TIS、会津若松市のナイトタイムエコノミー施策「極上のはしご酒」のデジタルクーポンの仕組みを提供

「ID決済プラットフォーム」を活用した「会津財布」で観光強化とデジタルによる施策の可視化を実現

TISインテックグループ

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下:TIS)は、会津若松市ナイトタイムエコノミー推進協議会が10月6日より開始した観光活性化企画「極上のはしご酒」のデジタルクーポンの仕組みを、スマートシティ共通決済サービス「ID決済プラットフォーム」を活用した会津若松市の地域ウォレット※1「会津財布」上で利用できるサービスとして提供したことを発表します。
※1:地域ウォレットは、地域毎のくらしを便利にする、“支払い”や“生活”に関するスマートフォン用お財布アプリです。
「極上のはしご酒」は、会津若松市内宿泊者向けに1,000円で会津のお酒や郷土料理などを楽しめるナイトタイムエコノミー活性化企画です。本取り組みでは、従来の紙によるクーポン付きパンフレットをデジタル化し、スマートフォンにインストールした「会津財布」アプリ上で利用できます。「極上のはしご酒」では、参加店舗の地図検索や混雑状況の確認、クーポンの購入・利用が可能です。

<「極上のはしご酒」デジタルクーポンの提供イメージ>

 


TISのスマートシティ導入を進める地域向けの共通決済サービス「ID決済プラットフォーム」を活用した「会津財布」は、会津若松市の地域ポータル「会津若松プラス」を使った認証で、QRコード決済や生活に便利な様々なサービスを1つのアプリ上で利用できるデジタルウォレットです。「極上のはしご酒」では、この「会津財布」に、観光客やビジネス客が利用できるようビジター登録機能を追加し、利用者認証をおこないます。

「極上のはしご酒」のデジタル化は、会津若松市におけるスマートシティ化の取り組みの一環で、TISはこのデジタル化事業が、地域における今後の持続的な観光施策、商業活性化施策の指針となるよう、会津若松市や地域事業者と共に、官民一丸となり取り組んでいます。

TISでは、今後も「会津財布」への決済、生活サービスの追加提供を進めて利便性を高めていき、会津若松地域のスマートシティ化、および観光や商業の活性化を支援していきます。
また、「極上のはしご酒」デジタル化施策による地域活性事例を元に、スマートシティ化や地域活性化を進めたい全国の自治体、地域団体・事業者等へ「ID決済プラットフォーム」を活用した地域ウォレットの仕組みを展開していきます。

■デジタルクーポンサービス「極上のはしご酒」の概要
「極上のはしご酒」は、デジタル化により、全国からインターネットでのアクセス、クーポン購入が行え、観光の “旅前”“旅中”のタイミングから利用できる点が特長です。デジタルクーポンは「会津財布」上で購入し、飲食店舗でスタッフ確認の元クーポンを利用すれば、利用記録をデジタルで残すことができ、接触を避けながら手軽な決済を実現しています。また、参加店舗側でも決済端末などの設置は不要で、導入、運用のしやすさに配慮した仕組みとなっています。

「ID決済プラットフォーム」が持つ、決済・行動データの分析機能を活用し、実施主体者や参加店舗へ分析結果を還元することが可能で、施策効果の可視化や企画の改善、店舗のメニュー開発などに活かすことができます。
デジタルクーポンの発行・管理には、ディーカレット社のブロックチェーン技術を使ったデジタルバリュープラットフォーム「価値交換基盤」を活用しています。

<実施概要
・実施期間:2020年10月6日(火)~11月30日(月)
・対象店舗:「極上のはしご酒」参加店舗(14店舗)*2020年9月時点
・利用方法:iPhoneアプリダウンロードサイト「AppStore」より「会津財布」をダウンロードし、アプリ中の利用可能なサービスの中から「極上のはしご酒」を選択。「極上のはしご酒」画面からクーポンの購入、店舗の地図検索、サービスメニュー表示などが行え、参加店舗でクーポン画面を提示し、画面をタップするだけでクーポンを使用することができます。

■「会津財布」について
「会津財布」は地域ウォレットとして、利用者情報、決済手段、生活を便利にするサービスを、利用者自身の生活スタイルに合わせて利用でき、同時に地域サービスを地域住民だけでなく、観光客、ビジネス客などのビジターにも提供できるスマートフォンアプリケーションサービスです。地域におけるニーズや進めたい施策に合わせて、デジタルクーポンやポイント、地域通貨、地域クラウドファンディングなどのデジタルサービスを自由度高く搭載することができます。
 
<「会津財布」の画面イメージ>

■「ID決済プラットフォーム」について
「ID決済プラットフォーム」は、スマートシティにおけるデータ連携基盤(都市OS)と連携して住民IDの認証をし、決済が行える”ID決済”のプラットフォームです。ID決済により、属性情報と決済情報から地域モビリティの手配、店舗・クリニック等の予約などの民間サービスに加えて、様々な公的手続きと連携することで、ワンストップでの利便性の高い社会を実現します。本プラットフォームは、QRコード等によるスマートフォン決済ができる「オープン決済機能」、地域独自のクーポンやポイント、地域通貨などのデジタルバリューを導入できる「地域バリュー機能」など地域のキャッシュレス化と活性化を実現する決済機能を備えています。さらに、生活を便利にする様々なサービスとつながり、これらから得られるデジタルデータを利用者本人が活用でき、また個人情報を持たない決済ビッグデータを地域行政、地域事業者に還元する「データ利活用機能」を備え、地域利用者の利便性向上と地域の持続的発展を実現します。
詳細は以下URLをご参照下さい。https://www.tis.jp/service_solution/payment-platform/


TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。

TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

◆本件に関するお問い合わせ先
TIS株式会社 サービス事業統括本部
デジタルトランスフォーメーション営業企画ユニット PAYCIERGE総合窓口
E-mail:paycierge@ml.tis.co.jp

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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月