戸別収集を楽しむアイデアを、湘南エリアに関わる人・団体から募集「第2回鎌倉サーキュラーアワード」開催決定!8月1日(金)より応募開始
戸別収集導入に向けて、住民参加で新たな循環文化を
株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役CEO:柳澤大輔)が事務局を務める「第2回 鎌倉サーキュラーアワード」が、2025年8月1日(金)から応募開始となります。
本アワードは、鎌倉市の「ゼロ・ウェイストかまくら」の取組を「循環者になるまちづくり」へ発展させながら、鎌倉、湘南地区での循環型ライフスタイル(循活)の推進と創造性を高めることを目指し、市民、事業者、起業家を対象とした3つの部門からなるアワードです。それぞれの立場から取り組みを披露し、磨き合い、高めあうことを目指します。

<3つの部門>
市民部門:「戸別収集が楽しく、嬉しくなる」ためのアイデアを、年齢を問わず広く募集
事業者部門:ごみ削減や、サーキュラーエコノミー実現に向けて取り組む鎌倉市内の企業活動を認定(予定)
スタートアップ部門:サーキュラー(資源循環)型スタートアップ企業から、持続可能な社会の実現に向けたビジネスプランを募集
応募の締め切りは、9月24日(水)まで。11月8日(土)に鎌倉女子大学 大船キャンパス(予定)において、本アワードの二次審査と表彰式を予定しています。
企画背景:鎌倉市の戸別収集、住民参加で新たな循環文化を
本アワードは、カヤックが幹事企業として参画する国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」(※1)の一つである「リスペクトでつながる『共生アップサイクル社会』共創拠点」の活動の一環として、産官学民が協働して組織された「鎌倉サーキュラーアワード実行委員会」により企画・運営されています。昨年、第1回「鎌倉サーキュラーアワード」を開催し、市民や企業から117件ものアイデアが集まりました。
第2回目となる今回、市民の部では「戸別収集」をテーマに掲げ、環境意識や地域への愛着を高める創造的な提案を湘南地域から広く募集します。
背景として、2025年4月から鎌倉市では「燃やすごみ」の戸別収集が一部地域で始まりました。集積所管理の負担軽減やごみ減量効果など利点がある一方、動物被害対策や景観、地域とのつながり希薄化への懸念も挙げられており、持続可能で地域に愛される制度へと育てていく必要があります。そこで、葉山町や藤沢市など、すでに戸別収集をスタートしている地域も含め「戸別収集が楽しく嬉しくなる」アイデアを募集します。
また、第1回目に続き、今回も市民に限らず、サーキュラースタートアップ企業を支援する「スタートアップ部門」、ごみ削減に取り組む事業者を認定する「事業者部門」の3部門で、幅広い応募を募集しています。戸別収集を「自分ごと化」し、「ごみ出しがちょっと楽しみになる」「地域で取り組みたくなる」といった発想で循環型まちづくりの文化を醸成し、市民、事業者、起業家など、それぞれの異なる立場から地域のごみ削減と資源循環に向けた取り組みを披露して、高めあうことを期待しています。
市民参加型イベント「鎌倉サーキュラーギャザリング」も始動
本アワードの周辺プログラムとして、2024年度より市民・事業者・起業家らが交流し学び合う場として「鎌倉サーキュラーギャザリング」が始動しています。2025年4月には第2回目となるギャザリングを開催し、多世代・多分野の参加者が集まり、循環をテーマにしたプレゼンテーションや音楽演奏、交流会などを通じて、地域における共創の芽が育まれました。
ギャザリングでは、参加者同士が取り組みを披露しあい、実践的な知見やアイデアを交換することで、「循環型まちづくり」をより身近で継続可能な文化として根づかせていくことを目的としています。今後もアワードと連動しながら、定期的な開催を予定しています。

実行委員長:田中浩也からのコメント

実行委員長:田中浩也
慶應義塾大学SFC 環境情報学部 教授、COI-NEXT慶應鎌倉拠点 プロジェクトリーダー
私も2011年から鎌倉市民です。このまちに住みついて以来、地球やまちを愛し、ごみ減量や資源循環に能動的に携わる市民や事業者の方々、そして起業を志す方々とたくさん知り合うことができました。このアワードは、そうした地域に根付いた「文化」をさらに未来につなげていくために企画したものです。それぞれの取り組み方は多種多様です。お互いの取り組みをリスペクトしあいながら、より良い試みを目指して切磋琢磨し、共創していきましょう。
第2回 鎌倉サーキュラーアワード概要
1.市民部門
応募内容:
小学生からお年寄りまで、誰でも応募できる市民部門です。どうすれば、戸別収集が「楽しく、嬉しく、地域や環境にもやさしいもの」として受け入れられ、日々のごみ出しがポジティブな体験になるのか、自由なアイデアを広く募集します。
応募資格:
「湘南エリア」に在住、勤務、もしくは定期的に通っている、個人、家族、チーム(友人同士など)が応募できます。お子様からお年寄りまで、年齢にかかわらず応募することができます。鎌倉市在住でなくても「湘南」に住んでいると自認されていれば、応募が可能です。
賞品・賞金:
金賞10万円 銀賞5万円 銅賞3万円、今後の展開へのアドバイス
※小中学生が受賞された場合には、図書カード及び商品券に換えてお渡しいたします
応募くださった方、全員に“循環者市民賞”が贈呈されます。
スケジュール:
8月1日(金) 応募開始 Webフォームからエントリーしてください
9月24日(水)23:59 応募締切 ※一次審査通過者への連絡は、10月中旬ごろを予定しています
11月8日(土)ファイナリストプレゼン(場所:鎌倉女子大学 大船キャンパス)
表彰
審査員:
鎌倉市教育長 高橋 洋平氏
フローリスト:前田 有紀氏
デザインリサーチャー:エドワード増井氏
2.スタートアップ部門
応募内容:
持続可能な社会の実現に向けた革新的なビジネスモデルを創出することを目指し、サーキュラーエコノミーに基づいたスタートアップを支援するビジネスプランを募集するスタートアップ部門です。循環型社会の先駆者として、循環型都市鎌倉での実証実験を通じて、皆様の事業を全国に広げていくアクセラレーションとなることを目指しています。
応募資格:
サーキュラーエコノミーに基づくビジネスモデルを持つスタートアップ企業が応募できます。企業の所在地は問いません。
賞品・賞金:
・金賞30万円 銀賞5万円 銅賞3万円
・事業性と社会性、地域性とスケーラビリティを両立するためのメンタリング
・実証実験の実施に向けた相談・マッチング
スケジュール:
8月1日(金) 応募開始 Webフォームからエントリーしてください
9月24日(水)23:59 応募締切 ※一次審査通過者へは、10月上旬までにメールでご連絡します
10月15日(水)18:30〜 二次審査(オンライン) ※二次審査通過者へは、10月下旬までにメールでご連絡します
11月8日(土)表彰(場所:鎌倉女子大学 大船キャンパス)
審査員:
面白法人カヤック 代表取締役CEO/COI-NEXT慶應鎌倉拠点 副PL 柳澤 大輔氏
三井住友信託銀行サステナビリティ推進部TBFチームシニアマネージャー/サーキュラーエコノミー・ネイチャーポジティブ1号ファンド アドバイザー 小中 洋輔氏
日本経済団体連合会 審議員会副会長/ヴェオリア・ジャパン代表取締役会長 野田 由美子氏
『WIRED』日本版 編集長 松島 倫明氏
※事業者部門につきましては、詳細は、7月に発表予定です。
詳細はWebサイトURLをご覧ください。
運営体制
主催:リスペクトでつながる「共生アップサイクル社会」共創拠点
実行委員長:田中浩也(慶應義塾大学SFC環境情報学部 教授、COI-NEXT慶應鎌倉拠点プロジェクトリーダー )
総合審査委員長:松尾崇(鎌倉市長)
実行委員会:
細萱一立(鎌倉市共生共創部政策創造課)
善積真吾(株式会社カマン代表取締役)
平野リエ(ゴミフェス532運営)
湯浅亮平(慶應義塾大学特任講師)
青木まゆみ(慶應義塾大学特任助教)
藤原皓平(関係案内所はつひので)
小林ななみ(関係案内所はつひので)
梶陽子(面白法人カヤック)
事務局長:長谷川裕子(面白法人カヤック)
事務局:面白法人カヤック
株式会社カヤック(面白法人カヤック)について
既成概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作を始め、コミュニティ通貨、移住・関係人口促進など最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた新しい体験をユーザーに提供しています。社員の9割がデザイナーやプログラマーなどのクリエイター人材で、「つくる人を増やす」を経営理念に多様性を生かしたユニークな人事制度や経営を行っています。
面白法人カヤック公式サイト https://www.kayac.com/
設立 :2005年1月21日
代表者 :代表取締役 柳澤大輔 貝畑政徳 久場智喜
所在地 :神奈川県鎌倉市御成町11-8
事業内容 :日本的面白コンテンツ事業
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