ビジネスと経営に「贈与」の視点を取り入れ、ブランドと生活者、企業と従業員のつながりを見直す「オクリレーション・レポート」公開
―HAKUHODO HUMANOMICS STUDIOがレポート第3弾を発表―
株式会社博報堂、博報堂DYグループの株式会社 SIGNING は、生活者発想で経営を考える研究開発・社会実装プロジェクト「HAKUHODO HUMANOMICS STUDIO」の活動の第三弾として「オクリレーションプロジェクト」を発足し、本日「オクリレーション・レポート」を発表しましたのでお知らせいたします。
>レポートはこちら https://www.hakuhodo.co.jp/humanomics-studio/assets/pdf/OKURILATION_Report.pdf
「人とのつながり」は人間にとっての最大の幸福の源泉でありながら、近年、テクノロジーの発展や感染症拡大などの影響による人間関係の希薄化が課題視されています。
そこで、私たちは「贈与」の概念に着目しました。贈与と聞くと贈与税やプレゼントを想起しがちですが、私たちはお金やものに限らず、「相手のことを想って贈り物をすること」を「贈与」だと捉えました。贈るものそのものではなく、そこに込められた想いに価値がある「贈与」には、機械的なモノとカネの交換にはない人間らしさやあたたかさが存在し、人と人とのつながり・幸福を増幅させるのではないかと考えます。本レポートでは、贈与がつくる贈り手と受け手の関係性におけるポジティブな変化を「オクリレーション」と名付け、着目しています。「オクリレーション」の視点でブランドと生活者、企業と従業員のつながりについて考察しながら、人間にとって本当に豊かな経営・ビジネスへのヒントを探る取り組みです。
本プロジェクトでは、「贈ること」に関する実態や生まれる関係性の変化などを把握することを目的として、全国の10代〜70代の男女を対象にしたWeb定量調査を行ったほか、有識者へのインタビューなどを通して「贈与」「オクリレーション」について考察・提言しています。
■ Key Pages
>レポートはこちら https://www.hakuhodo.co.jp/humanomics-studio/assets/pdf/OKURILATION_Report.pdf
■調査概要
調査目的:「贈与」に関する実態と生まれる関係性変化の把握のため。
調査手法:Web定量調査
調査対象者:全国、10〜79歳、男女
対象者条件詳細:
①一般層:700名
・性年代(10歳きざみ)別で10代~70代各50sずつ。
②経営者・役員:100名
・職業「会社・法人の経営者/役員」回答者
③従業員:100名
・職業「正社員」「契約社員」「派遣社員」「公務員・教師」「フリーランス・自営業」回答者
■「HAKUHODO HUMANOMICS STUDIO」について
「HAKUHODO HUMANOMICS STUDIO」は、博報堂 とSIGNING の共同プロジェクトとして、2023年4月に始動しました。企業間の競争が性能や機能から人の体験価値にシフトしていく中で、企業経営や経済活動を人間らしさの観点から捉え直し、よりよい企業、より豊かで望ましい社会の実現を目指そうとする考え方を「Human + economics = Humanomics (ヒューマノミクス)」と捉え、Humanomicsのコンセプトのもと、レポート等の情報発信に加え、経営へのコンサルティング、事業・サービス開発等の支援を行っております。
URL: https://www.hakuhodo.co.jp/humanomics-studio/
■株式会社 SIGNING について
2020 年に株式会社博報堂DYホールディングスが設立したソーシャルビジネススタジオ。「社会課題解決✕事業成長」をテーマに、よりよい社会への「兆し」をとらえた最先端の研究開発、社会実装と、独自のナレッジをもとにしたソリューションを提供しています。
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