【バンド解散後の「ファンレター」がきっかけで執筆】元「WEAVER」河邉徹の小説最新刊、『ヒカリノオト』いよいよ発売!
本作は、昨年バンド「WEAVER」解散後に、ファンから届いた熱量の高い「ファンレター」がきっかけで執筆されました。「合計すると長編小説にもなるほどの量のファンレター」に心を動かされて、改めて「音楽が人生に与える影響」について真正面から向き合った、著者渾身の一作です。
実際のファンレターの写真、本作に込めた思いを綴った著者メッセージ、書店員さんの感想などをぜひご覧ください。
6月15日(土)に開催される、発売記念オンライントークイベント「音楽と小説 創作の裏側」へのお申込みも絶賛募集中です。
Amazonページ>>https://amzn.to/3JGGi8Q
【ミュージシャン経験をもつ、著者にしか描けない一作】
「あの曲」を聴くと、
「あの日」のすべてを思い出してしまう。
河邉徹さんの小説最新刊『ヒカリノオト』は、人生の岐路に寄り添う一つの音楽が、場所や時間を超えて広がっていく奇跡について描いた連作短編集です。ヒット作を出せず、引き際を考えるシンガーソングライターによる一曲の音楽によって、それぞれの場所で生きる登場人物の人生が動き出し、つながっていきます。
聴くだけで当時の思い出が呼び起こされるように、音楽は人の記憶と深く結びついています。ある時には恋心を高めたり、ある時は辛い心を励ましたりするような、音楽が持つ「共感力」が本作にはぎっしりと詰まっています。
読後、読者にとっての大事な曲を思い出してしまうような、ミュージシャンとしての経験をもつ著者にしか描けない一作です。
【STORY】
大ファンだったアーティストの担当になったものの、努力が結果に結び付かず苦悩する若手レコード会社社員、上司の期待に応えようとするあまり、知らないうちに心身を壊してしまった40代手前の女性、久しぶりの恋の予感にときめくカメラマン、合唱コンクールで伴奏と曲のアレンジを任された女子高生、海辺の町のリサイクルショップで壊れた物を修理し続ける男性――。時に慰め、時に励まし、彼らの人生の岐路に寄り添っていた一つの音楽が、場所や時間を超えて広がっていく奇跡。
「合計すると長編小説にもなるほどの量のファンレター」
【写真特別公開!】
本作は、昨年バンド「WEAVER」解散後に、ファンから届いた「ファンレター」がきっかけで生まれました。
「合計すると長編小説にもなるほどの量」があるファンレターには、「WEAVERの音楽が、いかに自分の人生に多くの影響を与えてくれたか」について熱く書かれていました。
下記写真は、河邉さんの自宅で丁寧に保管されている、ファンレターの一部を撮影したものです。
【先に読んでくれた書店員さんから、共感の声が続々!】
「エモすぎて、昔よく聞いていた音楽を聴きながら帰りました。
音楽は心を救ってくれると私も思います。あの歌があったから今の私がここにいる。
あなたを救ってくれた音楽は何ですか?と読み終わったら聞いてみたいです」
(紀伊國屋書店新宿本店 海老原さん)
「音楽が背中を押してくれたり、音楽で悩んだり、読みながら色んな音楽が頭をよぎりました。
短編それぞれは登場人物の人柄も取り巻く環境もことなるけれど、すべての作品がミュージシャンという音楽の世界を経た人だからこそ描ける音楽を聴くように体にすぅ~っと沁みる不思議な気分になる作品」
(岩瀬書店富久山店 吉田さん)
「たったワンフレーズだけでも、あのときの気持ちを思い出すことができる。音楽ってそういうものだと思う。もちろん私にも1つや2つじゃなくある。
学生時代のあれこれを思い出して胸の奥がきゅーんと甘酸っぱくなったり、しんどくなったり。重ねた人生の長さにしみじみしたりしました。
とてもとても心に残る、ステキな作品でした。出会えて嬉しかったです」
(未来屋書店名取店 髙橋さん)
「好きなものを諦めなければ、どんな形でも想い続けたら、どこかで繋がって誰かの元へ届くのかもしれない。そう信じたくなる希望の物語。
昔何度も繰り返し聴いた大好きな曲を、久しぶりに聴きたくなった。あの頃の季節も景色も香りも好きだった人も、色褪せないまま思い出せる気がする」
(明屋書店喜田村店 高橋さん)
【著者メッセージ】
「今作は音楽が人生に与える影響が一つのテーマとなった、連作短編小説です。
私事ですが、昨年自分が長年活動してきたバンドが解散し、その際にファンの方々から、合計すると長編小説にもなるほどの量のファンレターを受け取りました。そこには、いかに音楽の影響によって自分の人生の進路を決め、人と出会い、今の自分を生きているのかということが書かれていました。
音楽もやはり商業的な世界ですので、売上や再生回数、ランキングなどといったものが注目されてしまいます。しかし、そうした数字にはならないところで、音楽は人の心に大きな影響を与え、人生の外せないピースとなっていることを、私はいただいた手紙より改めて感じることとなりました。
音楽に限らず、あらゆる芸術はたとえ大衆に受け入れられなかったとしても、人の心を、時には命さえ救うということがあるのではないかと思います。
今作は、そうしたメッセージを伝えられる小説になればと思っております」
――河邉 徹
【著者プロフィール】
河邉 徹(かわべ・とおる)
1988年兵庫県生まれ。関西学院大学文学部卒。
バンド・WEAVERのドラマーとして2009年にメジャーデビュー。バンドでは作詞を担当。
2018年に『夢工場ラムレス』で小説家としてデビュー。2作目『流星コーリング』が、第10回広島本大賞(小説部門)を受賞。『蛍と月の真ん中』は、読書感想画中央コンクールの課題作に選ばれる。その他の著書に『アルヒのシンギュラリティ』『僕らは風に吹かれて』『言葉のいらないラブソング』などがある。
【発売記念オンラインイベント、参加募集中!】
『ヒカリノオト』発売を記念して、6月15日(土)にオンライントークイベントと1対1のオンラインビデオ通話イベントを開催いたします。
トークイベントでは「音楽と小説 創作の裏側」をテーマに、創作秘話などを伺います。
サイン本付のコースや、河邉さんと1対1ビデオ通話で作品についてお話しできるコースも!
詳しくは、以下をご確認ください。
【イベント概要】
●日時:6月15日(土) 14時00分~14時45分(13時45分開場)
●チケット販売期間:2024年5月10日(金)12時~売り切れ次第終了
●お申し込み方法:下記Peatixの申し込みページからお申し込みください。
URL>>https://poplar-hikarinooto-event.peatix.com
●料金:
A:オンライントークイベント参加コース 1,650円(税込)
※書籍のお届けはありません。イベントのみとなります。
B:サイン本+オンライントークイベント参加コース 3,720円(税込) ※送料込み
※限定30名
C:サイン本+オンライントークイベント参加+ビデオ通話コース 4,820円 (税込) ※送料込み
※限定20名
●その他詳細については、以下のサイトよりご確認ください。
URL>>https://www.poplar.co.jp/topics/62339.html
【書誌情報】
『ヒカリノオト』
著者:河邉徹
発売年月:2024年5月
定価:1,760円(10%税込)
出版社:ポプラ社
書誌ページ:https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008461.html
Amazonページ:https://amzn.to/3JGGi8Q
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