キヤノンITソリューションズ社員が第97回日本産業衛生学会において「優秀演題賞」を受賞
日本産業衛生学会は、産業衛生に関する学術の振興と勤労者の職業起因性疾患の予防および健康保持増進を図り社会の発展に寄与することを目的とした学術団体です。
広島県の会場およびライブ配信で開催された第97回日本産業衛生学会では、「変革期における産業保健のアイデンティティ ーサイエンスに基づく組織と労働者の両立支援ー」をテーマに、本学会参加者に向けて、大学/研究機関/企業などから、健康支援/メンタルヘルス/働き方/健康経営/労働安全衛生/職場改善などの領域において、取り組んでいる研究内容や成果が発表されました。
キヤノンITSは、R&D本部 先進技術開発部の中山正明を中心に、パソコンを使い業務を行う会社員のメンタルヘルスに着目し、映像データからメンタルヘルスの状態を推定する技術について、労働衛生を専門とする産業医の協力のもと研究を進めています。本学会に向けては、業務中の顔映像を撮影しながらストレススコアを予測する実験を行い、AIにより示された結果と本人へのアンケートによる結果の比較をもとに、顔映像からストレス状態を推定できる可能性について「顔映像解析によるメンタルヘルス状態推定技術の検証」と題して発表しました。
産業衛生の領域において映像解析技術/AI技術を取り入れた研究を実施したことや、メンタルヘルス状態を客観的な方法で評価する手法の確立への寄与などが評価され、約520の発表の中から、中山正明が「優秀演題賞」を受賞しました。
キヤノンITSは、今後も映像および画像認識技術やAI技術の研究を通じて、社会課題の解決につながる研究開発を進めてまいります。
●研究開発ホームページ https://www.canon-its.co.jp/company/strength/rd/
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