涼床
星のや京都の「水の庭」に夏季限定で設える納涼床は、⻘もみじが日差しをやわらかく遮り、滝の流れる音が心地よく響く特等席です。かつて奥嵐山に避暑に訪れた平安貴族のように、自然の涼を感じながら過ごすことができます。
特徴2 墨をすり、梶の葉に想いをしたためる
現代の七夕行事では笹を用いるのが主流ですが、平安時代に「あまのがは とわたるふねの かぢのはに おもふことをも かきつくるかな」(*3) と詠まれているように、平安貴族は七夕の時期に願いを込め、梶の葉に文字をしたためていました。木々の間を吹き抜ける風と滝の流れる音に包まれる納涼床で、想いをしたため風流な時間を過ごします。
*3 「後拾遺和歌集」天の川の瀬戸を渡る舟の「舵」と植物の「梶」が掛けられた和歌。梶の葉に心の中の願い事を書き、天の川に届けたいという意味。
特徴3 涼し気な特製素麺を味わう
平安時代の七夕行事の儀式には、小麦粉製の唐菓子、索餅(むぎなわ・さくべい)が供え物として用意されていました。(*3)その索餅がのちに七夕に素麺を食べる習慣に繋がったと言われています。(*4)梶の葉に願いをしたためた後は、総料理長特製の素麺を味わいます。涼し気な青竹の器には、素麺と共に川の中を泳ぐような鮎のから揚げを用意しました。
*3 延喜式
*4 市毛弘子「索餅の起源と用いられ方,および索餅 から索麺への変遷過程(第2報)近世を中心として」家政学雑誌 1986
「奥嵐山の七夕体験」概要
開催日:2024年7月1~7日、8月1~10日
時間:6:30~7:15
料金:1名 3,800円、2名 5,000円(税込、サービス料10%込み)*宿泊料別
含まれるもの:梶の葉、特製素麺
場所:星のや京都
対象:宿泊者
定員:2組4名まで
予約:公式サイトにて7日前まで受付
備考:状況により、内容が一部変更になる場合があります。
■星のや
「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その地の風土、歴史、文化をおもてなしに繊細に織り込み、出合った季節にしか味わえない最高の瞬間を体験していただくことで、訪れた人を日々の時間の流れから解き放つ。
平安貴族が興じた嵐山にたたずむ水辺の私邸で時を忘れる。渡月橋から船に乗り、大堰川を遡った先では、京都に息づく日本の伝統技法を感じる客室、嵐山の情景を映した滋味豊かな日本料理、四季の美しい景観と静けさの非日常が提供されます。
所在地 :〒616-0007 京都府京都市⻄京区嵐山元録山町11-2
電話 :050-3134-8091(星のや総合予約)
客室数 :25室・チェックイン:15:00〜/チェックアウト:〜12:00
料金 :1泊 136,000円〜(1室あたり、税・サービス料込、食事別)
アクセス:阪急嵐山駅より徒歩約10分、京都南ICより車で約30分
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