米国における米ドル建てステーブルコイン事業に向けたBastion Platforms, Inc.との業務提携について
ソニー銀行株式会社(代表取締役社長:南 啓二/本社:東京都千代田区/以下 ソニー銀行)は、ステーブルコイン(*1)のインフラを提供するBastion Platforms, Inc.(CEO:Nassim Eddequiouaq/本社:米国ニューヨーク州/以下 Bastion)と、デジタル資産(*2)領域におけるイノベーションの加速を目的とした業務提携契約を締結したことをお知らせします。
(*1)米ドルなどの法定通貨の価格と連動させる、ブロックチェーン上の決済手段です。
(*2)ブロックチェーンなどの技術を用いて、電子的に価値を記録・移転できる資産の総称です。
提携の目的
ソニー銀行は、ソニーグループ各社の北米での事業展開を金融面から支援するため、ブロックチェーン技術を活用したステーブルコインの事業化に向け、米国における子会社設立も視野に入れた検討を進めています。
この度の業務提携により、ソニー銀行はBastionが提供するステーブルコインの発行・償還に関するインフラを利用した米国での米ドル建てステーブルコインの事業化に向け、具体的な検討を両社で進めるとともに、デジタル時代にふさわしい新たな金融体験の創造を目指します。


(左下から)ソニー銀行株式会社 代表取締役社長:南 啓二
Bastion Platforms, Inc. CEO:Nassim Eddequiouaq
(左上から)ソニー銀行株式会社 専務取締役:渡邉 尚史
Bastion Platforms, Inc. COO:Caroline Friedman
Bastionについて
Bastionは、フィンテック企業や証券会社などがデジタル資産商品のリリースと拡張を行うためのインフラを提供する企業です。同社はNYDFS(ニューヨーク州金融サービス局)の信託ライセンスや各州の送金ライセンスを取得しており、各企業は同社のインフラを利用することにより、自社ブランドのステーブルコイン提供、暗号資産の売買フロー構築、そしてグローバルな価値移転を安全かつ法令に準拠した形で実現することができます。
会社概要

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