7割の受験生が「勉強や志望校検討に支障」―ベネッセ調査 コロナ禍の受験生の困り・悩みを解消 「ベネッセ 教育情報フォーラム」を9/2(水)より開始
■第一弾として高校・大学入試の最新情報、受験対策法のオンラインセミナーを開催 ■「受験生の校外学習費が月8千円減」を受け、高校・大学受験対策ドリル無償提供も
株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市、代表取締役社長:小林仁、以下:ベネッセ)は、新型コロナウイルス感染症による影響で、例年とは異なる状況で勉強と向き合う受験生の困り・悩みを解消する目的で、無償サービス「ベネッセ 教育情報フォーラム」を9/2(水)より開始いたします。第一弾のコンテンツとして、高校・大学受験に関する最新情報や受験対策法を解説する「入試セミナー」を開催。中学3年生向けには、47都道府県別に、各地域に合わせた受験戦略を解説し、「ベネッセ 教育情報フォーラム」の専用アプリでは、セミナー視聴や最新入試情報を受け取ることもできます。あわせて、中3・高3の学習を支援する「受験対策教材」の無償提供も行ってまいります。
「ベネッセ 教育情報フォーラム」の新規サービス開始の背景には、8月に実施した「コロナ禍における受験生影響調査」があり、そこで明らかになった受験生が抱える困り・悩みに対し、解決の糸口になるようなサービス・アプリの設計を行いました。
<ベネッセ 教育情報フォーラム サービス概要>
① 最新入試情報・受験セミナーの無償提供 (アプリ)
47都道府県別高校入試セミナー
・都道府県ごとに出題傾向が異なる高校入試情報を都道府県別に提供
・セミナー中に受講者から頂いた質問に講師が回答します
全国8エリア別大学入試セミナー
・大学入試情報を全国8エリア別にオンラインライブセミナー形式で提供
・セミナー中に受講者から頂いた質問に講師が回答します
最新の受験情報ニュースの提供
・コロナ影響で今後も変更の可能性がある「受験情報」「入試情報」について、最新情報を迷わず一括で閲覧していただけるよう、アプリで最新ニュースを配信
② 受験対策教材の一部無償提供
中3向け・入試直前FINAL(理科・社会)の提供
今年は休校影響により、短期間で全教科の受験勉強を進めていく必要があります。
その中でも、特に後回しになりがちな理科・社会の受験対策教材をお届けします。
・約50年の中3生指導歴を元に、入試に出やすい問題を分析・厳選
・紙でのお届けになります(郵送)
・9/2本日より、以下URLよりお申し込みいただけます
https://kou.benesse.co.jp/lp/ouen_cp/
※申し込み多数の場合は、途中で受付を停止させていただく場合もございます
高3向け・共通テストトライアルの提供
大学入試センターが実施した試行試験や出題方針を進研ゼミ高校講座が分析して作成した予想問題から、共通テストの特徴的な問題を抜粋して提供します。
・英数国教科対応 (リスニング含む)
・紙でのお届け(郵送) or PDFでのダウンロードからお選びいただけます
・9/2本日より、以下URLよりお申し込みいただけます
https://benesse.jp/kyouiku/kyouikukaikaku
※申し込み多数の場合は、途中で受付を停止させていただく場合もございます
「ベネッセ 教育情報フォーラム」アプリは以下URLよりダウンロード可能です (9/2より)
https://benesse.jp/kyouiku/kyouikukaikaku/
・対応OS iOS OS 11~13、Android OS 6~10
※一部端末においてはメーカーの特殊処理によって正常に動作しない場合あります。
<「コロナ禍における受験生影響調査」 結果詳細>
対象者:全国の中学3年生・高校3年生、昨年度現役合格した高校1年生・大学1年生(本人・保護者)
有効サンプル数:計2060サンプル (中3・高1・高3・大1それぞれ515サンプルずつ)
調査実施時期:2020年8月
調査方法:インターネット調査
受験生の校外学習費が昨年比で月あたり8千円減
中3生・高3生とも、8月の1か月あたりの校外学習費用が約8,000円程度減少。コロナ影響により塾が休校したことや、世帯年収減の傾向などが影響していると考えられる(数値は回答者の平均値)。
2人に1人が「志望校決定のための情報が不足」と感じる
8月度の比較として、昨年に対して「志望校を決定するための情報が足りない」と感じる方が、中3生で+9.7pt、高3生で+8.9ptの増加がみられた。コロナ影響によるオープンキャンパスの中止や、高校・大学見学の機会が減ったことが影響していると考えられる。
「コロナ影響で受験勉強や志望校選びに支障」約7割
今年度の中3生の69.7%、高3生の73.0%が新型コロナウイルスの影響で受験勉強や志望校選びに支障が出ていると回答している。フリーアンサーでも回答が多い「授業時間の減少」「模試の減少」「オープンキャンパスへ行けない」ことが支障につながっていると考えられる。
フリーアンサー回答者の約4割が「休校による学習の遅れ」に言及
「コロナ禍での困りごと」についてフリーアンサー形式でいただいた回答を分析すると、43%が「休校による学習の遅れ」に言及しており、26%の方が「オープンキャンパス・学校見学ができない」ことに言及していた。フリーアンサーからも、今年の受験生はコロナ影響を受け、学習面・受験情報面での不安が大きいと見られる。
※フリーアンサー詳細は添付資料にて記載
◆ベネッセ 教育情報フォーラム セミナー責任者 相武貴志からのコメント
新型コロナウィルスの影響により、複数の都道府県で公立高校入試の出題範囲の削減が決まり、大学入試の日程、出題等への配慮・変更に関する発表が続くなど、例年とは異なる状況に受験生が置かれています。8月に弊社で行った調査結果においても、「休校による学習の遅れ」や「進路決定するための情報が不足している」という声が多く見られ、受験生が入試に対して不安を感じていることがわかります。そこで、受験生の不安や悩みを少しでも解決し、高校・大学など未来への一歩を進む後押しができればと思い、今回「ベネッセ 教育情報フォーラム」の開催を急遽決定いたしました。中学生向けには長年の高校入試問題分析に基づき厳選された「入試直前FINAL」を、高校生向けには2021年から始まる大学入学共通テストの対策ができる「共通テストトライアル」を、無償で提供します。また、受験勉強や志望校選びにお役立ていただけるよう、オンラインによる入試セミナーも開催いたします。中学生は47都道府県別に、高校生は8エリア別に開催させていただきます。みなさまの受験勉強や志望校選びに、ぜひ役立てていただけますと幸いです。
<添付資料>受験生のコロナ禍での困りごと フリーアンサー
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