「第16回マンダム動物実験代替法国際研究助成金公募」助成テーマ決定
https://www.mandom.co.jp/
助成テーマについて
2022年11月1日に募集を開始した「第16回マンダム動物実験代替法国際研究助成金公募」は、2023年2月10日で募集を締め切り、多数の応募の中から厳正な審査の結果、今回の研究助成交付は以下の3件に決定しました。
研究助成交付者(所属)敬称略 | 研究課題 |
崔 峴鎭 (東京大学大学院 工学系研究科) | ヒト腸管の大粒子透過の評価を可能とする新たな共培養モデルの構築 |
山田 幸平 (静岡県立大学 薬学部 薬剤学分野) | 新規開発材料に対する吸入毒性試験の効率化および代替に向けた in silico modeling & simulation 技術の開発 |
古山 祐貴 (東京理科大学 創域理工学部 生命生物科学科) | 皮膚常在細菌叢を再現したin vitro培養系の構築 |
上記テーマにつきましては、2023年4月より研究助成を開始しています。
なお、「第17回マンダム動物実験代替法国際研究助成金公募」の実施についても、現在検討中です。詳細が決定しましたら、再度ご案内します。
※参考
【マンダム動物実験代替法国際研究助成金公募について】
「マンダム動物実験代替法国際研究助成金公募」は、動物実験代替法に関する研究を進めるため、動物実験代替法における研究を広く奨励し、代替法分野における研究の活性化を図ることを目的に、2007年度より実施しています。
第16回についても、以下の条件にて、アジアを中心とした世界中から、動物実験代替法に関する研究テーマを募りました。
第16回募集要項
①テーマ
動物実験代替法に関する研究(研究分野は問わない)
②助成内容
1件あたり50万円~200万円、総額300万円/年間
③スケジュール
2022年 11月1日:募集開始
2023年 1月31日:募集締切(2月10日まで延長)
2023年 2月中旬:選考開始
2023年 4月上旬:助成テーマ決定
2024年 3月31日迄助成期間(1年間)
【動物実験代替法開発に対する当社の考え】
2013年3月の欧州(EU)での化粧品における動物実験の禁止を機に、世界的に動物実験代替法の開発が加速し、動物実験に替わる新たな安全性評価法として活用されつつあります。
日本でも、動物愛護の観点から3Rs(Replacement:動物実験の置き換え、Reduction:動物使用数の削減、Refinement:実験時の動物への苦痛の軽減)の原則に沿って、より精度の高い予測・評価手法が議論され、開発が進められています。
マンダムでは、動物実験を行わない方針の下、ヒトを用いた試験(パッチテスト、スティンギングテスト等)および動物実験代替法を活用して化粧品の安全性を確保しています。そして、さらなる安全性確保のためにはより一層の精度向上を目指した動物実験代替法の開発が必要であると考え、動物実験代替法の開発に取り組むとともに、動物実験代替法研究への公募による助成を行っています。
また、本取り組みは化粧品の安全性確保はもちろん、サステナビリティ戦略のマテリアリティのひとつである「企業基盤の継続強化」の一環として進めて参りますとともに、わたしたちは使命であるお役立ちを広く深く続け、あらゆるステークホルダーからその存在価値を認めていただける企業としてこれからも努めてまいります。
以上
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