ジェフユナイテッド市原・千葉が聴覚障がい者支援に繋げる手話シャツを着用!

2025明治安田J2リーグ第32節でデフサッカー日本代表のトークイベントも実施。

株式会社エスエスケイ

デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、ジェフユナイテッド市原・千葉の第32節V・ファーレン長崎戦でヒュンメルマッチデーを開催。ホームタウンエリアの聴覚障がい者支援に繋げる手話シャツを選手が着用した。それに合わせて、デフサッカー日本代表から千葉県にゆかりのある2選手を招待したトークイベントも行われた。

 

初めての応援シャツが手話シャツに

10月4日、2025明治安田J2リーグ第32節ジェフユナイテッド市原・千葉 vs V・ファーレン長崎は、ヒュンメルマッチデーとなり、選手がウォーミングアップと入場時に聴覚障がい者支援に繋げる手話シャツを着用した。「心の旗を振ろう」をテーマにしたシャツは、表面にJEFUNITEDを指文字とアルファベットで表記。背面上部にはクラブフィロソフィー「WIN BY ALL!」を入れ、「協力」と「勝つ」を対応する手話として取り入れたチャリティーTシャツ。

この手話シャツの販売がマッチデー当日、オフィシャルショップ「12JEF」とスタジアム売店であり、即日完売に。ショップ開店の2時間前に並んだという男性は、「今日は仕事で来られないという妹のために早めに来ました。手話を勉強していて、このシャツに興味があったということで」と誰より早く手話シャツを手にして笑顔に。

試合前に家族と場外を歩いていた小学生に聞くと、お母さんが、「これ、彼にとって初めてのジェフ応援シャツになりました。貯めていたお年玉で大人買いしたんですよ」と代弁。また、15年振りくらいで応援に来たというオールドファンは、「久しぶり過ぎて今日は着るユニフォームがなかったのですが、ネットでこのシャツを知って買いました。デフサッカーの応援になるというのもいいですよね」と話し、普段はTシャツで応援しているという男性は、「デザインもいいし、上位争いで大事な試合なんで奮発しました」とコアファンへの一歩を踏み出した。

 

みんなでサッカーを楽しむ

ジェフユナイテッド市原・千葉による手話シャツは、販売の売上の一部と選手着用のチャリティーオークションの売上すべてを聴覚障がい者支援に活用。寄付先のひとつでもあるデフサッカー日本代表から、千葉県にゆかりのある男子代表の岡井舜選手と女子代表の髙木桜花選手が来場。スタジアムDJの酒井道代さんが、「手をひらひらとさせる手話の拍手で迎えましょう」と話すと、スタンドから星が瞬くように手が振られた。

岡井選手は、「この場に立つと、臨場感のあるフクアリでプレーしたいな、と思います。デフリンピックでは優勝を目指して頑張りたい。今、小学2年生の担任をしているのですが、子どもたちに全力でプレーするってかっこいいことなんだよ、と背中で伝えたい」と話しました。

髙木選手は、女子代表は成績を残せていないとしながらも、「自分たちで最高のパフォーマンスをして、メダルという結果を出せるようにプレーしたい」と目標を掲げ、手話シャツについて尋ねられると、「聴覚障がい者も一緒にスポーツを楽しめる、みんなと一緒にサッカーを楽しんだらいいんだと思えるシャツですね」と話した。

ジェフユナイテッド市原・千葉で取締役を務める高橋薫さんは、「ジェフでは障がい者サッカーに力を入れていこうとしています。今シーズンも8月のヴァンフォーレ甲府戦で、千葉県と山梨県の知的障がい者サッカー選抜の試合を『ユニバーサルマッチsupported by 古河電工』として開催しました。さらに、11月2日の北海道コンサドーレ札幌戦では、ウォーキングフットボールイベントを実施します。障がいのあるなしに関わらず色んな人がいて、みんな一緒にサッカーができる。『障がいがあるからって関係ないよね』とジェフから発信していきたい」と多様性を推進する。

 

今こそWIN BY ALL!

試合は3位のジェフユナイテッド市原・千葉と2位のV・長崎の上位対決とあってフクダ電子アリーナには15,824名が集まった。序盤はHOMEの大声援を背に主導権を握ったジェフユナイテッド市原・千葉。しかし、徐々に対応した長崎に45分のカウンターからクロス性のボールがそのままゴールに入る形で先制点を許すと、72分にも追加点を許し、0-2で敗戦した。

試合後の会見で小林慶行監督は、「選手たちはしっかり戦ってくれました。結果が出なかったのは自分の責任」とし、次の水戸戦に向けては、「この決戦に想いを込めて、サポーターもこの雰囲気をつくってくれた。その中での結果に大きな傷を負っています。正直きつい。まだ先のことで、(どう立て直すか)分からないのですが、立ち上がらないといけないし、それが試される試合になる」と話した。

次節は10月19日、首位を走る水戸ホーリーホックとAWAYでの対戦となる。3位以降は団子状態となり、7位のサガン鳥栖まで勝ち点差は2と緊迫した状況が続く。今シーズンもあと7試合と立ち上がる時間はまだ残されている。ジェフユナイテッド市原・千葉、今こそWIN BY ALL!

 

ジェフユナイテッド市原・千葉

ジェフユナイテッド市原・千葉は、サッカーJ2リーグに所属するクラブチームで、千葉県市原市と千葉市がホームタウン。1946年創部の古河電気工業サッカー部を前身とする歴史あるクラブ。Jリーグには開幕時の1993年より加盟するオリジナル10のひとつ。チーム名はクラブとホームタウンの結びつきやチームの連帯を表す。クラブ30周年を迎えた2021年に、ジェフクラブアンセムを制定し、「フットボールの力で心をつなぎ セカイに彩りを」を理念に活動する。

【OFFICIAL WEBSITE】https://jefunited.co.jp/

ヒュンメルについて

デンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)」は、世界で初めてスタッド付きのフットボールブーツを開発し、1923年に誕生。革靴でサッカーをしていた当時、真っ平らな靴底にスタッドを付け、グリップ力の飛躍的向上をもたらし、今までできなかったプレーを可能にしました。そこで重過ぎるために理論上飛べないとされるマルハナバチ(ドイツ語でhummel)が努力を重ねて飛べるようになったという逸話を重ね合わせ、ブランドネーム&ロゴに採用。100年の歴史を経て、現在は、「CHANGE THE WORLD THROUGH SPORT(スポーツを通して世界を変える)」をビジョンに、独自のブランドストーリーを展開。新しいチャレンジを続けています。

【OFFICIAL WEBSITE】https://www.hummel.co.jp/

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会社概要

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URL
https://www.ssksports.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
大阪府大阪市中央区上本町西1丁目2番19号 自社ビル
電話番号
06-6768-1111
代表者名
佐々木恭一
上場
未上場
資本金
9828万円
設立
1946年11月