7本指のピアニスト、西川悟平が魂のアドバイス「チャンスは逃さず掴んでみる!そうすると、次のチャンスが加速してやって来ます」
『未来授業』 4月18日(月)~21日(木)19:52~20:00放送/『未来授業SUNDAY CLASS』4月24日(日)5:30~6:00放送 ※総集編
◆「完璧を求めるのではなく、魂で訴える」
これまで幾多の困難を乗り越えてきた西川悟平ですが、意外にも、「僕は自分で諦めたらいけないって言いながら、いつも諦めそうになるんです。折れそうになるんです」と率直に明かします。番組では、そんな時、彼を救ってくれた2つの出会いについて語ってくれます。
1つめは、恩師デビット・ブラッドショーとの出会い。音楽大学を卒業したものの、プロへの夢を突き進めず、和菓子屋に就職。そんな時、大ピアニスト、デビッド・ブラッドショーの日本公演の前座をつとめることになり、ブラッドショーに「本当は何がしたいの?ピアニストになりたいなら、すぐにNYに来なさい」とスカウトされます。「荒削りだけど、何かを訴えようとして弾いている」とブラッドショーが評した西川悟平の演奏は、やがて世界各国で評価されるようになります。
ところが2004年、ジストニアを発病して指が動かなくなるという過酷な運命に襲われます。そんな時、絶望の淵から救ってくれたのが、世界的に活躍するオペラ歌手・田村麻子との出会いでした。「動く指は何本あるの?」と聞かれて「右手が3本で、左手が2本」と答えたところ、「そうしたらアベマリアとか弾けるんじゃないの?私歌うから、伴奏弾いてくれる?」と言ってくれたといいます。
今は、上手に弾くことより、「一音一音、魂を込めて弾いている」という西川悟平。若い世代には「完ぺきを求めるのではなく、魂で訴えるような情熱があったら、絶対、形になる日がくる、と伝えたい」と熱く語りました。
◆「チャンスは逃さずに掴んでみる。すると、次のチャンスが加速してやってくる」
1999年、まだ和菓子屋につとめていた頃、いきなり約2000人も収容するリンカーン・センターのホールで演奏するチャンスが訪れた時のエピソードも明かします。「ビビって、出るのは嫌だと言ってしまった」という彼ですが、恩師・ブラッドショーの言葉で出演を決めたといいます。「それ以来、いつもそのことを思い出すんですけど、未完成でも、十分に準備ができていなくても、一か八かチャンスは逃さずに掴んでみるということ。そうするとチャンスの神様って加速するんです。1回チャンスをつかむと、加速して次のチャンスがやって来ます」と語りました。
さらに、1曲弾くのに7年かかったという懸命なリハビリの様子や、心が折れそうになった時に自分に言い聞かせている言葉など、チャレンジする全ての人に勇気をくれるエピソードが満載です。放送は4月18日(月)~21日(木) 19:52から。
さらに総集編を『未来授業SUNDAY CLASS』で4月24日(日)5:30から放送します。どうぞご期待下さい。
《番組概要》
◇タイトル: 『未来授業』 (月~木)19:52~20:00放送)
『未来授業SUNDAY CLASS』 (日5:30~6:00放送)
◇放 送 局:TOKYO FM
◇内 容:TOKYO FMをはじめとするJFN38局が毎年開催している、大学生を対象としたインタラクティブ型公開授業「FMフェスティバル 未来授業~明日の日本人たちへ」のレギュラー番組。日本が世界に誇る「知のフロントランナー」を講師に迎え、未来の日本人たちへ送るアカデミックな授業をお届けします。
◇提 供: NEC、川口技研
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