【京都水族館】当館のハンドウイルカが初の妊娠
~開業時から飼育の「キア」、2021年8月初旬に出産予定~
京都水族館(所在地:京都市下京区、館長:松本 克彦)は、このたび、当館で飼育するハンドウイルカ「キア」の妊娠が判明しましたのでお知らせします。
現在「キア」は妊娠7カ月目に入っており、2021年8月初旬に出産を迎える予定です。当館のハンドウイルカの妊娠は、2012年の開業以来、初めてとなります。
当面、イルカパフォーマンスは、「キア」の体調を見ながら継続する予定ですが、7月以降は安心して出産を迎えるための環境づくりを優先し、イルカパフォーマンスを中止させていただく予定です。また、出産後の仔獣の公開やイルカパフォーマンスの再開については、授乳や子育ての状況を見たうえで、改めてお知らせします。
イルカの繁殖については、出産後一年間の仔獣の生存率が約59%との調査結果※もあり、順調に成長することが難しいとされていますが、当館は専門家や他園館の協力も仰ぎながら、初めての出産に備えてまいります。
元気な赤ちゃんの誕生にむけて、皆さまのご声援とご理解をよろしくお願いいたします。
※2015年から2019年に飼育環境下で誕生したハンドウイルカの出産後一年の生存率(公益社団法人 日本動物園水族館協会 調べ)
当館では、雄3頭と雌2頭のハンドウイルカを飼育しています。「キア」は、好奇心旺盛な性格やパフォーマンスで見せるダイナミックなジャンプなどで、皆さまに親しまれています。
このたび、体調管理のため定期的に行っている血液検査で妊娠の可能性が示され、その後の超音波検査で、お腹に胎仔がいることが確認されました。父親は、仔獣の誕生後にDNA検査を行い特定する予定です。当面、イルカパフォーマンスは、「キア」の体調を見ながら継続する予定ですが、7月以降は安心して出産を迎えるための環境づくりを優先し、イルカパフォーマンスを中止させていただく予定です。また、出産後の仔獣の公開やイルカパフォーマンスの再開については、授乳や子育ての状況を見たうえで、改めてお知らせします。
イルカの繁殖については、出産後一年間の仔獣の生存率が約59%との調査結果※もあり、順調に成長することが難しいとされていますが、当館は専門家や他園館の協力も仰ぎながら、初めての出産に備えてまいります。
元気な赤ちゃんの誕生にむけて、皆さまのご声援とご理解をよろしくお願いいたします。
※2015年から2019年に飼育環境下で誕生したハンドウイルカの出産後一年の生存率(公益社団法人 日本動物園水族館協会 調べ)
- 妊娠個体について
個体名 | キア(雌) |
年齢 | 推定11歳(出産時は12歳)※2011年12月22日 京都水族館に搬入 |
出産予定日 | 2021年8月初旬 |
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