<接客力や技術力を競う大会を開催>第55期 アデランス全国技術競技大会

~アデランス、フォンテーヌで計8部門から優勝者を決定~

株式会社アデランス

 毛髪・美容・健康のウェルネス事業をグローバル展開する株式会社アデランス(本社:東京都品川区、代表取締役社長 津村 佳宏)は、お客様にご満足いただける「最高の技術」の更なる向上を目的とした、「第55期 アデランス全国技術競技大会」を2024年1月16日(火)に全理連ビル(東京都渋谷区)にて実施しました。

 「アデランス全国技術競技大会」は、1980年から開催している当社の歴史ある大会で、今年で29回目を迎えます。オーダーメイド・ウィッグの作製指示やカット、ブロー、スタイリングなどの技術力を競う「フリースタイル部門(メンズ・レディス)」のほか、長期連続着用タイプのウィッグ「ヘアシステム」における取り付け・スタイリング技術や再現力を競う「ヘアシステム技術部門(メンズ・レディス)」、おもてなしレベルや商品知識、接客力を競う「ヘアシステムアドバイス部門」、新卒入社3年目までの若手社員を対象とした「新人スタイリング部門」を実施しました。全国のアデランス、レディスアデランスの店舗や国内事業本部などで働く理美容師の資格を有する者(2024年1月31日時点該当852名)の中から、優勝者と入賞者を決定しました。


 「ロープレ部門」、「スタイリング部門」は、フォンテーヌのレディメイド・ウィッグ販売員を対象に、接客力やレディメイド・ウィッグ(既製品)のカット、スタイリングなどの技術力を競う社内大会として、2017年に初めて開催しました。今年で第7回目となり、接客力を競う「ロープレ部門」と技術力を競う「スタイリング部門」の2つの部門において、フォンテーヌの百貨店・直営店・GMS店舗、ハイネットの店舗で働く販売員(2024年1月31日時点該当631名)の中から、優勝者と入賞者を決定しました。

  

「第55期 アデランス全国技術競技大会」

左から)当社会長 根本、新人スタイリング部門優勝 佐生、ヘアシステムアドバイス部門優勝 中台、ヘアシステム技術部門/メンズ部門優勝 鈴木、フリースタイル部門/メンズ部門優勝 西山、レディス部門優勝 小沼、ロープレ部門優勝 脇田・稲垣、スタイリング部門優勝 岩月、当社社長 津村



「第55期 アデランス全国技術競技大会」優勝者一覧


左から)<フリースタイル部門>メンズ部門優勝 アデランス渋谷 西山 彰の作品、 <フリースタイル部門>レディス部門優勝 美材ルート事業部 小沼 かなえの作品、 <スタイリング部門>ハイネット 松坂屋名古屋店 岩月 郁代の作品左から)<フリースタイル部門>メンズ部門優勝 アデランス渋谷 西山 彰の作品、 <フリースタイル部門>レディス部門優勝 美材ルート事業部 小沼 かなえの作品、 <スタイリング部門>ハイネット 松坂屋名古屋店 岩月 郁代の作品

■「第55期 アデランス全国技術競技大会」概要

開催日:2024年1月16日(火)

開催場所:全理連ビル

会場審査員:株式会社アデランス 代表取締役会長 根本 信男、代表取締役社長 津村 佳宏、当社取締役、執行役員などの審査員26名。


<アデランス>

応募資格:株式会社アデランスに在籍し、アデランス、レディスアデランスのサロン、国内事業本部などで勤務する理容師または美容師の資格を有する者

選考の流れ:全国のアデランス、レディスアデランスの店舗を8のエリアに分け、各エリアと各部署から選抜された選手が出場。「フリースタイル部門(メンズ・レディス)」「ヘアシステム技術部門(メンズ・レディス)」「ヘアシステムアドバイス部門」「新人スタイリング部門」の計4部門から優勝者と3位までの入賞者を決定。

 

<フォンテーヌ>

応募資格: 株式会社アデランスに在籍し、フォンテーヌの百貨店・直営店・GMS店舗で勤務する販売員およびハイネットの店舗で勤務する販売員

選考の流れ: フォンテーヌの全国の店舗を8のエリアに分け、各エリアから選抜された選手が出場。ハイネットからは各部門1名ずつを選出し、各部門合計9名の中から優勝者と2位入賞者を決定。



■フリースタイル部門

 フリースタイル部門では、出場者が指示をして作製したウィッグを、カットウィッグ(マネキン)に取り付け、制限時間1時間でカットやスタイリングを行います。それぞれが予め設定したテーマに沿って、毛材の長さや量、色の組み合わせなど全て自由なスタイルで競いました。今年は、自社開発の人工毛の特長を生かしたグラデーションのカラーリングや毛流れ、特徴的なシルエットの作品が揃いました。


<選考の流れ>

 「メンズ部門」8名、「レディス部門」9名の合計17名の選手が出場。審査員は「メンズ部門」、「レディス部門」それぞれ1つの作品に投票し、会場で各部門の優勝者と3位までの入賞者を決定。


▶ メンズ部門優勝者紹介

アデランス渋谷 西山 彰

【作品テーマ】

「躍動」


【受賞コメント】

 はじめは自信がありませんでしたが、競技が始まり、徐々に手ごたえを感じました。前日の夜まで練習した渾身の作品です。日々の業務で時間がない中、短い時間でいかに仕上げるか、最大限できることをし、満足の作品ができたと感じています。ウィッグを使っているお客様にどれだけご満足いただけるか、技術で違ってくるので、これからも技術向上に精進していきたいと思います。


【作品について】

 白髪のウィッグにヘアマニキュアでカラーリングをして、色彩にこだわりました。目を引くカラーと毛束の動きを綺麗に表現したかったため、離れてチェックしながら全体的な形のバランスに気を付けました。カラーのグラデーションにテクニックが必要でした。練習の段階で様々なスタッフから意見をもらい、賛否両論ありましたが、自分を信じて攻めた作品にしました。


レディス部門優勝者紹介

美材ルート事業部 小沼 かなえ

【作品テーマ】

「CORAL」


【受賞コメント】

 3度目の出場だったので、結果を出したいという気持ちが強くありました。昨年は美材ルート事業部の出場者がメンズ部門で優勝したので、史上初の“美材ルート事業部で2連覇”も目標に、意識して取り組みました。当部署では理美容室へウィッグの販売をしているので、人毛と違う質感を生かして作れるバリエーション、なりたいスタイルは幅広く提案していきたいと思います。

 

【作品について】

 シルエットは、トップ・サイドの面をつくることを意識し、全体のシルエットの大きさやバランスを意識しながら色も目立つような作品にしました。「CORAL」には海のサンゴという意味があります。海中のサンゴには赤、黄など暖色系のものもありますので、“海=青い”というイメージだけでなく、様々な色の生き物をイメージして、海っぽくない海、という違った視点で作製しました。




■ヘアシステム技術部門、ヘアシステムアドバイス部門

 ヘアシステムはご自身で着脱を行う必要がなく、約3~4週間※、着用したまま日常生活を過ごすことができるウィッグです。全国の社員が技術を磨き、大会で切磋琢磨することで、進化を続けるヘアシステムに必要とされる技術力向上を図ることを目的にしています。    

※個人差があります

 

「メンズ部門」「レディス部門」は、制限時間40分で、出場者が事前にカット・カールしたヘアシステムをマネキンに取り付け、あらかじめ指定された「見本スタイル」に合わせてスタイリングを行います。ヘアシステムアドバイス部門では、ヘアシステムをお客様にお勧めする接客の様子を「トーク力」、「振る舞い」などの項目を基準に動画審査します。        


<選考の流れ>

 「メンズ部門」「レディス部門」「アドバイス部門」各8名ずつ、計24名がエントリー。技術部門では、ウィッグの取り付けからスタイリングするまでの一連の流れを「手際の良さ」、「取り付け位置」、「仕上がりスタイルが見本通りになっているか」などの項目でリモート審査しました。また、選手は完成品を撮影して提出し、審査員はリモート審査と写真のそれぞれ、もっとも良いと感じた選手に投票。アドバイス部門は、選手が提出した撮影動画を審査員が視聴し、大会前にオンライン審査。いずれの部門も、優勝者と3位までの入賞者を決定しました。(「メンズ部門」は2位が同率で2名のため、2位までを決定)


メンズ部門優勝者紹介

アデランス釧路 鈴木 映全

【受賞コメント】

 本番どうなるか、分からないところはありましたが、店長という立場もあり、自信はありました。自分が審査員になったつもりで仕上げ、サイドのボリュームと、横から見た時のフロントのボリュームでバランスをうまくとれたところが優勝のポイントだと感じています。メンズとレディス両部門で優勝ができたので、北海道のお客様にヘアシステムをご愛用いただけるよう、今後も取り組んでいきたいです。


▶ レディス部門優勝者紹介

アデランス札幌 奥田 夕貴

【受賞コメント】

 日頃よりお客様に技術を提供しているので、大会で評価され、とても嬉しく思います。シルエットのバランスを考え、事前準備を行いました。優勝できるよう、各パートや360度から見たバランスを意識して確認しながら仕上げました。全体の仕上がりを含め、本番では練習通りにできました。お客様に技術を提供する際も一人ひとりに合わせた取り付けや技術を行えるよう、今後も努力していきたいと思います。


アドバイス部門優勝者紹介

アデランス高槻 中台 由羽

【受賞コメント】

 優勝するつもりで臨んでいたので、自信はありましたが、優勝できて安心しました。去年の優勝者の動画を拝見するなど、分析して大会に臨みました。審査員の方々の視点を意識して、自分で用意した書類を画面上で見えやすくすることや、メリハリのある話し方を意識しました。これからも後輩の手本となり、会社を支える人物になれるように頑張りたいと思います。



■新人スタイリング部門

 「新人スタイリング部門」では、若手社員のウィッグの取り付け技術やスタイリング技術を競います。若手社員の技術力向上やモチベーションアップに繋げるため、昨年再開した部門です。出場者は制限時間30分で、事前にカット・カールしたウィッグをマネキンに付け、あらかじめ指定された「課題スタイル」に合わせてスタイリングを行います。審査では競技中の「手際の良さ」、「丁寧さ」や、「課題スタイルに忠実な仕上がりになっているか」が評価のポイントとなります。


<選考の流れ>

 新卒入社3年目までの若手社員の中から参加者を募集。一定以上の技術があると判断された7名が出場し、会場にて優勝者と3位までの入賞者を決定しました。


新人スタイリング部門優勝者紹介

国内事業本部 佐生 琴巴

【受賞コメント】

 入社1年目ということもあり、会場に着いたときからずっと緊張していて、競技が始まるまで不安を感じていました。しかし、毎日のように必死に練習してきたため、緊張しながらもスムーズに手を動かすことができ、段々と競技に集中することができました。別部門での優勝を目指して、これからも技術を磨いていきたいです。



■ロープレ部門

 「ロープレ部門」では、お客様がご来店されてから、ウィッグのご試着までの一連の流れを10分間で行い、接客スキルを競います。審査員は「おもてなしの心」「コミュニケーション力」「商品情報」「接客されたいと思ったか」「お客様の魅力を引き出したか」の5項目で評価し、最も良いと思った選手に投票し、その数が一番多かった出場者が優勝者となります。今年は動画にて事前審査を行い、同率で2名の優勝者が決定し、大会当日に会場で優勝者と2位入賞者の発表を行いました。


ロープレ部門優勝者紹介

天満屋岡山店 フォンテーヌ クチュールコーナー 脇田 苑佳

【受賞コメント】

 ベテランの方々が出場しているなかで、優勝に選んでいただけて嬉しいです。過去の動画を見たり、商品の基礎知識を見返したりしましたが、本番では頭が真っ白になってしまい、いつも通りの自然な接客を心がけました。会話を意識して手を動かしながら、お連れ様にもお声掛けをするなど3人で会話が楽しめるように努めました。自信につながったので、今後は堂々と商品をお客様に紹介できるように頑張りたいと思います。


ハイネット 大丸札幌店 稲垣 仁美

【受賞コメント】

 入社して10年目で大会初出場でしたが、自分にもまだ、こんな“初めて”があるんだな、という気持ちと嬉しさと恥ずかしさですが、“初めて”を経験させていただき、嬉しく思います。今回は動画審査だったので、どうすれば動画でもうまく伝わるか、今ある商品をどうやったらより魅力的に届けられるか、ということを考え、見直しました。商品特長なども見直し、このウィッグはこういう商品だ、というストーリーを自分の中に落とし込みました。そうすることでより自信をもって提案できるということに改めて気づき、今回の経験が今後に繋がると思いました。



■スタイリング部門

 「スタイリング部門」では、フォンテーヌのブランド「フォンテーヌ デザイナーズ ウィッグ(FDW)」のフルウィッグ「DF08(カラー:R214)」を各自が考えたテーマに沿って、制限時間60分でカット、セットを行います。完成した作品の「スタイルの完成度」「テーマの雰囲気が表現できているか」を基準に、審査員がもっとも優れていると感じた作品に投票し、会場で優勝者と2位入賞者を決定しました。


スタイリング部門優勝者紹介

ハイネット 松坂屋名古屋店 岩月 郁代

【作品テーマ】

「日常からいつもと違う私」


【受賞コメント】

 実は大会出場が決まったときは「私で良いのか」と戸惑いもありましたが、周囲の厳しくも温かい後押しやアドバイスを頂きながら練習を重ねてきました。その甲斐もあって、緊張もあまりせず、競技に集中できました。今後も技術を磨き、お客様に愛される商品を提供することで、会社の成長に貢献していきたいです。

 

【作品について】

 テーマは「日常からいつもと違う私」。マンネリ化した日常から、お洒落をしてお出掛けされる方や子育てが終わり、自分の時間を大切にされている方をイメージして作りました。動きのあるデザインが好みなのでアピールポイントにし、毛先を遊ばせるスタイルを目指しました。サイド部分はミックス巻きを基調にして、トップ部分は根元巻きにしつつ、毛先はストレートに。いろいろな巻き方を施すことで動きのある毛流れにし、華やかな印象になるように仕上げました。


■「アデランス全国技術競技大会」について

  「アデランス全国技術競技大会」は1980年から開催されている当社の歴史ある大会です。全国の技術者が技だけでなく、センスや発想力を競い、互いを高め合うことで、日頃の教育・育成の集大成を再確認する機会となっています。お客様に心からご満足いただける最高の商品を提供するべく、今後も努力と研鑽を重ね、経営理念である「最高の商品」「最高の技術と知識」「心からのおもてなし」の実現を目指してまいります。


■ヘアシステムについて

 ヘアシステムはご自身による着脱が不要の長期連続着用タイプのウィッグで、約3~4週間※、ウィッグを着けたままお過ごしいただけるため、近年人気が高まっています。自髪のようにシャンプーやスポーツをしたい、着用したままで長期間過ごしたいといったご要望に応えることができ、着脱タイプのウィッグにはない自髪感覚でお過ごしいただけます。当社では、「アデランスフリーダム ジェントルクラブ」や「アデランスゴールド」など、様々なヘアシステム商品を取り揃えています。              

※個人差があります

商品ページ:https://www.aderans.co.jp/mens/products/














株式会社アデランスは、おかげ様で2023年をもって創業55周年を迎えました。新時代を表す「NEXT ADERANS」として掲げ、創業当初からの理念「世界のブランド アデランス」を目指し、毛髪・美容・健康・医療のグローバルウェルネスカンパニーとして夢と感動を提供し続けていきます。

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会社概要

株式会社アデランス

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URL
http://www.aderans.com/index.html
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都品川区東品川四丁目12番6号 品川シーサイドキャナルタワー
電話番号
-
代表者名
鈴木 洋昌
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1969年03月