大学生65名と銀行がコラボしてSDGsを啓発 「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」の8年目がスタート

国立大学法人千葉大学

国立大学法人千葉大学の環境ISO学生委員会(以下、学生委員会)と株式会社京葉銀行(以下、京葉銀行)は、2017年度より協同でecoプロジェクト(https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/)を実施しており、SDGs達成に向けた取り組みを行っています。このたび2024年度の実施予定企画が決まりましたのでお知らせします。
  • 産学連携でSDGsに取り組む「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」

千葉大学と京葉銀行は2012年に包括連携協定を結んでおり、千葉大学で環境活動を主体的に担っている環境ISO学生委員会と京葉銀行が協同で、2017年から「ecoプロジェクト~7色の虹を千葉から未来へ」を実施しています。本プロジェクトでは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、まずは「地域の環境負荷削減と環境意識向上に貢献したい」という想いで、京葉銀行の行員や取引先企業、地域住民、千葉大学の学生などを含めた千葉県内の多くの方々を対象に、環境意識やSDGsの啓発活動を実践しています。
公式サイト  https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/

昨年度の実施内容はこちら https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000822.000015177.html


  • 1)京葉銀行による学生委員会の環境活動支援

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国内外の環境系のシンポジウムや大会等で、千葉大学の学生による先進的な環境への取り組みやSDGsの取り組みを発信していきます。これにより、サステイナブルキャンパスの推進に貢献するとともに、学生にとってはプレゼンテーションの経験や他大学との交流ができる機会となります。京葉銀行は学生派遣の旅費等の資金を提供します。

2024年度は、昨年度に引き続き、「タイ北部のチェンマイ大学でSDGsと持続可能性について学ぶ」という環境ISO学生委員会が参加するタイ留学プログラムを実施する予定です。また、中国で開催されるサステナビリティに関する国際会議や、京都、鳥取で開催される国内会議に、学生たちを派遣する予定です。

昨年度の実績はこちら https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000773.000015177.html


  •  2)学生による「エコアクション21」取得コンサルティング

京葉銀行の取引先企業に対し、学生が企業の「エコアクション21※」取得のコンサルティングを行っています。現在4社に対し、学生がエコアクション21 のコンサルティングや環境レポート作成補助を行っています。2024年度も取得に向けてコンサルティングを継続していきます。
※環境省が策定した環境マネジメントシステムのガイドラインで中小企業を主な対象とした規格です。

昨年度の実績はこちら https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000775.000015177.html


  • 3)学生が発案する「環境・SDGs貢献企画」について

地域の方々や学生、企業の方々に対して、SDGsの啓発につながる企画を行います。京葉銀行は主に個々の企画の開催段取りを行い、学生はコンテンツ作成・当日運営等を担当します。学生にとっては普段の学生生活ではあまり実現できない場で活動することができ、環境教育や実務教育の機会となります。 2024年度は以下の企画に注力して取り組む予定です。 


1.Let's Study SDGs

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小学校の学童クラブ等を対象に、SDGsに関するレクチャーとワークショップを行う企画です。昨年度は「楽しむだけで終わらないワークショップ」をテーマに、14校の学童クラブ等に通う約500名の児童に対してSDGsの啓発を行いました。今年は、さらに質の高いレクチャーとワークショップを提供し、20校での実施を目指します。

昨年度の実績 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000825.000015177.html


2.こどもエコまつり

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地域の子どもたちを対象に、身近なものを用いた工作やゲームなどを通じて、SDGsを学ぶ体験ができるイベントを開催する企画です。昨年度は2回開催し、合計で1000人以上の方に参加していただきました。今年度は、テーマパークなどにもご協力いただき、規模が大きなイベントを複数回実施することを目指します。

昨年度の実績 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000782.000015177.html


3.古着市

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千葉大や京葉銀行の関係者から集めた古着を、100円均一という格安で販売するイベントを開催し、売上を寄付するという企画です。今年度は売るだけではなく、「売れ残った古着をどのように再活用するか」という視点にも立って、活動の幅をさらに広げていきます。

昨年度の古着市 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000761.000015177.html


4.学園祭を覗いてみよう

これまであまりリーチできていなかった「高校生」を対象に立案した新企画です。高校生と連携して、高校の文化祭における環境対策を促進したいという想いから起案されました。今年度はまず、現状把握というステップとして、県内の高校の文化祭を対象に、環境への取り組みを取材して事例集を作り、広報します。


5.ダイバーシティ企画

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環境に留まらないSDGsの企画を実施しようと、昨年度はLGBTQ+について学び、千葉大と京葉銀行にて研修を実施しました。今年度は、発達障害に焦点を当て、学生ならではの視点で学ぶとともに、学んだ内容の発信にも力を入れていきます。

昨年度の実績 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000771.000015177.html


6.企業とともに考えるSDGs

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京葉銀行と協同するプロジェクトの強みとして、県内企業へのアプローチが挙げられます。本ecoプロジェクトでは、学生の社会勉強のひとつとして、企業に対するSDGs啓発活動も実施しています。本年度も県内の様々な企業の関係者に対して、SDGsやエコを啓発していける企画を実施します。

昨年度の実績 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000760.000015177.html


  • 2024年度プロジェクトリーダーのコメント(古賀貫太・法政経学部2年)

本プロジェクトは今年で8年目となります。2017年からの最初の3年間は「黎明期」として、学生の自由な発想を京葉銀行が受け止め、実現できる企画をどんどんやってみた時期でした。2020年度はコロナ禍でしたが、オンラインや非対面に変更しながらなんとかプロジェクトを進めた「維持期」でした。2021年度からの3年間は、対面での活動が徐々に再開し、関わる学生数もどんどん増え、実施する企画を増やし、環境以外のSDGs目標も対象とするなど、プロジェクトの幅をひろげていった「拡大期」でした。2024年度からは、これまで実施してきた企画をさらに発展・強化させるものもあれば、刷新して進化させていくものもある「発展期」です。

私たちは「発展期」のスタートとして例年よりも早く、昨年11月頃から今年度の計画を練ってきました。「より深く、実りのあるプロジェクトへ」をモットーに、企画の数を絞り、1つ1つに多くの学生が尽力できる体制を整えました。地域の皆様に良い影響を与えるとともに、学生にとってもさらに学びになるプロジェクトへ進化させられるように努力してまいります。そして、昨年までの活動経験が豊富な2,3年生と新たに入った多くの1年生、合計65人の力を合わせて、より良いプロジェクトを築いていきます。今年度もどうぞ宜しくお願い致します。


  •  本件に関するお問い合わせ

・千葉大学に関するお問い合わせ
 千葉大学環境ISO事務局 TEL:043-290-3572
・京葉銀行に関するお問い合わせ
 京葉銀行 経営企画部 広報グループ TEL:043-306-8065

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会社概要

国立大学法人千葉大学

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URL
https://www.chiba-u.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33  
電話番号
043-251-1111
代表者名
横手 幸太郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2004年04月