貨物専用機への改修を開始し、2024年4月の就航に向けた準備を着実に進行
2023年6月6日
ヤマトホールディングス株式会社
日本航空株式会社
ヤマトホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長尾裕、以下「ヤマトHD」)と 日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:赤坂祐二、以下「JAL」)は、2024年4月 から運航開始を予定している貨物専用機の導入にあたり、旅客機から貨物専用機への改修を2023年5月8日(月)からシンガポールで開始しました。改修を終えた航空機が10月下旬に日本へ到着した後、11月 下旬から運航乗務員の飛行訓練を実施し、運航開始に向けた準備を着実に進めてまいります。
記
1.機体の受領・改修状況
(1)受領状況
3機すべて受領を完了しました。
(2)改修状況(旅客機から貨物専用機への改修)
2023年5月8日(月)から、シンガポールのSTエンジニアリング社にて、1機目の改修を開始しました。
9月中旬を目途に改修を終了し、10月下旬に日本への飛行を予定しています。2機目・3機目はフランスにて駐機しています。なお、機体の改修着手に先立ち、2023年5月3日(水)に関係者でセレモニーを実施しました。
貨物専用機への改造プログラムは、ドイツのエルベ・フルクツォイヴェルケ(EFW)社※1と契約しています。
※1 エアバス社とSTエンジニアリング社が出資している会社で、エアバス機の旅客機から貨物専用機への改修などを行っています。シンガポールでは、EFW社の管理監督のもとSTエンジニアリング社が改修を実施します。
2.運航乗務員の飛行訓練
運航を担うJAL連結子会社のスプリング・ジャパン株式会社は、2023年11月下旬※2から、実機(エアバス A321 ceo P2F型機※3)を使った飛行訓練を実施します。
(1)運航路線:成田空港⇒北九州空港⇒関西空港⇒成田空港(2回/日)*1日あたり6区間を飛行。
(2) 想定スケジュール:※4
※2 機体の改修状況によって遅れる可能性があります。
※3 最大搭載重量:28t/機(10t車約5~6台分)
搭載コンテナ:AAYコンテナ(メインデッキ):14台、AKHコンテナ(ロワーデッキ):10台
※4 現時点での想定スケジュールであり、今後変更になる可能性があります。
以上
<参考プレスリリース>
「2024年4月から運航を開始する貨物専用機の運航路線・運航便数を決定」(2022年11月22日)
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2022/newsrelease_20221122_1.html
「持続的な物流ネットワークの構築に向けてフレイターの運航を2024年4月から開始」(2022年1月21日)
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2021/newsrelease_20220121_5.html
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