【国立映画アーカイブ】上映企画「TIFF/NFAJ クラシックス 映画監督 吉田喜重」開催のお知らせ
国立映画アーカイブでは、第37回東京国際映画祭(TIFF)との共催企画「TIFF/NFAJ クラシックス」として、2022年12月8日に逝去された吉田喜重監督(1933-2022)の特集上映を行います。数ある作品のうちから、劇映画10本に、ドキュメンタリー映画3本を加えた作品群(13作品、12プログラム)をすべて英語字幕付きで上映します。日本映画の前衛を牽引し、独自の映像表現を追求し続けた吉田監督の作品群を改めて回顧します。
見どころ
▼全ての上映作品を英語字幕付きで上映
『エロス+虐殺』(1970)のフランス公開後、国際的な評価が高まった吉田喜重監督。本特集では、国内外の幅広い観客にその魅力を体感していただけるよう、すべての上映作品を英語字幕付きで上映します。
▼多角的な視点から吉田監督を語るトークイベント開催
『秋津温泉』(1962)上映後のトークイベントでは、吉田監督と公私をともにした俳優の岡田茉莉子氏がゲストとして登壇します。また、吉田監督と共同著書を発表した舩橋淳氏(映画監督)や、吉田監督と親交のあったマチュー・カペル氏(映画研究者)の登壇を予定しています。
▼吉田監督のドキュメンタリー作品
ホームラン世界記録を更新する756号を打つまでの王貞治の軌跡を振り返る『BIG1物語 王貞治』(1977)や「愛知の民俗芸能」シリーズ(1992-1993)など、鑑賞の機会が限られていた吉田監督のドキュメンタリー作品を上映します。吉田監督の知られざる側面に光を当てるまたとない機会となるでしょう。
上映作品(13作品、12プログラム)
【劇映画】
『ろくでなし』(1960)/『血は渇いてる』(1960)/『秋津温泉』(1962)/『嵐を呼ぶ十八人』(1963)/『情炎』(1967)/『炎と女』(1967)/『エロス+虐殺』(1970)/『戒厳令』(1973)/『人間の約束』(1986)/『鏡の女たち』(2003)
【ドキュメンタリー】
『BIG1物語 王貞治』(1977)/『愛知の民俗芸能—聖なる祭り 芸能する心―』(1992)/『愛知の民俗芸能—都市の祭り 芸能する歓び―』(1993)
企画概要
企画名:TIFF/NFAJ クラシックス 映画監督 吉田喜重
(英題:TIFF/NFAJ Classics: Kiju Yoshida)
会期:2024年10月29日(火)-11月3日(日)
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU[2階]
主催:国立映画アーカイブ、東京国際映画祭 協力:現代映画社、松竹株式会社、国際交流基金
HP:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/tiff-nfaj-classics202409
問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
チケット:詳細は国立映画アーカイブのHPをご確認ください。
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