【開催報告】「オープン柏崎テストフィールド2024」
~技術開発・研究開発のプラットフォームとしての利用拡大と地元の企業・大学との協力の促進~
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:髙原 一郎)は、2024年11月28日(木)に柏崎テストフィールド(新潟県柏崎市、以下「柏崎TF」)において、「オープン柏崎テストフィールド2024」を開催しました。
本イベントでは、エネルギー資源開発に使用される設備の見学や模擬体験、講演会を行い、新潟県内外からお越しいただいた多くの来場者に、柏崎TFについて理解を深めていただきました。
JOGMECは、日本有数の原油やガス生産地域として知られている新潟県柏崎市に、資源開発分野における実用性の高いフィールドレベルでの実証試験を行うための施設、柏崎TFを所有しています。この施設は、本邦企業とともに最新技術の開発と実証を行う重要な拠点です。
柏崎TFの現状と可能性を紹介するため、新潟県・柏崎市と連携し、石油・天然ガスおよびCCS・水素・再生可能エネルギーに関する企業、大学関係者を対象とした「オープン柏崎テストフィールド2024」の開催を通じて、柏崎TFにおける設備や活用事例、最新技術の実証試験を紹介し、柏崎TFを理解してもらうと同時に、参加者との交流を深めました。今回は柏崎市役所の西巻副市長、柴野副市長ほか、経済産業省、新潟県庁、エネルギー関係を中心とした民間企業、地元の大学関係者を含め44名にご参加いただきました。
午前の部では、JOGMECが開発中のアクロス震源(精密制御震源システム)(注)、実際の掘削機器を展示した掘削研修用施設等の設備見学や、掘削シミュレータを使用した掘削体験が行われ、参加者は実際の設備を見学しながら、柏崎TFについて理解を深めていただきました。
(注)アクロス震源
午後の部では、柏崎TFの活用に関する講演や議論を通じ、様々な視点から柏崎TFの活動事例やエネルギー業界の最新動向について理解を深めていただきました。
JOGMECは今後も柏崎TFへの理解を促進し、技術開発・研究開発のプラットフォームとしての利用拡大を図ると共に、地元の企業や大学と協力してまいります。
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