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公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団
会社概要

【横浜市民ギャラリー】「コレクション展2022 モノクローム ―版画と写真を中心に」開催

モノクロームによる表現の多様さや豊かさにふれる展覧会

公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

横浜市民ギャラリー(横浜市西区)において「横浜市民ギャラリーコレクション展2022 モノクローム ―版画と写真を中心に」が開催される。2月25日(金)から3月13日(日)まで。会期中無休。入場無料。

 横浜市民ギャラリーには約1,300点の所蔵作品がある。1964年の開館以来、企画展や国際展などを機に収蔵され、戦後から90年代初頭までの国内の美術史や横浜のアートシーンを反映している。

 2022年のコレクション展は、モノクローム(単色)がテーマ。版画と写真作品を中心に展示される。版画は、技法の探求や材料の選択、描かれた図像などが重なり合って多様な表現を生み出し、単色で摺られることで、線や面が織りなす豊かなイメージが見る者の目をより惹き付ける。また写真は、被写体が光と影によって構成される平面イメージへと変換されることで、対象の気づかぬ一面が表れ、自らの認識を新たにするような視覚体験を導くことがある。展覧会の構成は、4つの章(「線とかたち」「光と闇」「人のいる風景」「イマジネーション」)と特集展示「浜口タカシ―〈北海に生きる〉より」。モノクロームの抑制された色彩が生む表現の多様さや豊かさを味わうことができるだろう。

 会期中には、版画ワークショップ(申込制)や、出品作家・北川健次と浜口タカシのインタビュー映像上映、ボランティアの鑑賞サポーターによるトークなどが実施される予定で、作品鑑賞をより楽しむことができる。

〈ポイント〉
  • 横浜市民ギャラリーの所蔵作品を紹介するコレクション展
  • モノクローム(単色)を切り口に、版画写真を中心に約50点を展示
  • ワークショップや鑑賞サポーターによるトークなど、関連イベントも充実
展覧会URL:https://ycag.yafjp.org/exhibition/collection_2022/

※新型コロナウイルス感染拡大状況により、会期や開催日時などに変更が生じる可能性があります。
 
  • 本展のみどころ
1. モノクロームの多様で豊かな表現
 モノクロームをテーマに、コレクションの中から版画と写真作品をピックアップ。制作技法や作家の視点の多様性と、単色がつくり出す世界の豊かさ、奥深さに迫る。制作時から時間を経てもなお新鮮な驚きと発見をもたらすもの、郷愁を誘うもの、現実と空想の境界を行き来させるものなど、表現が多岐にわたる作品約50点が紹介される。

利渉重雄《道標》1989年 エッチング、アクアチント 62.8×38.5cm利渉重雄《道標》1989年 エッチング、アクアチント 62.8×38.5cm

斎藤義重《ボウパンA・白》1971年 合成樹脂、アルミ板 72.7×60.6cm斎藤義重《ボウパンA・白》1971年 合成樹脂、アルミ板 72.7×60.6cm

一原有徳《SON 88》1988年 アルミニウム版モノタイプ 90.5×81.5cm一原有徳《SON 88》1988年 アルミニウム版モノタイプ 90.5×81.5cm

宮井里夏《untitled 91−10》1991年 エッチング、アクアチント 89.0×142.5cm宮井里夏《untitled 91−10》1991年 エッチング、アクアチント 89.0×142.5cm

土田ヒロミ《砂を数える》1981年 ゼラチン・シルバー・プリント 28.8×42.7cm土田ヒロミ《砂を数える》1981年 ゼラチン・シルバー・プリント 28.8×42.7cm

秋山亮二《「楢川村」より》1989年 ゼラチン・シルバー・プリント 43.7×43.7cm秋山亮二《「楢川村」より》1989年 ゼラチン・シルバー・プリント 43.7×43.7cm


2. 特集展示 浜口タカシ〈北海に生きる〉より

 写真家・浜口タカシ(1931-2018)が1970年代から約10年にわたり、極寒の北海道の風景やそこで漁をして生きる人々をモノクロームで写したシリーズ〈北海に生きる〉が展示される。

浜口タカシ《増毛港に打ち寄せる高波》1976年 ゼラチン・シルバー・プリント、パネル 90.0×149.9cm浜口タカシ《増毛港に打ち寄せる高波》1976年 ゼラチン・シルバー・プリント、パネル 90.0×149.9cm

浜口タカシ (はまぐち・たかし 1931-2018)
静岡県生まれ。1955年に横浜に移住。1956年に日本報道写真連盟に加入。報道写真家として事件や問題、災害など歴史に残る出来事に向き合う一方で、北海道や富士山を主題とした作品を発表。1997年に横浜文化賞受賞。主な写真集に『記録と瞬間』(1969年、日本報道写真連盟)、『ドキュメント・視覚』(1973年、日本カメラ社)、『北海讃歌』(1985年、くもん出版)等。

 

3. 「鑑賞サポーターによるトーク」でコレクションの魅力を再発見

 2017年から継続している鑑賞サポーター(ボランティア)による活動。本展出品作品の中からサポーターそれぞれが選んだ1点について、作品の魅力を伝える紹介文の執筆と、来場者へのギャラリートークが実施される。紹介文は展覧会会期中に会場で無料配布する「鑑賞サポーターによる作品紹介シート」に掲載。サポーターによるトークは、作品鑑賞をより楽しむきっかけとなるだろう。

 

 

北川健次《フランツ・カフカ高等学校初学年時代》1987年 エッチング、アクアチント、フォトグラビュール 38.8×28.1cm北川健次《フランツ・カフカ高等学校初学年時代》1987年 エッチング、アクアチント、フォトグラビュール 38.8×28.1cm

4. 貴重な証言、出品作家のインタビュー映像上映

 横浜市民ギャラリーは主に企画展の機会に、出品作家のインタビューを収録してきた。今回は、版画、オブジェ、写真作品の制作、詩やエッセイ、美術評論の執筆等、多岐にわたる活動を展開する北川健次のインタビューと、特集展示で取り上げる写真家の浜口タカシのインタビュー映像(2017年収録)が会場で上映される。


※これまでのインタビュー映像

下記URLより閲覧可能。
横浜市民ギャラリー インタビューアーカイブ
https://ycag.yafjp.org/our_exhibition_archive/interview-archive/
 
  • 関連イベント

➀ワークショップ「凸凹(でこぼこ)で刷る版画・コラグラフ」

 身近な素材をコラージュして版をつくり、足踏みで刷る紙版画を制作。
 日時:2月26日(土) 13:30~16:00
 会場:横浜市民ギャラリー4階アトリエ
 講師:関 淳一(版画家)
 対象:小学生以上(小学生は保護者同伴)
 定員:15名(抽選)
 参加費:1,500円
 申込締切:2月13日(日)必着

 

昨年度の様子昨年度の様子

②鑑賞サポーターによるトーク

 ボランティアメンバーが出品作品の魅力を紹介。
 日時:3月6日(日)、3月12日(土)14:00~(40分程度)
 会場:横浜市民ギャラリー展示室1、B1
 参加無料、申込不要






③ハマキッズ・アートクラブ「横浜市民ギャラリーまるごと探検ツアー」
 コレクション展会場や、作品収蔵庫などバックヤードをめぐる子ども向けツアー。
 日時:3月12日(土) 10:30~11:30
 講師:河上祐子(当館学芸員/エデュケーター)
 対象:小学3~6年生
 定員:8名(抽選)
 参加費:500円
 申込締切:2月25日(金)必着

※①③は事前申込制(詳細は横浜市民ギャラリーホームページを要確認)
展覧会関連イベントURL:https://ycag.yafjp.org/exhibition/collection_2022/#events
    

  • 出品作家
相笠昌義、秋山亮二、一原有徳、海老原暎、小作青史、河崎英男、北井一夫、北川健次、斎藤義重、島内英佑、高垣秀光、高松次郎、田辺和郎、土田ヒロミ、富山治夫、中林忠良、長谷川潔、浜口タカシ、藤倉忠明、藤澤江里子、藤田修、三門常世、宮井里夏、宮脇愛子、山口啓介、利渉重雄
 
  • 展覧会概要
横浜市民ギャラリーコレクション展2022 モノクローム ―版画と写真を中心に
会期:2022年2月25日(金)~3月13日(日) 会期中無休
開催時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
会場:横浜市民ギャラリー 展示室1、B1
入場料:無料
出品点数:約50点
主催:横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
 
  • お問合せ先
横浜市民ギャラリー(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団/西田装美株式会社 共同事業体)
住所:〒220-0031 横浜市西区宮崎町26-1 
TEL:045-315-2828
FAX:045-315-3033
URL:https://ycag.yafjp.org/

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URL
http://p.yafjp.org/jp
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
横浜市中区山下町2番地  産業貿易センタービル1階
電話番号
045-221-0212
代表者名
近藤 誠一
上場
-
資本金
-
設立
1991年07月
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